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1.5Ω〜0.2Ωまで幅広いアトマイザーヘッドに対応するアトマイザー、Joyetech CUBIS PROを購入

記事作成日:2017年4月28日

0.2Ω、0.3Ω、0.4Ω、0.5Ωなどといった、低めのオーム数(「サブオーム」と呼ぶらしい)のアトマイザーヘッド(コイル)しか使えないアトマイザーしか持っていなかったのですが、1Ω以上の物も試してみたくなったので、新たにアトマイザーを買いました。

という訳で、今回購入したアトマイザーは「Joyetech CUBIS PRO」という製品です。
「シルバー」「黒」「白」「赤」「青」「オレンジ」等、色々なカラバリがあるのですが、私は「シルバー」を購入しました。

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内容物はこんな感じ。
アトマイザー本体、各種アトマイザーヘッド、樹脂製ドリップチップ(アトマイザーに付いているドリップチップはアルミ)、パッキン、コットン、説明書などの書類です。

本体付属のアトマイザーヘッドは4種類。
Notch coil(0.25Ω)、LVC Clapton(1.5Ω)、BF SS316 (0.5Ω)、QCSコイルになります。
ちなみに「QCSコイル」というのは中のコットンが交換可能な構造になっているアトマイザーヘッドで、抵抗値は0.25Ωのようです。

今回は1Ωのアトマイザーヘッドを試したかったので、別途1Ωのアトマイザーヘッドを別途購入しています。
5個セットになっている奴です。

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Joyetech CUBIS PRO本体はこんな感じ。
まあ、そんな変わった形状ではありませんが、リキッドの注入やコイルの入れ方がちょっと特徴的な気がします。

どう特徴的なのかと言うと、蓋の方を外すとこの通り、アトマイザーヘッドを取り付けるネジが蓋側にあるのが分かります。

アトマイザーヘッドを取り付けるとこんな感じ。
普通アトマイザーヘッドはリキッドを入れるタンク側に付いている物だと思っていたのですが、こういう製品もあるのですね。

そして、この構造ゆえ、リキッドを入れる時に「リキッドをタンクに並々入れてはいけない」という注意が必要になります。
例えばリキッドをタンクに半分位入れます。

この状態で蓋を締めるとアトマイザーヘッドがリキッドに沈むので、アトマイザーヘッドの分だけ嵩が増します。
つまり、満タンに入れると蓋を締めた時に溢れてしまうのです。

まあ、この点さえ気をつけておけばリキッドは入れやすいですし、リキッドを使い切らなくてもアトマイザーヘッドが交換出来るので、結構便利なんですがね。

という訳で、Joyetech CUBIS PROをTHORVAP iBox TC 60Wに取り付けて吸ってみます。
尚、リキッドは「BI-SO グリーンアップルメンソール」と「Snowfreaks NITRO ORANGE」で試しました。
ワット数はアトマイザーヘッドに書かれている推奨ワット数である10〜25Wで試しましたが、15Wが一番丁度良い感じだったので15Wで使っています。

Joyetech CUBIS PRO + 1Ωアトマイザーヘッドを使ってみての感想

まず、吸い始めて感じたのは「吸いづらい」という事。
Joyetech CUBIS PROのエアフローの穴が狭いのか、それともエアフローの穴がアトマイザー上部に配置されているという構造的な問題なのか、私が今まで使ってきた「THORVAP」や「Aspire」のアトマイザーと比較すると、かなり強めに吸わないと吸い込めないのです。

そして、吸い始めた最初の数回は気化していないリキッドが口の中に入ってきました。
原因はイマイチ良く分かっていないのですが、蓋の開け閉めを行った後に吸うと「ジュルジュル」と変な音がなり、気化していないリキッドが吸われます。

頃く吸ってるとそういった事は起きないので、恐らく蓋側にアトマイザーヘッドが付いている事に起因する問題ではないかと思っています。
アトマイザーヘッドと端子の間にリキッドが残ってるとこのような事が起きるのかもしれません。

ちなみに、細い棒状に伸ばしたティッシュをドリップチップに突っ込んで余分なリキッド(?)を拭いてやるとこのジュルジュル感はかなり軽減されます。
それでも少しジュルジュルしますが。

そして、1Ω、15Wという今まで試したことが無かった高いオーム数、低いワットで吸ってる事もあって煙はかなり少ないです。
部屋で吸うならこれくらいが適量な気がしますね。
0.2オームとかは爆煙過ぎます。
1Ωを頃く吸ってると0.5Ωでも「こんな煙たかったっけ?」と思える位の感覚になります。

また、煙が少なくなっている為か燃費がかなり良いです。
普段なら1日でアトマイザー1本が空になる位の頻度で吸っているのですが、1Ωのアトマイザーヘッドを付けたJoyetech CUBIS PROだと2〜3日は持ちます。
私が持ってる他のアトマイザーと比較してもそんなに容量が大きい訳ではないので、純粋に燃費が良いのだと思われます。(Joyetech CUBIS PROの燃費が良いのではなく、1Ωのアトマイザーヘッドを使っているのが燃費が良い理由だと思いますが)

味に関しては正直0.5Ω等のサブオームなアトマイザーヘッドに比べると薄い気がします。
薄いというより、全体的に甘ったるい感じが無くなっているという方が正しいでしょうか。

グリーンアップルメンソールもNITRO ORANGEも、10円ガムっぽい安い甘ったるさがあったのですが、それが無くなりました。
その影響なのか、グリーンアップルメンソールに関してはメンソールがかなり強く感じられました。

甘ったるいのがあまり好きじゃない私としてはむしろこっちの方が良いかな?という感じ。
味や甘みが完全に無くなっている訳では無いですし、普通に美味しく吸えます。
ただし、甘みや濃い味が好きな人はイマイチかもしれません。

Joyetech CUBIS PRO + 1Ωコイルの利点をまとめると、

  • リキッドを全て消費しなくてもアトマイザーヘッドが交換可能である
  • リキッドの甘ったるさが軽減される
  • 燃費が良い

といった感じですね。


1Ωのアトマイザーヘッドを試して気になったのは「じゃあ2Ωとかさらに高い抵抗のアトマイザーヘッドだと煙の量や味はどうなるんだろう?」という所…。
とりあえず、Joyetech CUBIS PROは1.5Ωまで出ているようなので、1.5Ωを試すのもありかもしれませんね。
Joyetech CUBIS PROでサブオームのアトマイザーヘッドを試して、「THORVAP」や「Aspire」と比較したりするのも楽しそうです。

本当、電子タバコ(VAPE)は沼ですね…。
アトマイザーとリキッドがどんどん増えていく…。


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