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PVS14をミラーレス一眼カメラ(SONY α6000)にマウントしてみた

記事作成日:2020年3月11日

PVS14をカメラに直接取り付ける事が出来たら検証の時とか、ナイトビジョンで遊んでる時に便利そうだな〜と思ったので、こんな物を買ってみました。

MARUMI ステップアップリング 40.5mm →43mm』と『NEEWER ステップアダプターリング アルミ製 Step Up/Down Ring レンズアダプターフィルター20個セット』です。
合計2072円。安い。

まず、ステップアップ・ダウンリングを買ったのは必要な物を単品で買い集めるよりもちょっと安かったからです。

20個もありますが、3つしか使いません。

MARUMI ステップアップリング 40.5mm →43mmのみ別途購入したのは私が使っているカメラがSONY α6000というミラーレス一眼なのですが、このレンズが40.5mmの為です。

という訳で、こんな感じでステップアップリングとステップダウンリングを接着します。

接着後、熱収縮チューブを取り付けます。
これで多少は補強されるかなと。

後はカメラに取り付けるだけ。

こんな感じでPVS14を取り付けました。
とりあえず撮影も可能でした。

しかし、これだとカメラレンズ側に搭載されているオートフォーカスモーターの動作に支障をきたしてしまいました。

α6000はシャッター半押しでピント調節をしてくれるのですが、おそらくレンズが重くなりすぎてそれがエラーを起こしてしまうのです…。
更に、倍率の変更も行えませんでした。

なので、別のレンズでも試してみる事にしました。
随分前に試しに買ってみたNeewer 35mm f/1.7 マニュアルフォーカス単焦点レンズ』を使うことにしました。
レンズ径が変わるので、『ステップダウンリング 49mm → 40.5mm』を購入しました。

このレンズはマニュアルオンリーで重量制限をあまり気にしなくて良いので、久しぶりに取り出して使ってみる事にしました。

エラーも起きず問題なく使えたのですが、かなりズームされたような感じの見え方になってしまい、このようにほぼ全面がNVの像になってしまいました。

これはこれで良いのかもしれませんが、やっぱり円形の写真が撮りたい気持ちも…。

IR消灯とIR点灯でそれぞれこんな感じ。
微妙にピントが合ってない感じの見え方になっていますが、何度か試した結果これが限界でした…。

強引な組み合わせのせいなのか、レンズの問題なのか…そんなに綺麗に撮れる訳では無さそう…。
明らかにPVS14単体をカメラで撮影した時よりもぼやけている感じがしました。
レンズ同士の位置とかですかねぇ…。

あと、PVS14の対物レンズ、視度調節ノブ、カメラ側のピント調節ノブをそれぞれ動かしていい塩梅を見つけないといけないので、ピント調節がとにかく大変です。

ピント調節が出来れば後はF値の調節です。
F1.7とかなり明るいレンズが入っているので、Fを最大にすると白飛びしたような見え方になりますね。

以前、PVS14に広角レンズを付けてみたのと同じ感じで、数千円で楽しめるおもしろネタとしては十分かな〜と思いました。