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SYSTEMA PTW用ロングノズル『でりのずる(DELI-02)』を買ってみたので組み込んでいきます

記事作成日:2018年9月20日

ドラゴンフォースオリジナル商品のSYSTEMA PTW用ロングノズル、『でりのずる(DELI-02)』を買ってみました。

写真左がでりのずる、右がSYSTEMA PTW互換ノズル(純正ノズルじゃなくてすみません…)です。

全長は共に同じ。

ですが、ノズル先端からフランジまでの長さが1mm程度でりのずるの方が長いのが特徴です。

ここが長くなっている事によって、BB弾の保持位置を若干手前に持っていく事が出来ます。

SYSTEMA PTW純正のノズル長だと遊びが出来てしまい、BB弾の保持位置が安定せずHOPが不安定になりがちです。
2013年以降のモデルに入っている大型のHOPパッキンでも結構遊びます。
※旧RAIDパッキンやDEFCONパッキン、ORGAパッキン等の面パッキンの場合はこの遊びがだいぶ軽減されます。

という訳で、こちらのノズルを取り付けていくのですが、まずノズルスプリングをカットする必要があります。
ノズルが長くなった分、ノズルが後退しきらなくなってしまい、そのままでは給弾不良が起きてしまいます。

その為、スプリングを1巻ほどカットする必要があります。

カットしてから知ったのですが、カットする方は私がカットしたのと逆側が推奨されてるみたいですね…。

取り付けるとこんな感じになります。
取付時にネジロック剤を塗布しておきました。(一応後から外せるように柔らかめの奴)

尚、SYSTEMA PTWとは異なり、ノズル内部が筒状になっているので六角レンチを入れて回す事が出来ません。
そのため、ノズルを傷つけないように樹脂カバー付きのプライヤーでつまんで回すのが良いと思います。

続いて、バレル・チャンバー周りを用意していきます。
少し前に某工場で加工して頂いたインナーバレルを使います。

SYSTEMA純正インナーバレルを加工して、ロングテーパーと真鍮Oリングを取り付ける溝を作ってもらいました。
一部のトレポンオーナーの中には、このロングテーパーに見覚えがある人が居るかもしれません…。

実際に某ショップがやってるのと同じ奴だそうです。
元々段付きテーパーをお願いする予定だったのですが「こんなのもあるよ」と、このロングテーパーを教えてもらったので、お願いしました。

尚、インナーバレルの長さは165mmとかなり短め。
テーパーの深さは2cm程度あるので、実質145mm程度のバレル長となっています。

尚、これと同じ仕様のインナーバレルを3本作ってもらっているので追々長さを変えて比較していこうと思っています。

アジャスタークッションはちょうど1袋余ってたので、SYSTEMA純正を使います。
また、HOPパッキンはでりほっぷGEN2を使います。

同社製品を組み合わせて使いたかったという理由が1つと、飛び具合が個人的に結構好みだったので、今回も使っていきます。

組み合わせるとこんな感じ。
尚、チャンバー本体はSYSTEMA純正です。

一旦この構成で弾棒を使ってクリアランスとノズル長を確認します。
SYSTEMAのチャンバーとは思えないほど遊びが少なくなりました。

0.1mmとか0.2mmとか、その程度しか遊びがありません。
HOPを限界まで突出されるとその遊びも無くなります。(そこまでHOPを強くすると0.3gとかの重量弾使っても鬼HOPになりそうですが)

という訳で、これだけ遊びが少なくなるのであればHOPも安定するのかな?と思います。

まあ、こればかりは実際に外で撃ってみないと分からないので、一旦この構成で使っていきます。

これで初速は90m/s前後で安定。
暫く撃ってると馴染んできて初速が上がるかもしれないので、念の為少し低めで合わせてます。

ブレも大体1m/s以内に収まってるので良い方でしょう。
※東京マルイ 0.20g 樹脂弾で計測。

先日、Mチャンバー用に調整したばかりですが、Mチャンバーの優秀さは色んな人が証明していますし、自分も初期ロットを使ってみてその凄さを実感したので、個人的にはこっちの構成の方が気になってたんです…。

早速週末サバゲーに行ってくるので、その時に結果を見てみようと思います。
良さそうであれば苺屋さんとかデフコンさんのレンジでグルーピングの結果を見てみたい所です…。