エボログ

ファスガン専用機にしたARES KAC STONER LMGのピストン部を改修しました

記事作成日:2025年1月29日

先日、ARES KAC STONER LMGを素体にファスガン専用機を作りましたが、電動ガン用のノズルを加工して作ったピストンヘッドの強度に問題があったので、改修しました。

当初からどの程度持つかなと思いつつノズルを加工して作ってみたピストンヘッドですが、1000発程度の射撃を行う事でOリングを固定していた溝が破損(完全に潰れていました)、先端部も大きく変形、クッションとして入れていたゴム板も大幅に変形しました。

内側が空洞になっているという事もあり、特に肉薄の部分のダメージが激しいですね…。

尚、これはピストンでリコイルウェイトを打撃し、リコイルウェイトの先端に付いているピストンヘッドでエアーを圧縮、マズル先端の小さな穴からエアーを放出するというリコイル構造のピストンヘッドに該当する部分です。(図の赤色の部分)

という訳で、まず用意したのはGlock17用のリコイルスプリングです。
衝撃の緩和と戻りを良くする為に今使っているスプリングよりも少し硬い物が欲しかったので、70%/130%の物を買ってきました。

70%でも今使っているリターンスプリングよりも固めで自由長が長かったので、とりあえず70%を使う事にします。

続いて、ピストンヘッドですが今度はちゃんと作ることにしました。
リコイルウェイトを作った際の端材を削って、十分な強度のある物に変更しました。

基本的な寸法は電動ガンのノズルを加工して作った物に合わせており、気密を取る為のOリングも同じ物を使えるようにしています。
このOリングも細くて千切れやすいので、追々Oリング無しタイプも検討しても良い気がしますね。
後はリコイルウェイト一体型にするとか…。

このピストンヘッドとリターンスプリング、リコイルウェイトをアウターバレルに取り付けます。

一本物の真鍮の塊が壊れるとは思えないので、次に壊れるとしたらアウターバレル先端の蓋(イモネジ)ですかねぇ…。

動作に関しても特に変わりなく、リコイルもあるし銃口からの空気もしっかり出てくれたのでとりあえずこの状態でファスガンに持っていってみようと思います。