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SIG MCXにPTS Griffin Armamentのマズルデバイス(フラッシュハイダー)を付けました

記事作成日:2020年1月2日

先日レビュー記事を書いたSIG AIR PROFORCE MCX VIRTUS AEGに取り付ける為に、PTS製のGriffin Armamentのマズルデバイス(フラッシュハイダー)を買ってみました。

このシリーズって物凄い色んな種類があるんですが、今回購入したのは『M4SD FlashComp 5.56mm 1/2×28 threads』というモデルになります。
GATE-LOKというマズルデバイスのロック機構に対応しているフラッシュハイダーで、PTSから発売されているM4SDII サプレッサー』や『M4SD-K サプレッサー』『QD ブラストシールド』などの製品を取り付ける事が出来るようになっています。

内容物はフラッシュハイダー本体と謎のリング状のパーツ(写真左側の黒い奴)、シムワッシャー3枚といつもの感じ。

この謎のリング状のパーツの使い方がよく分からないんですけど、クラッシュワッシャー的な存在なんでしょうか…。
実銃用のハイダーにも同様のパーツが付属するみたいなのですが、文章中に「Over-travel stop tab」という単語が出てくるのですが、これの事なんでしょうかね…。
適正位置決めタブ…?やっぱりクラッシュワッシャー的な存在…?

原文(https://www.griffinarmament.com/m4sd-flashcomp-5-56mm-1-2×28-threads/)

という訳で、このような形状をしたフラッシュハイダーになります。
側面に大きな穴があり、先端が三つ又になっているのが特徴です。

ちょっとイカツイ見た目が気に入って買いました。

という訳で、このフラッシュハイダーをSIG AIR PROFORCE MCX VIRTUS AEGに取り付けてみますた。
SIG AIR MCXのフラッシュハイダーは14mm逆ネジで付いているので、まずこれを外します。

ちなみに、Cybergun版のMCXはアウターバレルがエクステンションによって伸ばされていましたが、SIG AIR版のMCXは一本物のアウターバレルになっているようです。

本来ならハイダーを固定する前にシムリングを使ってハイダーを締め込める量を調整するのですが、SIG MCXのアウターバレルは14mmネジの根本部分が窄んでおり、このようにシムリングを使う事が出来ません。

その為、適切な位置までハイダーを回したら、ハイダー下部のイモネジを回して固定する必要があります。
ちなみに”適切な位置”というのは、Griffin Armamentのロゴが銃の下側(6時の方向)に向いた状態です。

ロゴを上にしたい気持ちもあると思いますが、どうやらロゴの位置は下が正しいみたいです。

ハイダーにサプレッサーを取り付けるとこんな感じになります。
ガタツキも無く、ピッタリな感じ。
もちろん、射撃してもサプレッサーに弾が当たるような事はありませんでしたし、しっかり消音効果も出ていました。

反対側もこんな感じ。
サプレッサーって、単なる飾りと思われがちですが、意外と銃口の破裂音って目立つんですよね…。
駆動音は銃の周囲に発せられる物なので射手からすると煩く感じられますが、銃口側に立っている人からすると銃口から出てきたエアーの破裂音の方が煩く感じる事が多かったりします。

また、マズルの破裂音は少し指向性が高いのか割と位置バレにも直結するので、サプレッサーは結構重要だと思っています。

ただし、サプレッサーを付けると銃自体が長くなってしまうので、閉所空間では外したい事もあるはず。
そういった時にワンタッチで外す事が出来る、QDサプレッサーって結構重宝するんですよね。

私もフィールドによってはサプレッサーをピストルマグポーチに挿しておき、必要なタイミングで取り付けるという事をする事があります。

このSIG MCXも同様の運用が出来るように、Griffin Armamentのフラッシュハイダーを取り付ける事にした次第です。