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精度がイマイチだったohhunt製水平器の気泡管を交換して、使えるようにしました

記事作成日:2019年7月16日

以前、レビュー記事を書いた「ohhunt製 34mmチューブ対応 スコープ用水平器」ですが、実際に使ってみたらちょっとした傾きでは動かないという問題が発覚したので、気泡管を変える事にしました。

気泡管の中に入っている液体の粘度が妙に高いのか、僅かな傾きだと気泡があまり動いてくれず、水平が取れているのかの判別が非常にやり辛かったのです。

動いてもゆ~っくり動く感じ。

普通にサバイバルゲームで手に持って使う分にはまあ無いよりマシな感じなのですが、30mチャレン等で精密射撃をする上では僅かな傾きが命取り…というか、グルーピングを著しく低下させてしまう要因になるのです。
前回の30mチャレンジではこの水平器のせいで結構苦労した感じです。

という訳で、今回はこんな気泡管を買ってみました。
SHARROWというアーチェリーやクロスボウ用のアクセサリーパーツを作っているメーカーが出している水平器で、12個セットの物になります。

既に2個、別の物で使ったので10個しか写ってませんが…

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SHARROWもohhuntと同じで中華メーカーのようですが、SHARROWの気泡管とohhuntの気泡管の動きを比べると全然違うのは一目瞭然でした。
水平器の上に乗っかっているのがSHARROWの気泡管です。

この通り、気泡の動きのスムーズさが全然違う事が分かります。
SHARROWの気泡管はスイスイ気泡が動くのに対し、ohhuntの気泡管は動きが鈍いです。

という訳で、まずohhuntの水平器から気泡管を取り外します。
気泡管は接着されているだけなので、ペンチやプライヤーを使って引っ張れば外れます。

ohhuntの気泡管は5.9mm、SHARROWの気泡管は6.3mmと少し大きさが違っているので、ドリルを使って穴を拡張しました。

仮組みして取り付けに問題が無い事を確認したら接着します。
接着剤は強度よりも硬化した時に変な色にならない事を重要視して、ボンド GPクリヤー(プラスチック用接着剤)を使いました。

この接着剤は強度こそ高くありませんが、今回は単に気泡管が抜けなければ良く、負荷が掛かるようなパーツでも無いのでこの接着剤で良いかなと思いました。

接着剤が硬化したらスコープに取り付けます。
例のごとくスマホの水平器を使って銃の水平を出した後、水平器を取り付けます。

最後にマウントベース(QDP-4602 Ø34 H38MM 6MIL QDP)に内蔵されている、SPUHRの水平器と気泡の動きが一致しているかをチェック。
前回の30mチャレンジでは途中で「水平器の問題では?」と気付き、このSPUHRの水平器を使うようになってからグルーピングが上がったので、個人的にSPUHRの水平器は信用してます。

という訳で、多少強引な所もありますが、水平器の交換は無事成功です。

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