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King Arms MDT LSSのトリガーを分解、シアーのかかり具合とタイミングを調整していきます

記事作成日:2018年6月18日

これで安定してくれよ…と願いながら調整していってます。
King Arms MDT LSS、なかなか一筋縄ではいかないですね。

と言う訳で、やるつもりの無かったトリガー周りの分解と調整を行なっていきます。
今回改善したい問題は、『たまにシアーが掛からない、掛かっても変な位置で掛かってしまう』という問題です。

前回、ActionArmy製のスチール製コッキングインジケーターを組んでから調子が悪いんですよね…。
純正は純正でハンマーが削れてしまい、初速下がっちゃいましたし…。

という訳で、トリガー部分を外します。
トリガーはユニット化されており、レシーバー側から2本のピンで固定されているので、これを外します。

続いて、トリガーユニットの周囲に付いているセーフティレバーなどを外していきます。

次にシアーとバルブノッカーを外します。

最後にトリガーユニット側面の2本のネジを外し、ユニットを真っ二つにします。

前回、トリガーストローク量の調整を行った時に不明だったトリガー前側の2つのネジの役割が分解してようやく分かりました。
上側のネジはトリガーストロークの調整に使う為のもの、下側はスプリングテンションの調節用のようでした。

尚、トリガーは黒いパーツと銀色のパーツの2つに別れている構造でした。

この銀色のパーツがシアーと干渉する部分で、ここに厚さ0.3mmのアルミ板を2枚貼り付けて0.6mmかさ増しします(実際は接着剤の厚みとかがあるので0.7mm近く増えてると思いますが)

この状態で組み立てて、トリガーストロークの調整を行います。

結果、シアーがしっかり掛かるようになり、初速も安定しました。
今までのように中途半端にシアーが引っかかるような事も無くなりました。

久しぶりにこの初速を目にしましたよ…。

元々この初速で安定していたのがハンマー(コッキングインジケーター)の凹み問題によって初速が下がり、強化する為にスチールパーツに変えたら今度はシアーがうまく掛からない問題に悩まされ…。
本当、これで安定してくれ…。