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SYSTEMA PTW用FETとしては最小サイズらしいAIRO Mini FET for PTWを購入

記事作成日:2015年1月29日

実は、去年(2014年)の秋辺りから私のトレポンが凄く不調で正常に動作しなくなっていました。
色々調べていくとどうやらFET基盤が死んでる(具体的にどのパーツが死んでるかは不明)らしい事が分かり、FET買い換えないとなーと思っていました。

SYSTEMA純正品だと2万円近くするので、今回はサードパーティ製のFET、AIRO Mini FET for PTWを購入する事にしました。
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AIRO Mini FET for PTWは、SYSTEMA PTW(トレポン)用のFETとしては最小サイズらしく、純正(2012年モデル)と比較すると1/3位の大きさしかありません。
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バッテリー側のコネクタはタミヤコネクタ(いわゆるラージバッテリーサイズ)。
モーター側はSYSTEMA純正と同じくらいの太さのケーブルです。
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SYSTEMA純正と同様にミニ平型ヒューズが付いているのですが、SYSTEMA純正が45Aに大して、AIRO Mini FET for PTWには30Aのヒューズが付いていました。
まあ、ノーマル(M90SP)のシリンダーで使うなら30Aあれば十分だと思われます。
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このAIRO Mini FET for PTWで驚いたのがヒートシンクに当たる外装パーツが一切固定されていない所。
ケーブルを引っ張ればズルズルと、普通に基盤が抜けます。
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FETのゲートに熱伝導グリスが塗られているのが分かります。

そして、FETのゲートをヒートシンクに押し付ける為に棒状のゴム素材(SYSTEMA純正のHOPテンションみたいなやつ)が、基盤とFETの間に挟まっています。
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安いだけ合って色々と雑な作り・・・。
まあ、使用上は問題無いと思うので気にしない事にします。

という訳で、組み込みを行います。
今回、組み込みを行うのはSYSTEMA PTW 2012年モデルのチャレンジキットです。
基板類はノーマル、モーターはKUMIモーターに交換しています。

組み込みを始める前にモーター側のケーブルの+側に印(赤色の熱収縮チューブ)を付けておきます。
銀ケーブルなので、組立途中にどっちが+かーか分からなくなると困りますからね・・・。
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続いて、コネクタをタミヤタイプからT字に交換します。
私が使っているバッテリーはほぼ全てT字コネクタで統一されているので・・・。(コン電とハニーバジャー専用バッテリーのみマイクロT字)
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という訳で、制御基板に取り付けます。
制御基板はSYSTEMA純正ですが問題なく取り付けれました。
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続いて、ギアボックスをフレームに組み込んでいきます。
ここでちょっとトラブルというか面倒な事に。
SYSTEMA純正の信号線は最初からケーブル同士が接着されており、束になっているのですが、AIRO Mini FET for PTWはバラけているので収納するのに一苦労・・・。
信号線非常に細いので、うっかり傷をつけないように押し込んでいきます。
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ギアボックスがフレームに収まったら念のため再び+側にマーカーを付けます。
これで、FET側とモーター側の2箇所にマーカーが付きました。もう、間違える事は無いでしょう。
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続いて、ケーブルの長さを調節してモーターにハンダ付けします。
このハンダ付けだけは未だに慣れない・・・。実は1回失敗(グリップが入らなくなった)してます。
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という訳で、この状態で動作チェック。
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結果は、セミオート、フルオート共に問題なく動作しました。
とりあえず、これでトレポン復活です。

と言っても、トレポンクラスのレスポンスを持った銃(通常電動ガン)なら他にもありますし、飛距離も精度もそっちの方が高いのでサバゲーで使われる機会は少ないでしょうね・・・。