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ActionArmy AAC T10Sの分解レビュー(チャンバー、バレル、ボルト周り)

記事作成日:2019年2月6日

ファーストインプレッション記事(開封レビュー)からだいぶ時間が経ってしまいましたが、ActionArmy製のボルトアクションライフル、AAC T10Sを分解していきます。
尚、以前の記事で紹介している通り、こちらの銃は東京マルイ VSR10のコピーなので、内部に関しても概ねVSR10に準拠しています。

という訳で、ActionArmy AAC T10Sを分解していきます。

まず、機関部とストックを分離させる為にストック下部のネジを3本外します。
グリップ付け根、ダミーマグウェル前側、本物のマガジンキャッチボタンの手前の3箇所のネジを外します。

次に機関部を分解していきます。

まずはアウターバレルを固定しているネジを外した後、アウターバレルを反時計回りに回しながら外します。

続いて、アウターバレルからチャンバーを外していきます。
まず、チャンバーブロックを固定しているネジ2本を外し、HOP調節レバーを外します。

これでチャンバーがアウターバレルからスコッと抜けるようになります。
見た感じ、そこまで質は悪く無さそうな印象。

中身はこんな感じで、予想通りまんまVSR10です。
本来HOP調節レバーに入っているはずのOリングや、カチカチとクリック感を生むためのパーツが付いていませんでした…。

箱出し状態でHOP調節レバーが動かず、HOP調節が出来なかった原因はこのパーツ欠品にありますね…。

インナーバレルの長さは約300mm。
マズル側にはOリングを取り付ける為の溝が設けられているのですが、Oリングは付いていませんでした。

尚、アウターバレルにはこのようなスペーサーが入っていました。

続いて、ボルトハンドル側を見ていきます。

トリガーハウジングに付いている銀色の棒を押し下げる事で、ボルトハンドルを抜く事が出来ます。
ボルトハンドルを抜くと同時にレシーバーとボルトを干渉しないようにする為の樹脂製のリングも外れました。

尚、ピストンスプリングが柔らかめなおかげか、棒は指で軽く押すだけで抜く事ができました。

トリガーハウジングは、前後のネジを外すことでレシーバー部と分離させる事が出来ます。

こちらがトリガーハウジングです。
トリガーストロークの調整機能が備わっていますが、引きしろの調節とかは付いていません。

中身はこんな感じになっています。

純正のトリガーフィーリングが非常にイマイチ(シアーが開放されるタイミングがよく分からない)ので、何とか改善出来ないか考え中。

最後にボルトハンドル周り。
いわゆるピストン類を外していきます。

AAC T10のノズル+シリンダーヘッドは東京マルイVSR10のような分解防止対策が施されていないので、単に回すだけで外す事が出来ます。

シリンダーヘッドはエアーの流れが良さそうななめらかなテーパーが施されています。
ただ、シリンダーヘッドにゴム板等は貼られていませんでした。

ピストンは樹脂製で、なかなか面白い形をしています。

ピストンヘッドはこんな感じ。
4つ穴が空いている、後方吸気ピストンです。

ピストンスプリングは割と柔らかめの等ピッチ。
長さは200mmでした。

ボルトハンドルは後部のネジを外す事で外せます。
純正で色々なデザインのハンドルが販売されているので、それらに交換するのも良いでしょうね。

という訳で、AAC T10の分解レビューは以上になります。

一応、T10用のカスタムパーツは既に買い揃え終わっているので、後は組むだけなんですが、これまた時間がかかりそうな気が…。
何か銃弄りのモチベーションが上がらない…。

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