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東京マルイ M4 CQBR BLOCK1のトリガー、セレクターレバー、エンドプレート、マガジンキャッチをカスタム

記事作成日:2017年5月9日

先日開封レビュー記事を書いた、東京マルイ製ガスブローバックライフル、M4 CQBR BLOCK1のカスタムを進めていきます。
今回の記事ではトリガー、セレクターレバー、エンドプレート、マガジンキャッチを交換していきます。

という訳で、こんなパーツ達を買ってきました。
トリガーとセレクターレバーはIRON(MWS専用)、エンドプレートとマガジンキャッチはFCC(SYSTEMA PTW用)です。

M4 MWS/M4 CQBR BLOCK1に対応する製品も色々と出てきていますが、まだ他社製GBBやPTWに比べると少ないですね…。
「多分大丈夫だろう」という感じで今回はPTW用のパーツを付けてみる事にしました。

FCC NOVESKEスタイル QDエンドプレートの組み込み

まず、エンドプレートから付けていきます。
エンドプレートを取り付ける為にテイクダウンし、リコイルバッファーとスプリングを外しておきます。

続いて、バッファーチューブナットを緩め、バッファーチューブを外します。
開封レビュー記事の方で書いた通り、M4 CQBR BLOCK1にはCQDタイプのエンドプレート(スイベルプレート)が付属してきます。
また、見慣れない銀色のパーツも落下してきますが、こちらはエンドプレートを定位置に固定する為のパーツになります。

ちなみにPTW/GBB用や実物のバッファーチューブが付きそうなのですが、流石はマルイです。付きません。
ネジのピッチは合っているようなのですが、太さが若干違うようで、締め込もうとしても途中で引っかかったような感じで止まります。
バッファーチューブを綺麗に削れば付くかもしれませんが…。

ちなみに、バッファーチューブ太さが違うせいで、厳密にはエンドプレートも専用品になっており、今回買ってきたFCCのエンドプレート(PTW互換)を付けるとサイズが合っていない為にクルクル回転してしまいます。(本来ならエンドプレートの突起がバッファーチューブ下部の溝にハマって回らない)
もちろん、先程紹介した「見慣れない銀色のパーツ」を付ける事も出来ないので、エンドプレートの位置は手動で調整する必要があります。


続いて、トリガー、セレクターレバー、マガジンキャッチを交換していきます。

まずはマガジンキャッチを外します。

次に、トリガーピンを抜きます。
尚、ハンマーピンやセレクターレバー上部にあるピンはダミーなので外す事が出来ません。

次に、メカボックス(ハンマーやトリガー等が収まっているユニット)後部のプラスネジを外します。

最後にセレクターレバーを外します。
セレクターレバーを外す時はSAFEとSEMIの間に入れた状態でピンポンチで叩いてやると出てきます。
SAFEやSEMI、AUTOに入れた状態で無理に外そうとすると破損する恐れもあるので、注意が必要です。(恐らくこの外し方は、GBB系では共通だと思いますが)

外したセレクターレバーはこんな感じ。
パット見一般的なセレクターレバーのように見えますが、マルイ独自仕様です。
まあ、毎度のことながら、鬼加工すれば他社製品でも使えると思いますが…。

これでようやくメカボックスの取り外しが可能になります。
が、ここからが鬼門です。

MWSもそうなのですが、メカボックスがしっかり圧入されてるせいで外すのが大変です。(個体差があるようですが)
私の個体も相当硬くて、ピンポンチをトリガーの根本に突っ込んで、ガンガン叩いて外しました。

という訳で、ロアレシーバーから外されたメカボックス。
Zシステムが拝めます。

トリガーを組み込むためにメカボックスを分解していきます。
まず、Zシステムをばらしていき…

反対側に付いているネジを3本外します。
これでメカボックスを開けます。
結構簡単。

続いて、トリガーのみ外します。
設計がしっかりしているのか、余計なパーツが勢い良く吹っ飛んできたりする事は無く、必要最低限のパーツのみ外す事が出来ました。

IRON AIRSOFT CMCタイプ スチールトリガーの組み込み

という訳で、東京マルイ純正のトリガーを、IRON製のCMCタイプ スチールトリガーに交換します。
尚、箱出し状態だと表面に良く分からないオイル(錆止めだと思います)が塗りたくられているので、ブレーキクリーナーで落とし、AZの長期防錆オイルを塗布しておきます。

