POSEIDON ペガサス HOPパッキンとSilverback SRS可変重量ピストンを組んだSRSを撃ってきました
記事作成日:2020年9月30日
色々と弄ってきたSilverback SRSですが、また色々と変更したので記事にします…っていつもの始まり方なんですが、弄り始めたのがだいぶ前なんですよね。
まず、「次はこういう構成にしようかな」って思い初めてデータ取りを始めたのが今年の2月、実に7ヶ月前ですね。
そして、実際に組み立て始めたのが3月、出来上がったのが4月。
途中別のパーツを試りしてましたが、概ね出来ていたので「後は30mチャレンジの記録を取って記事にしょう」と思ってたんですが、コロナウイルスの影響で2020年の30mチャレンジは開催されず、その後も放置され続けて今のタイミングで記事にした次第です。
というわけで、今回変更したのは3箇所。
「HOPパッキン」「ノズル」「ピストン」です。
まず、変更したのはチャンバーパッキンです。
これはPOSEIDON ペガサス HOPパッキン(PH-A04)にしました。
これを買った当時は発売したばかりで国内外共に全然情報が無く、とりあえず硬度違いで2個買ってみました。(50度と60度)
材質は何でしょうね…ウレタンかな?オフィシャルの情報が見当たらないので分からないですけど、シリコンでは無さそう。
こんな感じのパッキンで、割と独特な形状をしています。
まず、HOP窓の上側に謎の突起が付いており、どうやら同社の直押しHOPと組み合わせる時に安定させる為の突起みたいです。
HOPの突起形状も面白く、最近台湾シューターの間で人気が急上昇中なRホップ亜種?みたいな感じですかね。
弾を確実にセンター保持しつつ、BB段の形状に沿った形の突起でHOPの回転を掛ける感じです。
パッキン上部の突起は押しゴムと組み合わせ次第では悪さしそうな気がしなくも無いですねぇ…。
今回は50度と60度の両方を試して60度の方が好みな感じだったので最終的に60度になりました。
押しゴムはSilverback SRS純正オプションの面押しタイプ。
最近、Rホップや面HOPを押す場合はこの押しゴムをよく使います。
HOP最大にすると写真右のような状態になります。
しっかり平らに出てるので問題は無さそうです。
インナーバレルはKM企画の460mm TNバレルです。
続いて、BB段の保持位置調整ついでにノズル形状を変更しました。
今回、気密はそんなに高くしておらず、一定の圧力が掛かるとエアーが漏れる仕様になってます。
これで重量弾+強HOP時の初速上昇を押えようと思った次第です。
重い弾を飛ばす事は出来なくなりましたが、今回は浅くHOPを掛けるつもりでしたので、むしろ好都合です。
ちなみに、HOPダイヤルの10段階中4段階目位で初速が低下します。
これは0.28g BB弾が少し浮き気味になる程度のHOP量でした。
尚、ノズルの飛び出し量は弾棒を使って確認しながら調整しました。
次にピストンを交換しました。
元々Silverback純正オプションのライトウェイトピストンに鉛を巻くという謎な事をやってたんですが、これをやめました。
今回変更するのはこちら。
これまたSilverback純正オプションの可変重量ピストンです。
「色々いじるなら最初からこれ買っとけよ!」って感じなんですが…。
SILVERBACK SRS-A1 プルコックタイプ 対応 可変ウェイトピストン SRS-A1 Variable Mass Piston SBA-BPS-11
こんな感じでピストン本体と大量の重り、重りを交換する為のツールが同梱されています。
ちなみに灰色の重りがスチール、青色の重りがアルミです。
ピストン本体はこんな感じ38gの重量があります。
軽量ピストンが27g、ノーマルピストンが53gなので大体間位の重量になっています。
アルミの重りは1個8g、スチールの重りは1個24gです。
最大まで重くすると134gという重量級ピストンが作れます。
若干リコイルあります。
使い方は非情にシンプルで、ツールをこのように突っ込んで回し、シアーが引っかかる部分を外し、そこから重りを取り付けます。
色々なパータンで試して、最終的にスチールの重り1つという仕様に落ち着きました。
ちなみに重りの位置を前にするのが良いか、後ろにするのが良いのかも気になり始めたので、今後検証していこうと思っています。
で、ここまでが6ヶ月前の話です。
そして、最初は練習がてら23m程の距離で射撃が出来るDEFCON1のレンジに行ってきました。
これが2020年4月…。
この時の結果はこんな感じ。
まあ自己ベスト更新という訳では無いので凄く良い訳では無いですが、悪くはない感じです。
ちなみにこの時は動画も撮ってみました。
大体1発撃つのに10秒くらい掛けてる感じですね。
これならこのまま30mチャレンジ持っていけるな〜って思って開催を待ってたら結局30mチャレンジは開催されず。
仕方がないので、勝手に練習会を開いて友人数名と非公式30mチャレンジと称して苺屋さんのレンジで撃ってきました。
これが9月ですね。
尚、DEFCON1のレンジで射撃を行った4月〜9月までの間、SRSはずっと放置していたので一切仕様を変更していません。
唯一乗ってる光学機器が変わった程度でしょうか…。
このスコープはまだ記事になっていませんが、そのうち公開される予定…です。
このマウントには角度を調整する事が出来る機能が付いており、この日は限界まで角度を付けています。
当初の予定通り、HOPはかなり浅めに掛けており、ドロップ弾道になっています。
ただ、スコープ自体が傾斜しているので、レティクルのど真ん中を狙う事が出来ます。
今までは的紙の上に照準用のターゲットを置いて、そこを狙ってたんですけどね。
仕様弾はGAW 0.43g、初速は66.67m/s(0.956J)です。
結果はこんな感じでまあまあ悪くはない感じで、30発平均113.666mmでした。
ただ、たまに飛ばしが出ちゃってるんですよねぇ…。
まあ、この日は荷物の問題で大型の三脚と三脚用アタッチメントを持って行っておらず、普通のバイポッドで計測しているので本気仕様では無かったのでまあこんなもんで良いかなと。
という訳で、次はこの内部仕様のまま、三脚を使った射撃を行おうと思ってます。
SILVERBACK SRS-A1 プルコックタイプ 対応 可変ウェイトピストン SRS-A1 Variable Mass Piston SBA-BPS-11