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SYSTEMA PTW(トレポン)用強化トリガースプリング、『チュプリング』を組み込んでみた(・8・)

記事作成日:2018年2月10日

「こんなニッチな製品を作っている人が居たとは!」と、ぶっちゃけ驚きを隠せないのですが、SYSTEMA PTW用の強化トリガースプリングを1個お譲り頂いたのでレビューします。

という訳で、ちゅんちゅん工房(チュンチュンワークス)が作る「チュプリング」のご紹介です。

こちらはSYSTEMA PTW(トレポン)用の強化トリガースプリングで、SYSTEMA純正のトリガースプリングに比べてスプリングレートが高くなっている製品になります。
左がチュプリング、右がSYSTEMA純正で、見て分かる通りチュプリングの方が線径が太いです。

まず、指で曲げてみたのですが、その際に「おお!硬い!」と感動。
これでフニャフニャトリガーとおさらば出来る事に期待して組み込んでいきます。

トリガーに必要なのは硬さですよ。

尚、ストレートトリガーよりも通常の三日月状のトリガーのようにトリガーストロークが長い方が硬さの変化を感じられると伺っていたので、今回は先日作った『50%トレポン』こと、A&K STWにSYSTEMA バリューキット3を組み込んだ銃に入れてみました。

本当、トレポンって分解楽で良いですよねぇ…。
通常電動ガンのトリガースプリング交換とか、面倒臭すぎてやる気が失せるレベルの作業ですが、トレポンならテイクダウンしてネジ2本とボルトリリースボタンを外すだけでギアボックスが取り外せるので超ラクです。

という訳で、スプリング交換自体はものの数分で終了。
一旦この状態でちゃんとスイッチが押されるか確認。
そして、明らかにトリガープルが重くなっている事を実感しました。

正直に言います。

これはめっちゃ良い。

このトリガーの重さを経験してしまうと、もう純正には戻れませんよ…。

当ブログを以前からご覧になられている方なら察してくれると思いますが、決して過大評価している訳では無いんですよ?
素の感想です。

構造上、単にスプリングを曲げているだけなので、ガスブロのシアーを落とすような重さや感触とは異なりますし、そういった製品と比較するとやはり物足りなさは感じてしまいますが、それでもしっかりとした重さが伝わってきます。
トリガープルの感覚を言葉で伝えるのは非常に難しいのですが、とても良い重さです。

あまりに良すぎたので、「これは他のトレポンにも組み込まなければ…」と思い、追加で4個購入させて頂きました。

順番にトレポンやチャイポン達にこのスプリングを組み込んでいきます。
とりあえず、次は流速ポンに組み込んでいく予定です。

流速ポンはストレートトリガーなので、ストレートトリガーの場合はどのような感触になるのか、とても楽しみです。

尚、こちらのチュプリングですが、千葉県の酒々井駅近くにあるガンショップ(シューティングレンジ兼カフェバー)であるDEFCON_1にて数個取扱があるそうです。
印西に点在するサバイバルゲームフィールドから車で5-10分圏内にあるショップなので、ご興味のある方は是非…。

オマケ

ちなみに、通常電動ガン(Ver2メカボックス)用の強化トリガースプリングも作ることが可能と伺ったので、依頼させて頂きました。

物理スイッチの電動ガンなら別にそのままでも良いんですが、FCUを組み込んだ場合のトリガープルの軽さを解消するような製品になれば良いなーと思っています。

トレポンの比じゃないくらいにフニャフニャトリガーですからね…。あれは…。
トレポン用強化トリガースプリングがこの感じなので、通常電動ガン用も楽しみです。