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SYSTEMA PTW リコイルモデルの「撃ってると勝手にボルトストップが動く」という問題を解消させました

記事作成日:2016年8月31日

先日のサバゲーレポート(サバゲー自体のレポートはしてないが)でも書いたとおり、SYSTEMA PTW リコイルモデルのボルトストップは、まだ弾が残っているのにも関わらず勝手に動いて動作を停止させてしまいます。
リコイルの強いガスブロ長ものとかと同じような症状なのですが、リコイルの振動でボルトストップが動いてしまうのです。

ゲーム中やシューティングレンジで撃ってる時などで、「あれ?もう弾切れたの?」というような状態が多々ありました…。
当然、手動でボルトストップを押してやればまた撃てるようになるのですが、ゲーム中にそんな事が起きたら非常に迷惑なので、修正する事にしました。

しかし、なんでリコイルトレポンはマグネティックのボルトストップやめちゃったのかなぁ…。
マグネティックだったら絶対こんな事起きなかったはずなのに…。

という訳で、これがリコイルトレポン純正のボルトストップです。
形状が特殊なので、既成品との互換はありません。(形状は似てるので加工すれば付けれると思いますが…)
スプリングは結構長いですがテンションは弱めで、先端にテンションを調整する為だと思うのですがイモネジが付いています。
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このイモネジをネオジウム磁石に替えればマグネティックボルトストップの完成なんですが、なんでSYSTEMAがマグネティックの採用を見送ったのかが分からないので、今回はスプリングテンションを調整する事でなんとかしようと思います。

まず、手元にある適当なスプリングを拝借、長さを調整していきます。
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最初はイモネジを活かした状態で調整をしていたのですが、色々動作検証を繰り返していった所イモネジ無しの方が安定する事が分かったので、イモネジは無しにしました。
ちなみに、硬さや長さの異なるスプリングを3本試して最も動作が安定した構成がこれ。
左側に置いてるシムは、ボルトリリースレバーののガタツキ防止用の物です。厚さは0.2mm。
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リコイルの振動で動かないようにする為に、スプリングテンションは結構強めにしています。
その為、今度は弾を撃ち尽くした後のボルトストップが正常に動作しなくなったので、ボルトリリースレバーに少しプラ板を貼ってかさを増しました。
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ほんのちょっと(0.5mm位)ですが、この程度で大丈夫です。
1mmとか、厚すぎるとマガジンを挿入した時にボルトリリースレバーが常に押し上げられた状態になってしまい、撃てなくなってしまいます。

最初1mmのプラ板を貼って、少しずつ削っていき、最終的に上記写真の厚さで落ち着きました。

何度もボルトリリースレバーを付けたり外したりしたせいで少しレシーバー側に傷が付いちゃいました…
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とりあえずこれで安心してサバゲーでも使えそうです。