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Evolution Gear製3倍マグニファイア、Aimpoint 3XMAG-1 & UNITY TACTICAL FAST FTC マウント レプリカ セットを買ってみた

記事作成日:2025年3月17日

Aimpoint 3XMAG-1マグニファイアのレプリカとUNITY TACTICAL FAST FTC マウントのレプリカがセットになった『EVOLUTION GEAR 3倍 マグニファイア 3XMAG-1 Magnifier & UNITY TACTICAL FAST FTC マウント レプリカ セット』を買ってみました。
内容物はハードケースに入っており、マグニファイア本体とスイングマウント、L字レンチ3種(六角2種、ヘックス1種)、クリーニングクロスです。

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Aimpoint 3XMAG-1 マグニファイア レプリカについて

こちらはAimpoint製の3倍マグニファイア、『3XMAG-1』を模した製品で、かなり分厚いラバーでハウジングが覆われているのが特徴です。

先端の飛び出しているチューブ部は30mmで、ここにマウントを取り付けます。
スイングマウントだけではなく30mmチューブ対応品であれば普通のスコープ用マウントリングを取り付ける事も出来ます。

チューブの内側にはねじ切りがされており、少し奥まった所に対物レンズが付いています。

バーティカルアジャストダイヤルとホリゾンタルアジャストダイヤルはハウジングを覆ってるラバーの奥まった所に付いています。

六角穴が開いているので、六角レンチを差し込んで回します。

ラバーにはAimpointと凸文字で入っていますが、ちょっとフォントが細い気がします。
四隅の窪みに付いているシボもよく再現されていると思います。

底部はこんな感じで、バーコードとシリアルNO、マウント固定用の4本のネジ穴が開いています。

このフットプリントは昔のAimpoint製マグニファイアにも付いている物で、GG&GやSAMSONなどのQDマウントを取り付ける事が出来ます。

接眼レンズ側はこんな感じ。
ディオプターには大きな突起が付いており、回転方向の印が付いています。
尚、この突起部もラバーで出来ています。

ディオプターを限界まで-方向に回した時と+方向に回した時はそれぞれこんな感じ。

マグニファイアのレンズコーティングについて

レンズコーティングは対物レンズ・接眼レンズ共にグリーンマルチコートが施されています。
尚、接眼レンズ側からは青っぽい反射も確認出来るので、レンズのどこかに青系のコーティングも使われているようです。

UNITY TACTICAL FAST FTC マウント レプリカについて

続いて、スイングマウントである『UNITY TACTICAL FAST FTC マウント』を見ていきます。
UNITY TACTICAL製の2.26インチスイングマウント、『FAST FTC 30MM』を模した製品で、30mmチューブに取り付け可能なマグニファイア用のスイングマウントになります。

リング部はこんな感じで、チューブをこのリングに差し込んだ後2本のネジを締め込み、リングの締め付けで固定する仕様です。

スイングマウントのヒンジ部はこんな感じで、プランジャーが入り込む穴が確認出来ます。
もしリング部がガタつくようであればヒンジに付いているネジを締め込む事である程度はガタツキを抑える事が出来ます。

プランジャーのテンションは程よい感じで、硬すぎず柔らかすぎずな感じで程よい感じ。(実物と比較すると柔らかい)
しっかりしたクリック感もあるので、悪くはないスイングマウントかなと思います。

個人的にはもうちょっと硬い方が良いと思うんですが、固くしすぎて削れやすくなるのも良くないと思いますので、レプリカならこれ位の硬さの方が良い気がします。

マウント側面にはUNITYのロゴとパテント表記、CAGEコードが入っています。

こちらのスイングマウントはマウントの内側に入り込む形で折りたたむ仕様なので、マウント内側は大きくえぐれています。

マウント底部はこんな感じで、20mmレールに取り付けられるようになっています。

QDレバーはAmerican Defenseタイプの物が採用されています。
ロックボタンが丸みを帯びている新型タイプで、メーカーロゴやエッジの丸み、パテント表記など色々再現されています。
ピンが銀色じゃなくて黒だったら尚良かったんですが…。

マグニファイアとスイングマウント組み立て

という訳で、マグニファイアとスイングマウントを組み立てていきます。
まず、スイングマウントにマグニファイアのチューブを差し込み、ネジ2本を締め込みます。
尚、結構強く締め込まないとチューブがしっかり固定されませんでした。

チューブが大きく飛び出してしまうとマウントを折りたたんだ時にチューブがマウントとぶつかってしまいますが、少し飛び出している程度の状態であれば、折りたたむ事が出来ます。

組み立てるとこんな感じの見た目になります。
尚、バーティカルアジャストダイヤルとホリゾンタルアジャストダイヤルはどっち向きでも良いですが、ダイヤルが真上と真横を向くようにした方が操作性が良いと思います。

銃との組み合わせについて

トップレールへの取り付けですが、リアサイトと干渉する可能性があるので注意が必要です。
例えばMAGPUL MBUSのような少し厚みのあるフリップアップサイトと組み合わせると、折りたたんだ際にリアサイトと干渉しますし、フリップアップサイトを展開する事も出来ません。

基本的にバックアップサイトは付けない運用が良いと思います。
どうしてもバックアップサイトを付けたいならマグニファイアよりも前側にする必要がありますね。(マグニファイアよりも後ろ側にバックアップを付けると、今度はマグニファイアが覗けなくなる)

このスイングマウントとドットサイトを組み合わせるにはドットとサイト側を2.26インチに合わせる必要があります。
今は色々なメーカーからマウントベースが販売されていますが、基本的にUNITY製品と組み合わせるのが確実かなと思います。

マグニファイアを使用する際と折りたたんだ状態の見た目はこんな感じ。

覗いた時の様子について

マグニファイアを覗くとこんな感じ(ドットサイト無しの単体使用時)
アイボックスはかなり狭く、色も浅く暗いです。
また、写真だと分かりづらいですが若干魚眼レンズのような歪みが存在します。

視点を上下左右に動かすとこんな感じ。
ちょっとでも適切な位置からズレるとケラれてしまいます。

ドットサイト(EoTech EXPS3 DCR)と組み合わせて覗くとこんな感じ。

覗きながら視点を前後、上下左右に動かした様子はこんな感じ。

スイングマウントの操作はこんな感じ。


という訳で、Evolution Gear製3倍マグニファイア、Aimpoint 3XMAG-1 & UNITY TACTICAL FAST FTC マウント レプリカ セットのレビューは以上になります。

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