エボログ

S&T AR57 オーバーホール

記事作成日:2015年4月23日

思いの外S&T AR57がいい感じだったので、メンテナンス兼調整を行う事にしました。
今回行う調整は下記の通り。

  • セミオート時にまれに発生する2点バーストの解消
  • トリガーを深く引いていった時に途中引っかかる感触があるのでそれの修正
  • ノーマルマガジンをフルロードした時のノズル閉鎖不良、給弾不良、二重給弾、弾づまりなどなどの解消

といった所。


という訳で、バラしていこうとモーターを外したのですが、思ってた以上にブラシの消耗が激しい。
元々このモーター自体結構前に買った物で、更にセミオートを多用してるのでブラシの消耗は速いのは仕方ないですが、まさかここまでとは。
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グリップの内側にも大量のブラシ摩耗粉が・・・。
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モーターをコンコンと作業マットの上に叩いてやると結構な量の粉が落ちてきました。
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もちろん、コミュテーターも真っ黒・・・。
試しに空回ししてみたら7.4V 25Cのバッテリーにも関わらず結構な量のスパークが起きていました。

ちなみに、ブラシのすり減り具合はこんなもん。
不均一に削られているというあまりよろしくない感じでした。
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ちなみにこのブラシはマルイ純正ではなくそこら辺に落ちてた中華モーターから拝借したやつです。
マルイ純正のは既に短くなって破棄しています。

また、モーターの発熱により磁力がかなり落ちてしまっていました。
指でピニオンを回すとスーッと自然に回転してしまいます・・・。

とりあえず、このモーターはもうジャンク扱いですかね・・・。
EG30000はまだ予備があるので、そちらに交換しようと思います。


続いて、メカボックスを開けていきます。

メカボックスの方は思ってた以上に綺麗な感じでした。
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ピストンもちょっと変な風に削れた跡がありますが、ナイフでちょっと整形してやれば大丈夫な感じです。
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トリガーはSHSの安物を使っているのですが、SBDのおかげか全く焦げ跡がありませんでした。
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という訳で、モーターの交換は必須、後は大丈夫そうな感じ。
調整作業は結構地味な作業で時間が掛かると思われるのでこれからまったりやっていこうと思います。