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タナカ デザートイーグル .50AE Wキャップカートリッジを使ってトリプルキャップで撃ってみました(またチャンバーカバーが壊れた)

記事作成日:2024年8月8日

先日購入したタナカ純正のWキャップカートリッジとフロントファイアリングピンWを組み込んだデザートイーグル .50AE 発火モデルガンをエチゴヤ横浜店のモデルガン発火会で撃ってきました。

とりあえずまずは普通に撃ってみました。
スマホのカメラだと発射音がカットされてしまっていますが、明らかにシングルキャップよりも大きな破裂音が響いていました。
作動は相変わらず余裕のある感じで、非常にスムーズに排莢・装填を行っていました。

1回撃った後のWキャップカートリッジの状態について

1回撃った状態のカートリッジの汚れ具合はこんな感じで、プラグBパーツがガッツリ汚れ、プラグAパーツに若干の汚れ(燃えカス)が付着しているだけの状態でした。

プラグBは焦げ跡が付着
プラグAにも燃えカスが付着

めちゃくちゃ汚れているプラグBパーツですが、ここは作動に影響を及ぼすパーツでは無いので汚れてても問題無く使い続ける事が出来ます。

尚、弾頭部と薬莢部はきれいな状態で燃えカスも一切付着していませんでした。
これは素晴らしい…。

この時は6回ノーメンテで撃ちましたが、快調に動作してくれていました。(火薬の組み込みミスで不発はあった)

シングルキャップのカートリッジは2、3回位で動作不良を起こすようになっていたので、ノーメンテで撃ち続ける弾数に関してはWキャップカートリッジは圧倒的な快適さです。
撃つ度に掃除しなくて良いだけでも相当楽ですね。

トリプルキャップ化について

暫く撃っていた時に「もしかして弾頭側に7mmキャップを2個入れる事が出来るのでは?」と思って入れてみました。
プライマー側に1キャップ、弾頭側に2キャップの3キャップ構成です。

撃つとこんな感じで、マズルから出る煙の量がかなり増えたのとスライドのブローバック速度が上がり、リコイルも若干強くなりました。
倍ほどにはなっていませんが、2キャップ状態と比べると1.5倍位のリコイルがありました。

破損したチャンバーカバー

面白くて何度も撃ってたら3マガジン目の途中(19発撃った所)でチャンバーカバーが破損、バレルが吹っ飛びました。

バレルが吹き飛んだ瞬間の映像が残っていないのが残念ですが、綺麗に飛んでいきました。

尚、ダブルキャップで撃った後にトリプルキャップでも撃ちまくった後のプラグBパーツはこんな感じ。
表面は燃えカスが付着しザラザラになっており、激しく汚れていますがこれでも問題なく発火は出来ていました。

ちなみにデトネーターはこんな状態でした。(帰宅後に確認)
100キャップ程度撃ってますが、掃除すれば綺麗になりそうな汚れ具合です。

という訳で、破損したデザートイーグルを持って帰ってきて細部を見ていきます。
ちなみにチャンバーカバーが破損したのはこれが2度目で、前回はシングルキャップをダブルキャップ化してフルオートで撃って遊んでたら壊れました。

破損したチャンバーカバーはこんな感じ。
見事に基部から裂けてます。

タナカ デザートカウボーイはチャンバーやバレルに高い付加が掛かった際にこのチャンバーカバーが壊れるようになっているようで、バレル自体は無傷です。

チャンバーカバーが破損する事によって、より高価なバレルASSYに致命的なダメージが行かないような設計になっているような気がします。

ただし、今回はバレルが吹き飛んだ事によりバレル前側に付いている金属製のパーツが外れました。
このパーツはバレルに接着+ネジ止めされているのですが、多分落下の衝撃が外れてしまったのだと思います。

まあ、このパーツ自体はしっかり固定されてなくても普通は外れる物では無いので特に問題は無いと思います。

クリーニング後のカートリッジの状態

カートリッジをお湯+中性洗剤で洗ってみた所あっさり綺麗になりました。
昔は超音波洗浄機とか使っていたのですが、最近はお湯+中性洗剤で掃除する事が多いです。

元々そこまで汚れていなかった弾頭側や薬莢側はこんな感じ。
動作に伴うスレ傷が付いているだけです。

内側も綺麗な状態です。

燃えカスが付着していたプラグAパーツも綺麗になりました。
もっとも、燃えカスも焦げ付いたりしている訳では無いので綿棒とかで拭き取るだけで綺麗になるような状態なので、洗浄すら必要無かったですが…。

めちゃくちゃ汚れていたプラグBパーツも軽く洗浄するだけで綺麗になりました。
中性洗剤を混ぜたお湯に暫く浸けておくだけで綺麗になるので、楽でした。

破損したチャンバーカバーの修理

という訳で、破損したチャンバーカバーを修理します。
以前チャンバーカバーが破損した時に補修部品を余分に注文していたので、破損させた当日中に修理を行う事が出来ました。

予備で買っておいたチャンバーカバー
破損したチャンバーカバーとの比較

チャンバーカバーを付け替えて、ピンを差し込みます。
後は組み立てて完成。
尚、バレルから外れてしまった金属製のパーツは接着せずに取り付けています。

ものの数分で修理は完了しました。
壊れるパーツが決まっているのは有り難いですね。


という訳で、タナカ デザートイーグル .50AE Wキャップカートリッジを使ってトリプルキャップで撃ってみたレポートでした。
やっぱり無茶をすると壊れますね…。

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