
SIGHT MARK 34mm ミディアムハイ マウントリング(SM34013)を買ったので、MDT LSSに付けました(要加工)
記事作成日:2018年8月15日
『SIGHT MARK 34mm Medium Height Weaver/Picatinny Rings SM34013』というマウントリングを買ってみました。
こちらはチューブ径34mmのスコープに対応するマウントリングで、ウィーバーレイルとピカティニーレールの両方に対応する製品になります。
まあ、この形状のマウントリング(20mmレイルの窪みにはまる突起が1つの製品)は基本的にウィーバーにもピカティニーにも対応するんですがね…。
マウントリングはこんな感じで、トルクスネジ6本で固定します。
材質は6061-T6のアルミニウムで、重量は12gです。
マウントリングの高さはこんな感じ。
リングの中央〜下側までが約35mmあります。
リング内部は気になるようなズレも無く、十分な精度があると思います。
バラすとこんな感じ。
20mmレイルに取り付ける際に締め込むノブにはスプリングワッシャーが付いており、かなりしっかり締め込む事が出来ます。
こちらをKing Arms MDT LSS(タナカ M700 ガスボルトアクションコピー)に取り付けようと思ったのですが、なんとHOP調節ダイヤルにマウントリングが干渉してしまいました…。
この通り、HOP調節ダイヤルを外さないと取り付ける事が出来ません…。
ナット6本止めという点でなんか怪しいなぁ…と思いながら購入したのですがやはり駄目でした。
まあ、これは追々何とかしようと思いながら、とりあえずスコープを乗せていきます。
まず、マウントリングを取り付けた状態で水平器を乗せて銃の水平を取ります。
続いて、スコープを乗せて水平器をエレベーテーションノブの上に乗せてスコープの水平を取ります。
取り付けたスコープは以前レビューした『DISCOVERY 3-18X50SFIRVF』です。
このスコープには最初から20mmレイル対応のマウントリングが付属するのですが、レミントン M700系のマウントベースに取り付ける事が出来ないのです…。
なので、今回は別途マウントリングを調達する必要が出てきた次第です。
という訳でスコープの水平が取れたら、マウントリングを上側を取り付けてネジを締め込んでいくだけです。
マウントリングを加工しました
上記取付を行った数日後にマウントリングの加工を行いました。
これは別記事のネタでやろうか悩んだのですが、1記事使うほどの事でも無いので一緒の記事で紹介してしまう事にしました。
マウントリング側をこのように削るだけです。
削った量は幅14mm、高さ6.5mm、奥行き2mmです。
これでHOPダイヤルを避けてマウントリングが取り付ける事が出来ますし、HOP調節に支障をきたす事もありません。
このままだと切削痕の銀色が目立つので、BIRCHWOODのアルミニウムブラック(アルミ用ガンブルー液)で染めます。
今回は面積がかなり小さいので綿棒を使います。
バーチウッド アルミニウムブラック メタルフィニッシュ アルミ用ガンブルー液 90ml
綿棒の先端に黒染め液を染み込ませて、マウントリングの切削部分に塗っていきます。
いい感じです。
これでようやくDISCOVERY 3-18X50SFIRVFが使えます…。
それにしても、本当国内には34mmマウントリングの流通少ないですよねぇ…。
まあ、海外でも1インチや30mmに比べるとかなり少ないんですがね…。
対応製品が少ないので仕方がないのかもしれませんが…。