
MECHLABS NEXXUS PROメカボックス+ROTO TDPチャンバー、X-MODメカボックスのレビュー
記事作成日:2026年5月1日
MECHLABS製Ver2メカボックス互換のガスユニット、NEXXUS PROとX-MOD並びにNEXXUS PROと一体型で固定されるHOPチャンバー、ROTO TDPチャンバーをOver kill@苺屋様よりお借りしたので紹介していきます。

尚、当記事では組み込みなどは行わず、外観レビューと製品仕様に関しての紹介となります。
NEXXUS PROメカボックス+ROTO TDPチャンバーについて
まずはNEXXUS PROメカボックスとROTO TDPチャンバーの組み合わせから紹介します。
こちらの製品はガスユニット本体とチャンバーが連結されている製品で、Ver2メカボックスを使用する電動ガンレシーバー(主にM4/M16系レシーバー)に取り付けて使用する製品となります。

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尚、本製品は数量限定のセット売り製品で、通常はNEXXUS PROとROTO TDPは個別に販売されています。
メカボックスに固定されているチャンバーは『ROTO TDP』です。
本製品は給弾ルート部とバレルを固定している筒状のパーツがアルミ削り出し、HOPアームや給弾ルートを固定している基部とHOPダイヤルが樹脂で出来ています。


尚、全てのパーツがアルミ削り出しで作られている上位モデルのROTO TDP PROチャンバーを使用する事も可能です。
ROTO TDPとROTO TDP PROの違いは材質のみで基本仕様に違いはありませんが、HOPラバーの素材が2種類から選ぶ事が出来るようになっています。


チャンバーとメカボックスはチャンバーのネジ穴とメカボックス側のネジ山によって連結されています。
この通り、本セットの場合はメカボックスとチャンバーはセットで運用する事が前提となります。
連結させない仕様で使いたい場合は、単品販売のNEXXUS PRO及びROTO TDPを購入する必要があります。

ROTO TDPチャンバーの詳細について
ROTO TDPチャンバーはHOPパッキンを使用しない非常に特殊なチャンバーです。
インナーバレルはスタンダード電動ガンの物を使用し、本製品には黒色のアルマイトが施されたアルミ製のインナーバレルが装着された状態になっています。
ROTO TDPチャンバーの分解は少し特殊な操作手順になります。
まず、HOPアームを固定しているピンを抜き、HOPアームを取り外します。
これでHOPアームと連結されているHOPラバーを取り外す事が出来ます。
その後、インナーバレルを固定しているCクリップを外し、インナーバレルを取り外します。


写真の通り、取り外したインナーバレルにはHOPパッキンが付いていませんし、本チャンバーにHOPパッキン付きのインナーバレルを取り付ける事も出来ません。
尚、インナーバレルとノズルとの気密取りには写真赤矢印部に付いているOリングが行っています。

続いて、給弾ルートを外し、基部を取り外します。
最後にHOPダイヤルを前側にスライドさせて取り外します。



HOPアーム+HOPラバーはこんな感じで丸形のゴムがアームに連結されている可動式のアジャスターに固定されており、常にラバーはインナーバレルのHOP窓に大して垂直に降りるようになっています。


このHOPラバーはチャンバーに空いている穴に刺さります。
クッションラバーはHOP窓をほぼ埋めるような形になるので、HOP窓から漏れるガスは微々たる物かと思われます。



ただし、組み合わせるインナーバレルのHOP窓が非常に大きなサイズになっていると、ガスの漏れも増えるので組み合わせるインナーバレルのHOP窓の大きさには気をつける必要があるでしょう。
理想を言うなら、丸型のHOP窓を持つインナーバレルを作るのが良さそうですね。
という訳で、ROTO PROチャンバーの構造について紹介してみました。

NEXXUS PROメカボックスの詳細について
NEXXUS PROメカボックスはいわゆる『HPAユニット』という種類の製品で、バッテリーを必要としないガス式セミオート・フルオートユニットになります。
ソレノイドを用いる電磁弁の機構を機械的に行っている製品で、コクサイ セミオートユニット(ガスセミユニット)のような単発専用の製品ともまた異なる仕様の製品となっています。
ガス圧のみで駆動する方式なので、安定動作させるにはある程度のガス圧が必要となりますが、サンプロジェクト製レギュレーター(0.45〜0.5mpa)でも動作させる事が可能なので、日本国内での運用でも特に大きな問題は無いと思われます。
Ver2型のメカボックスのグリップ固定部からホースが伸びています。


