コンパクトで機能性十分なマイクロチェストリグ、x115xTAYLOR C21 “BLACK JACK”を買ってみました
記事作成日:2021年9月3日
そろそろチェストリグを新しいのに変えたいなと思い、色々探していたのですが、そこで「これ良いな」と思ったx115xTAYLOR製のマイクロチェストリグC21 “BLACK JACK”を買ってみました。
色はレンジャーグリーン。
今回チェストリグを新調するにあたって、下記の要件で探していました。
- ライフルマグ2本、SMGマグ3本携行可能でインサートを交換する事で色々なマガジンに対応出来る
- サスペンダーの肩幅は小さめな物に対応しているか、Xサスペンダー方式
- ラジオポーチやピストルマグポーチが付いていないシンプルな物
- 緑(OD、RGなど)系の単色がある
- 見た目がしょぼくない(重要)
いくつかのメーカーが候補に挙がったのですが、最終的に一番スマートなデザインだと思った、x115xTAYLOR C21を購入する事にしました。
このサスペンダーの良いなと思った所はこのHサスの仕様に近いXサスペンダー。
Hサスの形状をXサスっぽくした感じで、Hサスの問題である肩幅広くないと着こなせない問題を回避しつつ、Xサスの問題である左右の紐が独立して動いてしまう事から安定感がHサスより無いという問題も回避しています。
肩幅は狭めでも着心地が良いです。
自分はHサスだと中央を1回折らないと着心地が悪くなる程度の肩幅なのですが、これならドンピシャでした。
プレキャリもそうですが、肩幅に合った装備を選ぶの、本当に重要だと思います…。
サスペンダーはプラカード横にファステックスで固定されています。
マイクロチェストリグでは定番の固定方法ですね。
尚、ファステックスは王道のITW Nexus 1インチ。
ガッチリしています。
また、脇の下を通るサスペンダーの紐はエラスティックバンドになっており、体の動きにしっかり追従してくれて、屈んだりした時の圧迫感がかなり少ないです。
プラカードはこんな感じで、正面には5コマ×2段のMOLLEウェビングが縫い付けられているので、ここにポーチ類を増設する事も可能です。
プラカード裏面はスポンジ入りのメッシュ生地がベルクロで貼り付けられています。
また、サスペンダーの基部もプラカード裏面にベルクロ固定されているので、各種プレートキャリアに取り付けて使う場合はこれらを剥がして使う事になります。
あと、利点はあまり無いとは思いますが、サスペンダー基部の位置を上下に動かしたりして変える事も出来ますね。
プラカードの右下にはタグが縫い付けられています。
マガジンはM4/AKサイズの物を2本入れる事が出来る、インサートが付属しています。
このインサートにはベルクロのオスでプラカードに固定されています。
プラカード側は底が無く貫通しているので、インサート側に底が用意されていますね。
インサートは全体がエラスティックバンドで作られており、内側にハイパロンが縫い付けられています。
M4とAK用の30連マガジンを入れると丁度良いサイズになります。
20連サイズだとマガジンがインサートの奥まで入り込んでしまって抜きづらくなる可能性が高いです。
尚、インサートの口にはハイパロンが少し飛び出しており、ここを摘みながらマガジンを入れるとマガジンが入れやすいです。
このツマミが結構良くて、エラスティックバンドだけのインサートだとマガジンを抜くのはスムーズでも入れるのが少しやり辛かったりするのですが、このインサートは抜き差し共にスムーズに行えます。
インサートを入れた状態でマガジンを入れるとこんな感じ。
自分の体のサイズに合わせて紐の長さを調節しました。
元々日本人の小柄な体格用に作られている事もあると思いますが、海外メーカーのチェストリグの時よりも切断する量がかなり少なかったです。
ナイロンなので断面をライターで炙って溶かせば繊維が解けるのを防げます。
という訳で、x115xTAYLOR C21 “BLACK JACK” チェストリグのレビューは以上になります。
個人的には「こういうのでいいんだよ こういうので」って感じの製品でした。
よくあるマイクロチェストリグは色々多機能で、色んなポーチが予め付いていたり、マガジンの携行本数も限界まで多くしている感じがするのですが、個人的にはこれで十分なのです…。
サバゲーするのに丁度よいチェストリグだと思います。
次のサバゲーで使おうと思ってますが、次のゲームの予定が無いですね…。(最近、月1回行くか行かないか程度の頻度になってます)