DREAM ARMY製 SYSTEMA PTW用ピストンスプリングのM90とM120をレビューします
記事作成日:2019年2月12日
DREAM ARMY製のSYSTEMA PTW(トレポン)用のピストンスプリングを買ってみたのでレビューします。
今回購入したのはM90とM120の2種類で、共に等ピッチの製品になります。
写真の上がM120、下がM90で、長さはM120が157mm程度、M90が159mm程度でした。ほぼ同じ長さですね。
線形はM90が1.22mm、M120が1.43mmと、M120の方が太いです。
材質や処理はおそらく同じなので、単純に線形が太い分固くなっているのだと思われます。
末端は平らになるように処理が施されています。
また、スプリング全体にコーティングだか塗装のようなものが施されており、断面が綺麗に整っています。
スプリングの硬さ(重さ)計測です。
いつもどおり、測りの上に計測用のツールとスプリングを置き、ゼロリセットします。
一応、参考値として今まで計測してきたスプリングのリスト(Googleスプレッドシート)を載せておきます。
※リストが見れない方はこちら
スプリングを圧縮した結果、M90は約4.6kg、M120は6.9kgといった感じになりました。
M90は純正比約94%、M120は純正比約141%といった感じですね。
続いて、トレポンに組み込んでみて初速の変化を見ます。
組み込むのは私が流速ポンと呼んでいるDSGカスタムのトレポンです。
尚、全く流速チューンではありません。
現在、まだ記事にしていないカスタムの調整中ですが、初速は安定しているのでこれでやります。
ピストン周りの構成としては純正ピストンヘッドにG.A.W. SYSTEMA PTW用 AOEショックアブソーバーとVCW ブレナイナーを組み込み、スプリングガイド側にはDEFCON_1製スラストベアリングを入れています。
ノズルはPTW用ロングノズル、『でりのずる』を入れてます。
東京マルイ 0.20g樹脂弾を使っての初速はM90が69m/s前後、M120が96m/s半ばといった感じでした。
M90とM120でおおよそ27m/s程度の差が出るようですね。
もちろん、この辺りは銃のセッティングによって微妙に前後すると思うので、スプリングの硬さ計測と同様、過信はしないで下さい。
M90に関してはSYSTEMA純正よりも若干柔らかいので、純正よりも少し初速を落としたい時に使うのはアリかもしれません。
M120に関してはDSGチューンで使い勝手の良い硬さだと思います。
後は流速系カスタムでもこれくらいの硬さだと極端なバレルカット(バレル長5cmとか)も必要無いと思うので、便利に使えそうな気がします。