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タニオコバ GM-7 スペシャルコンバット ダブルオープンデトネータ仕様を買いました

記事作成日:2024年12月18日

タニオコバ製の新作モデルガン、GM-7 スペシャルコンバット ダブルオープンデトネータ仕様を買いました。
本製品はスライド、シャーシの両方はヘビーウェイト樹脂で出来た発火型モデルガンで、デトネーターはGM-7.5で標準装備となっているダブルオープンデトネータ仕様になっています。
対応するキャップ火薬は7mmで、MGキャップが推奨されています。

付属品の紹介

内容物はこんな感じ。
銃本体とマガジン、ローディングツールと六角レンチ2種、説明書類です。
カートリッジは付属しないので、発火させるには別途購入する必要があります。

ローディングツールと六角レンチはこちら。
太いレンチはトリガーストロークの調整に使える2mm、細いレンチはデトネータの着脱に使用する1.5mmです。

説明書類はこちら。
スペシャルコンバット専用の物と外のGM7ガバメントシリーズ共用の物、モデルガン初心者向けのマニュアルの3枚が同梱されています。

初心者向けに分かりやすいイラスト付きの説明書が付属するのは同社製品の特徴ですが、モデルガンを扱う上での注意点などが細かく記載されているので、一読しておくと良いマニュアルです。

銃本体の外観レビュー

タニオコバ GM-7 スペシャルコンバット本体はこんな感じ。
スライド、シャーシ共に色は濃いグレーで木目調のグリップパネルが付いています。
アイアンサイトはノバックタイプのエレベーションサイトが付いていたり、マグウェルが追加されていたりと色々カスタムされた同モデルを再現しています。
付属のマガジンも通常+1発仕様になっています。

マガジンを抜いた状態での重量は575g

ホールドオープン状態はこんな感じで、若干ですがバレルはショートリコイルします。

マズルはこんな感じ。
バレルの奥にはインサートが確認出来ます。

底部はこんな感じ。
レイルドフレームでは無いので、スラッとしています。

刻印周りはこんな感じ。
スライドにはSPECIAL COMBAT GOVERMENTとCOLTの馬ロゴが入っており、逆側にはCOLT’S GOVERMENT MODEL、シャーシ側にはCOLT’S PT.F.A.MFG CO. HARTFORD. CONN. U.S.A.という文字とシリアルNOであるSCGN0250(ユニークなNOではなく固定値)と入っています。

スライド左側の刻印
スライド右側の刻印
シャーシ側の刻印

エジェクションポートはこんな感じで、銀色のチャンバーに.45ACPと掘られています。

ホールドオープン状態のエジェクションポートはこんな感じ。

トリガー周りはこんな感じで、3ホールタイプの銀色のトリガーが付いています。
このトリガーにはイモネジが付いており、ストローク量を調整する事が出来ます。

スライドストップはこんな感じでマットな黒色の塗装が施されています。
ダイカスト製部品という事もあり、セレーション部のエッジは少し丸まっています。

マガジンキャッチボタンも同様にダイカスト部品でエッジは丸まっています。
セレーションは縦方向に入っています。

スライド後部のセレーションは切削で作られているようでエッジは鋭いです。

セーフティレバーは延長されているタイプで、アンビ仕様になっています。

フロントサイトはホワイトドットが入っています。

リアサイトはノバックタイプの物で、上下の調整機能付きです。
リアサイト上部のマイナスネジを回す事でリアサイトの高さを調整する事が出来ます。

リアサイトを一番下にした状態と一番高くした状態とサイトピクチャーはこんな感じ。

一番下にした状態
一番上にした状態
サイトピクチャー

ハンマーはリングハンマーで、左右が削られて銀色になっています。
ヘアラインもしっかり入っているこのスタイルのハンマー、結構好みです。

尚、ハンマー脇に付いているエキストラクターはダミーのスライド一体成型で少し膨らんでいるだけになっています。

ハンマーを起こすとファイアリングピンを確認する事が出来ます。

グリップセーフティは底部が膨らんでいるビーバーテールタイプ。
確実にグリップセーフティを押す事が出来る形状で、ハイグリップをした時の握り心地も良い形状です。

グリップの前後はこんな感じで、前側はセレーション無し、後ろ側のハンマースプリングハウジングには格子状のセレーションが入っています。

グリップパネルは木目調のフェイクウッド樹脂製品が付いています。
尚、グリップパネルのウェイトは入っていないので握り心地はちょっと軽い感じがします。
木目の感じは悪くはないですが、パット見でフェイクウッドが分かる程度の質感。

グリップ底部はこんな感じで、ハンマースプリングハウジング一体型のマグウェルが付いています。
またマグウェル付きの状態でも挿入しやすい大型のバンパー付きマガジンが付いています。

付属のマガジンはこんな感じで、マットな黒色の塗装が施されている、装弾数8発仕様
マガジンバンパーは樹脂製で、底部にTANIO・KOBAと刻印が入っています。

マガジン側面には残弾確認用の穴が7個開いており、その下に『45ACP 8rd.』と入っています。

マガジンに8発の樹脂カートリッジを挿入するとこんな感じになります。

カートリッジを入れた状態のマガジンを銃に装着し、エジェクションポートから覗いた時の様子はこんな感じ。

メンテナンスに必要な分解をしてみます

という訳で、とりあえず分解をしてみます。
分解方法は一般的なM1911系と同じで、スライドストップを外した後でリコイルスプリングを外し、バレルブッシングを外してバレルを取り外します。

リコイルスプリングはこんな感じで、2重のリコイルスプリングとゴム製のダンパーが付いている、GM7系共通仕様だと思います。

デトネータはこんな感じ。
2個のパッキンが付いているダブルオープンデトネータが付いています。


という訳で、タニオコバ GM-7 スペシャルコンバット ダブルオープンデトネータ仕様のレビューは以上になります。
発火に関しては近日中に行おうと思います。