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オイルが乾いたらグリス(RETRO ARMS製 テフロングリス)を塗布し、パーツを組み込んでいきます。

メカボックスに組み込むとこんな感じ。
分解の時と同様に、余計なパーツが外れる事も無くスムーズに組み込めました。

念のため、メカボックスを閉じて1本だけネジを締めた状態(仮組み状態)でハンマー、シアー、トリガーの動きが正常に行えているかどうかを確認しておきます。
全部組み立てた後に動作の不具合に気づいたら悲惨ですからね…。

問題なければロアレシーバーに入れます。
入れるのも割と大変ですね…。
外すのと同じで、ピンポンチとゴムハンマーが必須です。

メカボックスがロアレシーバーに収まったらネジとトリガーピンを入れておきます。

IRON AIRSOFT V7タイプ アンビセレクターレバーの組み込み

続いて、セレクターレバーの取り付けです。
IRON製のV7タイプ アンビセレクターレバーを取り付けていきます。

分解と同じような手順で取り付けていけば良いのですが、セレクターレバーをロックする棒みたいなパーツを押し下げながら組み込む必要があります。
尚、組み込み前にセレクターレバーにグリスを塗布しておきます。

組み込み自体は簡単に行えたのですが、取り付けてから問題が発覚。

何と、箱出し状態だとセレクターレバーの向きが逆だったのです…。
と言うか、左利き用の設定組組み上げられていた感じですね…。(組み上げてセレクターレバーを操作するまで気づかなかった)
本来なら、セレクターレバーの短い方が右側、長いほうが左側に来るはずなのですが、それが逆向きだったんです。

向きを入れ替えて再度組み込み。
グイグイ回してちゃんとSAFE、SEMI、AUTOでロックが掛かる事を確認します。

これで問題なし。
ちょっとレシーバーに擦れているようですが…。

FCC BADスタイル マガジンキャッチボタンの組み込み

最後にマガジンキャッチです。
予め言っておきますが、これだけは失敗しました。
素直にMWS対応品買っておけば良かったと後悔しています。

なぜかと言うと、パット見GBB/PTW互換(いわゆる実規格)のように見えたので、SYSTEMA純正のマガジンキャッチを試しに付けてみました。
結果、普通に付いたのでFCCのマガジンキャッチを買ってきたのですが、実は微妙にピッチか直径が違っていたようで、頃く使っているとリコイルの衝撃か何かがきっかけで山が舐めてしまいました。

1日サバゲーで使い、かれこれ200〜300発近くは撃った結果、最終ゲーム中にマガジンキャッチが吹っ飛ぶという…。
偶然にも吹っ飛んだマガジンキャッチがバリケードに引っ掛かっていたので良かったですが、こんなのフィールドで無くしたら早々見つからないでしょう(森林フィールドでしたし)。

その為、マルイ純正のマガジンキャッチは使い物にならなくなってしまったので、変わりのマガジンキャッチは何かあるのか?と部屋に転がっているマガジンキャッチを片っ端から試してみた結果、どうやらVFCのGBB用が丁度よいっぽい事が判明。
ちなみに、通常電動ガン用のマガジンキャッチは使える物と使えない物がありました。 
PTW用は駄目ですね。

今回はFCCのマガジンキャッチを使いたかったので、VFC GBB用のマガジンキャッチを買ってきました。

「丁度よい」と言っても、ポン付けでは駄目で、突起の上部を1mm程削る必要があるのですが、VFCのマガジンキャッチはスチールなので凄く硬いです。
おかげでルーターが滑って余計な所も削ってしまい、結構ボロボロな感じになってしまいました…。

とりあえず、これでマガジンキャッチの問題も解決。
動作も問題ありませんでした。

という訳で、M4 CQBR BLOCK1のカスタムネタはこんな感じです。
今回は外装カスタム系でしたが、リコイル周りやチャンバー周りのカスタムも進めているので、追々記事にしようと思っています。


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