エボログ

VFC KAC SR635を流速チューンにしました

記事作成日:2018年3月23日

分解レビューから少し時間が経ってしまいましたが、チマチマ進めていたSR635の内部カスタムがようやく一段落しました。
今回は久しぶりにプチ流速ではない流速チューンにする事に。

今月はあまりお金が無いので、割と余り物のパーツを多用しています…。

とりあえずまずはピストン周りから。
MS製の次世代電動ガン用錘とメーカー不明の樹脂ピストンヘッド、GAW製AOEアジャスター、FRUS-OリングにRetroArmsの16スチールティースピストンを組み立てます。

メーカー不明の樹脂ピストンヘッドとGAW製AOEアジャスターを組み合わせた所、そのままだとこのように隙間が出てきてしまうので、ピストンヘッド側の突起を少し削りました。

一式組み立てた状態のピストンの重量は40gでした。
最近の私が弄る電動ガンのピストン重量は30g程度なので、40gというのはかなり重いです。

続いてメカボックスを弄っていきます。
と、その前にSIG MCXの時に外し方が分からず結局切断して外したセレクタープレートですが、簡単に外せる方法がありました…。

VFCのこのタイプのメカボックスはセレクタープレートと軸受が干渉しており、普通にズラすだけでは外せないのですが、マイナスドライバーを突っ込んでセレクタープレートを持ち上げながらズラすと外せました。

尚、逆に付ける時も少し強引な感じになりますが、押し込めば入ります。

という訳で、メカボックスを弄っていきます。
今回は手持ちのギアセットで良さげな物が無かったので、とりあえず純正を使います。

スプリング式の半自動シム調整では無い仕様になったお陰で、特に交換する必要も無いかな?と思ったので…。

もっとも、スプリング式のシム調整だった時もスプリングを外して適当なパイプを付けて使ってた事もありましたが…。

シム調整をしつつグリスを塗っていきます。
今回もGAW G-GREASEとGAW G-LUBEを使います。
ベアリング軸受にはG-LUBE、ギアにはG-GREASEを塗布しています。

グリスを塗った後、一旦メカボックスを閉じてギアがスムーズに回るか確認します。
大丈夫そうだったので、スイッチを取り付けます。

続いて、シリンダー周りを取り付けます。
純正の真っ赤なシリンダーはダミーボルトに空いている穴からチラチラ見えるのが嫌だったので、余り物の加速シリンダー(メーカー不明)と、純正シリンダーヘッドを使います。

ピストンを取り付けてギアを回して、ピストンのラックギアとセクターギアの当たり具合を確認します。
ちなみに、シリンダー内にもGAW G-GREASEを塗っています。

タペットプレートはAce1Arms、ノズルはパカ山クラフトのパイノズルを使います。
共にだいぶ前に購入したものの使ってなかったので、今回使う事にした次第です。

タペットプレートやノズル内部のOリングにもGAW G-GREASEを塗り、組み込みます。

後はメカボックスを閉じてグリップを取り付けて動作確認。
ピストンスプリングは以前各メーカーのスプリング比較の時に購入したZC100を入れました。

スプリング圧縮時の重量は6.1kgで、東京マルイ純正比約156%の硬さのスプリングです。

尚、モーターとグリップはとりあえず純正を使っています。

実は元々LONEX A5を組もうと思っていたのですが、ピニオンギアとベベルギアの相性が絶望的に悪く、ピニオンギアを交換しようと思ったら見事に割れたんですよ…。

また、グリップに関してもMADBULL製 TROY バトルAXEグリップを付けようと思って買ったのですが…

明らかにグリップ内部の角度がおかしく、モーターがちゃんと真っ直ぐ入りませんでした。

左がVFC純正でピニオンギアがキッチリグリップの穴のセンターに来ているのですが、右のMADBULL製のグリップは明らかにピニオンギアが斜めになっています。

モーターを抜く時もピニオンギアがグリップの穴に引っかかって中々抜けない事が多々あり、組み込む前に「こりゃ駄目だろ…」となりました。

そんなわけで、せっかく買ったLONEX A5もMADBULL TROY バトルAXEグリップもお蔵入りに。
グリップの方は内側削って角度調節してみようかと思いましたが、底蓋を固定するネジ穴を片方吹っ飛ばす勢いで削る必要がありそうだったので…。

一応、純正モーターでも11.1Vで動かせばかなり快調に動いてくれているので、SR635は11.1Vで使おうと思いました。
固いスプリングも入れてますし、ピストンもRetroArmsの全金属歯ですし、11.1Vで動かしても問題無いでしょう。

最後にチャンバーとインナーバレルの調整。
一部写真に撮り忘れてしまいましたが、チャンバーパッキンはメイプルリーフ MONSTER AST AEG 60度、押しゴムはBATON製のフラットクッションラバー、インナーバレルはメーカー不明の110mmを組み込みました。

バレルクリップもRetroArms製のCクリップに変えていたりと、インナーバレルの仕様以外はSIG MCXの時と全く同じになっています。

これで初速は0.20gを使い最大95m/s程度、最低はノンHOP状態で79m/s程度でした。
普段よりも最大初速が高めになっていますが、適正HOPだと0.20gで80m/s台中〜後半位かな?といった所だと思います。

ちょっとインナーバレルが短すぎな気がするのと、最大初速が高めになっているので、今後の調整でルーズバレルに変えてバレル長を伸ばしつつ初速を下げたり、HOPの突出量を抑えるような調整をするかもしれません。

尚、11.1Vを使ってのフルオート時の初速はセミオートの時とほぼ変わらず安定しており、連射サイクルは秒間25発に少し届かない程度です。
まあ、基本的にセミオートしか使わないのでフルオートとかどうでもいいんですけど…。

という訳で、VFC SR635の調整は一旦こんな感じです。
今回用に買ったパーツって何があるかな?と思ったら、使わず終わってしまったLONEX A5とMADBULL TROY バトルAXEグリップだけでした…。

両方合わせて1万円近くするのに…。辛い…。

今後のカスタムについて

ちなみに、今後このSR635には電子制御ユニット、不知火 陽炎一型改を組み込んでいきます。

実を言うと、SR635はこの陽炎一型改を組み込んでみたいが為に買った銃だったりします…。
電子トリガーから本体が生えてきたのは初めてかもしれません…。


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