SYSTEMA PTWでスタンダード電動ガン用M4マガジンが使えるようにするアダプター、DEFCON1 STD easyのレビュー
記事作成日:2024年12月2日
DEFCON1様よりSYSTEMA PTWでスタンダード電動ガン用M4マガジンが使えるようにするアダプター、DEFCON1 STD easyのレビュー依頼を受けたのでレビューしていきます。
本製品は強化タイプとエコノミータイプの2種類があり、今回レビューするのは強化タイプになります。
販売価格は強化タイプが6800円、エコノミータイプが4500円になります。
SYSTEMA PTW用マガジンは値段が高い物も多いので、このアダプターを使う事で安価なスタンダード電動ガン用マガジンを使ったり、多弾数マガジンを使えるようになったりします。
ただし、最終弾の検知は出来なくなるので、そこは要注意です。
内容物はアダプター本体と説明書。
説明書は写真付きで取り付け方や注意点などが記載されています。
本製品は3Dプリントで作られており、材質はPA12GBです。
DEFCON1 STD easyの本体はこんな感じ。
尚、エコノミータイプとの違いは給弾ルートが別パーツになっているか一体成型かという点です。
色は黒色で、給弾ルートは真鍮製、ズレ防止用のゴムが付いている形状です。
チャンバーとの接続部はこんな感じで、チャンバーの形状に沿った形になっており、しっかり定位位置に固定されるようになっています。
アダプターの前後はこんな感じ。
前側には純正チャンバーのHOP調整レンチを差し込む為の窪みが設けられており、後ろ側にはボルトストップを逃がす為の窪みが付いています。
という訳で、こちらのアダプターをSYSTEMA PTWに取り付けていきます。
ロアレシーバーはSYSTEMA純正です。
まず、ゴムを潰しながら差し込みます。
前後がしっかり差し込めたらレシーバーを戻してマガジンを差し込みます。
これでアダプターは定位置に固定されます。
それ以降はマガジンを抜き差ししたり普通にテイクダウンしたりしてもアダプターはズレませんし、仮にズレたとしてもマガジンを挿せば定位置に戻ります。
尚、説明書にも記載されていますがSYSTEMA PTWのマガジンキャッチの形状の問題でマガジンキャッチボタンを押しながらじゃないと差し込む事は出来ない場合があるので、少し削って滑らかにしてあげるとスムーズに抜き差しが出来ます。
実物マガジンをPTW用に加工したマガジンでも行われる処理と同じですね。
ちなみにこのようにリップ側が丸まっている形状のマガジンであれば、この加工は不要です。
とりあえず手持ちの色々なスタンダード電動ガン M4用マガジンで試してみましたが、マガジンとの相性はそれなりにありました。
アダプターの問題ではなくレシーバー側との相性ですが、左の2つ(ARCTURUS、SOCOM GEAR)は問題無く抜き差し可能、真ん中の2つ(PTS、ARES)はタイトですが一応抜き差し可能、右の物(S&T)はそもそも物理的に挿さりませんでした。
問題無くマグウェルに挿さるマガジンであれば、給弾の問題は特に無く、セミオートはもちろんフルオートでもしっかり給弾されていました。
尚、マガジンを抜くと5発ほど給弾ルートに残った弾が溢れます。
という訳で、DEFCON1 STD easyのレビューは以上になります。