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VFC/SocomGear製電動ガン、XCR-L Micro UrbanGrayを買いました

記事作成日:2017年2月17日

ロビンソン・アーマメント社から正式にライセンスを受けて作られた電動ガン、XCR-L Miniの新色、UrbanGray(アーバングレー)を買ってみました。
黒とかTANは以前から出ていましたが、UrbanGrayは最近登場した色になります。

こちらの電動ガンは、恐らく製造(電動ガン化)がVFC、企画やライセンス周りはSocomGearといった所だと思います。
もしくは、VFCの技術提供を受けてSocomGearが作ってるという可能性もありそうですね。
まあ、ここらへんは非常にややこしいので中の人に聞かない限り正確な情報は出てこないでしょうけど…。(私が言ってる事は全て憶測です)

という訳で、VFC/SocomGear XCR-L Mini UrbanGrayのファーストインプレッションになります。
今回の記事では外観のレビューのみになります。

ちなみに、巷では「グレーと思ったら緑色だった」とか「サンプルと色違うやん」と色々言われてますが、確かにサンプルとは色が違います。
これは不具合ではなく、「そういう仕様になった」という事のようです。

自分の購入したモデルも緑色かと言われると微妙な所。
Twitterで回ってきた画像と比較すると緑っぽさは少ないですが…。もしかしたら、個体によって色が違うのかもしれません。
私が購入した個体は、Photoshopを使って調べた所、HSBカラーモデル上は青色と緑色の中間、青色よりの水色といった感じでした。

尚、サンプルの写真はストックもグレーでしたが、製品版では黒色です。
これは個体差とかじゃなくてこういう仕様に変わったのだと思われます。

まずは、付属品のフロントサイトとリアサイト。
共にフリップアップ式で、材質はアルミとスチール。
フロントサイトの凸が非常に細いのが特徴的です。
リアサイトはKACっぽい感じですが、KACの奴より少し小さいですね。

フロントサイトとリアサイトを取り付けた状態。

マガジンはノーマルマガジンが付属してきます。
正直レビューする程の物でもない、普通のSTANAG型のアルミマガジンでした。
めっちゃ軽いです。

反対側には注意書きのシールがベタベタと…。
こういうシールって剥がす時に塗装も一緒にハゲそうで怖いんですよね…。(XCRは大丈夫でしたけど)

シールを剥がした所で外装を見ていきます。
まず、マズル〜ハンドガードから。

フラッシュハイダーはM4等で使われているバードケージです。
材質はVFCらしいスチールで、油ギトギトです。
アウターバレルはアルミ製。

ハンドガードの上下左右に20mmレイルが付いていますが、微妙に整形が荒くレイルの溝がフラットになっていません。
特に左右が結構凸凹してますね。
まあ、こんなの気にしてたら海外製のエアソフトガンなんて使えません。
というか、マルイだってロットによっては精度悪いやつあるし…。

ハンドガード上部の穴からケーブルとタミヤミニコネクタが出ています。
ハンドガードにバッテリーボックス(PEQ風の奴とかそういうの)を付けて使う事を想定してるのだと思うのですが、バッテリーボックスは付属しません。
また、後述しますがレシーバー上部にスティック型のバッテリーを入れる事も可能です。

ちなみに、アウターバレル上部のガスピストン部分に付いているガスの流量を調整する為のノブですが、なんとライブでした。
ロックボタンを押しながらノブを回すと回ります。

続いて、レシーバー周り。
アッパーとロアーで色が違うのは仕様のようです。

マグウェル部にXCRのロゴが彫られています。
グリップは普通のA2グリップのように思えますが、こちらは専用品です。
普通の通常電動ガン用のM4グリップとは互換が無いので注意が必要です。(大手術すれば付けれそうですが…)

マガジンキャッチはパット見普通のAR15系と互換がありそうな感じ。
試してはいませんが、普通に実物やVFC互換のマガジンリリースボタンなら付けれそうな気がします。

レシーバーの反対側はこんな感じ。

マグウェル部にロビンソン・アーマメント社のロゴ等が彫られており、マガジンキャッチの上辺りにシリアルNOが印刷されています。
セレクターレバーはFN SCARや一部の民間AR等で採用されている、最近流行りの45度セレクター。

セーフ(S)が0度、セミ(F)が45度、フル(A)が90度になっています。
これは慣れが必要ですね…。M4みたいな90度のセレクターに慣れてると、セミに入れたつもりでフルに入ってしまう…。

レシーバー左側に付いているチャージングハンドルはライブです。
引くとボルトストップが掛かり、止まります。

当然、インジェクションポートとも連動しており、後退状態で保持され、ドラム式のHOPダイアルが現れます。

ボルトリリースボタンはマグウェルの下側にあります。
グリップを握った状態で、人差し指を伸ばせば操作出来ます。

最後にストックを見ていきます。
先述しましたが、UrbanGrayでもストックは黒色です。

ストックはXCR-Lに比べると少し短くなっています。
ハンドガードやバレルだけではなく、ここもMiniになってるようです。

頬が当たる部分にはスポンジが巻かれています。
バットプレートは樹脂製です。

こちらのストックは折りたたみ可能で、上部のボタンを押す事でロックが外れ、折りたためるようになります。

折り畳んだ状態だとこんな感じ。
FN SCARみたいな感じでちょっと下に曲がった形で折りたたまれるようです。

長さ比較。
XCR-L Miniの長さはこんな感じで、CZ EVO3A1 SCORPION以上、M4 CQB-R未満といった感じ。
私としては丁度中間の長さの銃が手に入って嬉しいです。

せっかくの「UrbanGray」なので、同じ色合いのSIG SAUER ROMEO4Bを乗せてみる事にします。
こんな感じでロアレシーバーの色とROMEO4Bの色はほとんど同じです。
表面の仕上げが違う(XCR-L Miniはザラザラしたマットな感じ、ROMEO4Bはツルツルして光沢があります)ので、全く同じ見た目とは言えませんが…。

アッパーレシーバーと色が異なるので、ROMEO4Bを乗せるとこのようにサンドイッチされたような感じになります。
期待通りでいい感じです。ただ、ROMEO4Bはリコポン用だしなぁ…。もう1台買うか…?(ショットショー2017で新型発表されたし)

最後にバッテリーについてです。
私は外部バッテリーではなくレシーバー内部にバッテリーを入れるつもりなので、ハンドガードから飛び出しているケーブルは不要になります。

まず、レシーバーのピンを抜くとアッパーとロアーを分離させる事が出来ます。

分離させるとこのようにストック側にタミヤミニコネクタが付いています。
まずこのコネクタを外します。

続いて、ハンドガードの穴から飛び出しているコネクタを外します。
リムーバーを使って外してもいいですし、もし使わないなら切断してしまっても良いでしょう。

こうする事でレシーバー上部にバッテリーを入れる事が出来るようになります。
入るバッテリーのサイズはLiPoのスティック型バッテリーが限界だと思います。
ニッ水は試していませんが、恐らく入らない気がします。
また、スティック型でもPTW用などの少し太めの物は入りません。

イーグルフォース製の11.1V 900mAh 30C+αなバッテリーはピッタリ入りました。(ピッタリというか、ギリギリです)

という訳で、VFC/SocomGear XCR-L Mini UrbanGrayのファーストインプレッションはこんな所です。
既に分解は終わっているので、また後日分解レビューを掲載していくつもりです。

買ったその日の内に分解するのはデフォルトですね。

ちなみに、以前のモデルも少し触っているので、分解レビューでは以前のロットとの差異も紹介していこうと思います。(ちょくちょく仕様が変わってました)


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