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DSG M4ことキメラM4でまれにアウターバレルにBB弾が当たって弾道が変わってしまう問題を修正

記事作成日:2015年12月24日

DSG M4ことキメラM4(BTC Chimera MK2を搭載しているというのと、色んなメーカーのパーツを組み合わせて作られた”キメラ”な銃なのでこの名前にした)ですが、DSGのエアー量で調整する為にバレル長が今まで以上に短くなっています。

その為、まれにアウターバレルにBB弾が当たってしまうという問題がちらほら起きました。
色々と調べていくとこれの原因はBTC Chimera MK2で設定しているプリコック機能である事が分かりました。

普通の電動ガンであれば弾が発射された瞬間には既にモーターやギア、ピストンの動きが停止しているのですが、この銃はプリコック機能を使っている為弾が発射された後でもピストンを交代させる為にモーターが回り続けます。
その為、微妙に銃が揺れてしまうのです。

という訳で、この問題を解決するには3つの方法があるかと思います。

  • そもそもプリコックをやめる
  • アウターバレルの長さをインナーバレルと同じ長さにする
  • アウターバレルの内径を広げる

1番目は一番楽な方法ではありますが、この銃の目的(レスポンス再優先)から外れてしまうので、候補からは除外。2番目も個人的にこの長さのバレル長が気に入っているので今回は3番目の方法を取りました。

という訳で、バラします。
フロント分解状態でもインナーバレルがくっついてるというのは中々に不思議な構図ですよね・・・。
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これが問題のアウターバレル。
先端に弾があたった痕跡がしっかりあります。
ちなみにこの跡は、調整時どこをどれ位削れば良いのかを判断するために数百発セミ・フルで撃って付けたものです。
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という訳で、角度の異なる2種類のテーパーリーマーを使って内側を削っていきました。
2mm程内径が広くなっています。
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とりあえず、これで弾がアウターバレルに当たるという問題は解決出来ました。

ついでに、いっつもフレームロックピンがハンドガードに干渉して抜差ししにくかったので、ハンドガードを削りました。
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とりあえず、これで次のサバゲーでメインで使えそうな感じに仕上がりました。
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オマケ

キメラM4のバッファーチューブ内バッテリー化計画も徐々に進めていかねば・・・。
今はストック内バッテリーなので、必然的にストックがごっつくなってしまうのが嫌なんですよね。もっとスリムなストック使いたい。
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