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東京マルイ マイクロ プロサイトとGlockシリーズ用マウントを買ってみた(ファーストインプレッション)

記事作成日:2017年11月22日

東京マルイ製のドットサイト、MICRO PRO SIGHTと、専用のグロックシリーズ用マウントを買ってみました。

当記事はファーストインプレッションという事で、主に見た目や取り付け方法等のレビューになります。

まずはマイクロプロサイトのレビューから。

東京マルイ MICRO PRO SIGHT

内容物はこんな感じで保護カバーとクリーニングクロス、取扱説明書、マイクロプロサイト本体、六角レンチ3種とプラスドライバーになります。

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本体はこんな感じで樹脂製のフレーム、レンズはルビーコートが掛かったポリカーボネート樹脂になります。

反対側はこんな感じ。
エレベーテーションダイアルとウィンテージダイアルは六角で、マイクロサイトでよく見かける、ゼロインをロックするネジは付いていません。
右側にはTOKYO MARUIの刻印と、電源スイッチが付いています。

付属のカバーを付けるとこんな感じ。
こちらのカバーも樹脂製で、ロック機構はありませんが、勝手には外れない程度にテンションが掛かった状態ではまります。

マイクロプロサイト付属のマウントベースは20mmレイル用の物で、Trijicon RMRやDoctorサイトと同様、ドットサイト上部から2本のネジで固定されていますが、マウントの規格は独自になっています。
DCI GunsのTwitterアカウント曰く、加工すればDoctorサイト用のマウントに取り付けられるとの事(これは追々試してみようと思います)

ここから更に2本のプラスネジを外す事で電池へアクセスできます。
ネジは非常に小さいので、無くさないように注意が必要ですね…。(フィールドで電池切れして電池交換する時は特に)

RMRやDoctorの方式に慣れていると、電池へのアクセスが少々不便なのと、小さいネジを外さないといけないのが煩わしいように感じがしました。

尚、使用する電池は一般的なCR2032型のボタン電池です。

続いて、ドットの見え方を見ていきます。
三脚に20mmレイルを取り付ける作業が間に合わなかった(間に合わせる気が無かった)ので、雲台にマイクロプロサイトを乗せます。

ディスプレイに直径2cmの丸を表示させ、ドットの位置を合わせます。
尚、ディスプレイとの距離は約2m50cmです。

マイクロプロサイトのドットが何MOAなのかは不明ですが、大体6〜8MOA程度の大きさのような気がします。

蛍光灯下の屋内だとLOWで十分明るいです、HIGHだと明るすぎてドットがギラギラします。(写真の光量は全てLOW)

レンズは全体的に青みがかっています(レプリカのRMRやDoctorサイトと同レベルの青み)が、歪みや滲み、グラデーション等が無い綺麗なレンズです。
多少の青みはレッドドットの視認性を上げる為に必要なので、これくらいの青さは許容範囲内かなと思います。

続いて、ドットはそのまま上下左右に視点を動かして、パララックスがどの程度のものか見ていきます。

対象までの距離が2.5mなので仕方がない点もあるのですが、割とパララックスが起きています。
上に動かした場合は上方向に1cm程度、下に動かした場合は下方向に0.5cm程度、意外なのは左右に動かした時にも上下に大きくブレており、右に動かすと下に、左に動かすと上にドットがズレました。

まあ、ズレると言っても、こんな極端に視点を動かして使う事はまず無いと思いますが…。

尚、「下に移動させるやつ、もっと下にイケるだろ」と思いますが、これ以上下に視点を動かすとドットが見えなくなりました。

東京マルイ ガスブローバック グロック用 マイクロプロサイトマウント

続いて、Glockシリーズ用のマウントベースのレビューに移ります。

こちらの内容物は取扱説明書、保護シール、マウント2種、取り付けようのネジ2本です。
2種のマウントの違いはバックアップサイトの有無のみです。

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対応機種は東京マルイのガスブローバック Glock17/22/26/34になります。
Glock18Cはブリーチとリアサイトの形状が異なるので取り付ける事が出来ません。
一般的なカスタムサイトと同様、加工すれば取り付けられると思いますが…。

また、東京マルイをコピーしているKJやWE等のGlockでも使う事は出来ると思います。
StarkArms(SAA/Hogwards辺り)はリアサイトの形状が異なるので、使う事は出来ないでしょう。

今回はバックアップサイト付きの方を、東京マルイ Glock17に取り付けていきます。
まずはスライドに取り付ける基部をマウントベースから外し、保護シールを貼ります。
尚、基部はダイカスト製で、保護シールはスライドを傷から守る為の物かと思います。

マウントベースに付属するネジを使って、マウントをGlockのスライドに取り付けた状態。

ここにマイクロプロサイトを取り付けます。
尚、マイクロプロサイトは20mmレイルを外して取り付ける必要があります。
取付時に使用するネジはマイクロプロサイトに付属してくる物です。

側面から見るとこんな感じになります。
この後ろ側の出っ張りが気になる人も多いかと思います…。

この謎の出っ張り、恐らくですがブローバック時にマウントベースにかかる負荷を軽減する為の物だと思われます。
マイクロプロサイトは16gと非常に軽量ではあるものの、異物がスライドに乗っかっている状態になる事には変わりありません。
その為、ブローバック時に後ろ+上方向に負荷が掛かり、マウントが後ろに持っていかれるのを抑制する為の出っ張りではないか?と私は思っています。

雑な絵ですが、こんな感じ…。
赤矢印がドットサイトが吹っ飛ぼうとする負荷で、マウントを出っ張らせ、テコの原理で青色矢印のような向きに変えているのではないか?と思っています。

よくスライドにドットサイトを直付けするとスライドが持って行かれる問題がありますが、私はドットサイト本体の重量だけではなく、こういった負荷がスライドに掛る事が大きな原因だと思っています。
まあ、あくまで私の妄想なので、本当の理由は物理学とかそういうのに詳しい人が解明して下さい…。

という感じでちょっと脱線しましたが、レビューに戻ります。

サイトピクチャはこのような感じになります。

ドット側にピントを合わせてしまっているので、バックアップサイトがボヤケてしまっていますが、バックアップサイトのリアサイト側がU字に窪んでいるのが意外と使い勝手良くて良いですね。
そのうちホワイトドットとか入れたいです。

というわけで、こんな形になりました。
のぺっとしたGEN2フレームと、同様にのぺっとしたマイクロプロサイトの相性は意外と悪くはない気がします。

というわけで、東京マルイ マイクロプロサイトとグロックシリーズ用マウントのファーストインプレッションレビューは以上になります。

引き続き、他ドットサイトとの比較やガスブロのリコイルでゼロインが狂わないかなど色々とレビューしていくつもりです。


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