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TWINFALCONS MK3 マイクロチェストリグを改造、カイデックスインサートを入れました

記事作成日:2020年2月27日

実際に使っては少し手直しして…を何度か繰り返しているTWINFALCONS MK3マイクロ チェストリグですが、また少し弄る事にしました。

以前、G-CODE SCORPION ライフルマグポーチのレプリカにベルクロを取り付けてマイクロチェストリグに取り付けられるようにしたのですが、『マイクロチェストリグが分厚くなりすぎる』『グリップ力が強すぎて抜き差しがあまり楽にならない』という問題があり、使い勝手的には正直微妙な感じでした。

同じような仕様で作ったピストルマガジンポーチの方は割といい感じだったんですが…。

という訳で、今回は原点に帰ってエラスティックバンドで作られたポケットを改造する事にしました。

今回買ってきた素材は厚さ1mmのカイダックプレート
もうちょっと分厚い方が保持力は高まるのですが、加工し辛くなるので1mmにしました。

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ちなみに「カイデックス」は積水成型工業製品「カイダック」は住友ベークライト製品というメーカーの違いだけで実質同じ特性を持っている製品のようです。

という訳で、このカイダックプレートを適当なサイズ(幅70mm、長さ280mm)にカットします。

マガジンの形になるように折り曲げた後、先端を折り返します。
量産するなら治具作った方が良いんでしょうが、今回は2個しか作らないので手作業で曲げています。

これをVOLK TACTICAL GEAR製の7.62mm用エラスティックインサートに入れ、大きさを確認。

サイズ感は問題無さそうだったので、続いて折返し部分の内側にベルクロテープを貼りました。
使用したベルクロテープは以前別の目的で購入した強力接着、高耐久製のベルクロテープです。

押し返しの外側にもベルクロテープを貼りました。
当たり前ですが、ベルクロのオスとメスは気をつけましょう…。

2個目も作りました。

マイクロチェストリグに入れるとこんな感じ。
G-CODE SCORPIONを入れてた時よりかは断然薄いですね。

ただ、この状態だとマガジンを抜く事は問題なくても、差し込む時に少々面倒だったので、カイダック板をハの字に開くようにしてみました。

追加工で雑になってますが…

これでマガジンの抜き差しはバッチリですね。
少し厚みは増えてしまいましたが、かなり使いやすくなりました。

今回使用しているのは7.62mm用のインサートですがカイダック板のテンションに加え、エラスティックバンドのテンションによって5.56mmのマガジンでも案外しっかり保持されますし、もちろん7.62mm用のマガジンも問題なく入ります。

というか、よほど巨大なマガジンじゃ無い限りだいたい入りますね。これ。

本当、エラスティックバンド+カイデックスインサートの組み合わせは優秀だと思います…。
またこの構成で暫く使ってみて、改良すべき点があるか見ていかないといけないですが…。

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