メカボックス単体の重量は385g。

付属のホースは短く、プラグも海外仕様になっていますが、日本国内でも一般的な6mmホースを使用しているのでサンプロジェクトなどのメーカーから外部ソース用として販売されているホースを繋げれば良いかと思われます。

ノズル周りはこんな感じで、ROTO PROチャンバーの連結部になっています。(先述の通り、この連結部が装着された状態になっているのはセット売りのモデルのみ)
ここを引っ張り出す事でガス室及びバルブを取り外す事が出来ます。


また、チャンバーとの連結部も取り外す事が可能となっています。

ノズル後退状態と前進状態のバルブの動きはそれぞれこんな感じ。
これらはピストンのような構造になっており、このユニットにガス圧が加わると前進、ガスカットされると負圧で後退するという構造になっています。
スプリングも入っておらず、全てガス圧で制御されています。

トリガーはこんな感じで、特徴的なデザインのアルミ削り出しのトリガーが組み込まれています。
尚、トリガーの定位置を調整する事も可能となっています。


こちらのトリガーにはスプリングが組み込まれておらず、組み込まれている磁石の磁力によってトリガーを定位置に戻す機能が備わっています。
トリガーストロークは短く、更にトリガープルも非常に軽くちょっと触っただけで引けます。
当然ながらシアー感などは一切無く、あくまで暴発防止の為に磁石でトリガーが固定されているようなトリガーです。



尚、トリガープルゲージで計測しようとしたのですが、あまりにトリガープルが軽すぎて正常に計測する事が出来ませんでした。
非常に特殊なトリガーフィーリングなので、正直文字でも動画でも説明が難しいです…。
触ってみないと分からないですね…。
セレクタープレートはこんな感じで、メカボックス側にネジ3本で固定される専用品となっています。
かなり特殊な形状をしており、組み合わせるレシーバーによっては調整が必要になる可能性があります。
Ver2メカボックスを使用する電動ガンは多種多様な製品が存在しますが、この事から基本的にはM4/M16系フレーム用となっています。


グリップ固定部はこんな感じで、2本のネジでグリップを固定する仕様になっています。
尚、モータータワーの外径よりもホースを固定する真鍮パーツの方が若干太いので、グリップの加工も必要になる場合があります。

動作の様子はこんな感じ。
サンプロジェクト製レギュレーターを使用し、ガス圧は0.5mpaの状態になります。
尚、トリガーをゆっくり引くとガスもゆっくり流れてしまうので、じわじわとトリガーを引くような撃ち方は出来ません。
パシパシとトリガーを弾くように引くのがもっとも効率良く撃てる感じで、イメージとしてはペイントボール銃の撃ち方ですね。
先述の通りトリガープルは非常に柔らかく、シアー感も全く無く発射のタイミングをトリガーフィーリングで理解するのは不可能な製品なので、トリガーをゆっくり引く意味が無いと思いますが、シアー感のあるトリガーフィーリングに慣れていると、トリガーの引き方はかなり矯正する必要がある印象です。
尚、ガス圧が低いと動作が不安定になり、0.3mpa状態だとこのようにガスが漏れるだけで一切動作しなくなります。
最低でも0.4mpa程度のガス圧は必要な感じでした。
X-MODメカボックスの詳細について
続いて、X-MODメカボックスを紹介します。
こちらは先述のNEXXUS PROの後継機種として登場した製品で、NEXXUS PROから様々な点でアップデートが加えられています。
尚、バッテリーを不要とするガス圧駆動方式である事には変わらないです。


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内容物はX-MODメカボックス本体とホース、カプラー、予備のOリング、各種セレクタープレート、L自レンチやトルクスドライバービットなどの工具類です。

セレクタープレートはこんな感じでメカボックス本体に装着されている物の他に3種類の物が同梱されており、個体差に合わせて微調整を行ったり、何なら加工用の素材として使う事も出来そうです。

X-MOD本体はこんな感じで、パット見の構成は先述のNEXXUS PROと同じです。


メカボックス単体の重量は309g。
NEXXUS PROと比べて76g軽くなっています。

全体的に大きな変化があるのは、メカボックス上部(シリンダー部)、メカボックス中腹、メカボックス底部の3つのユニットに分かれているという点です。
また、各部の調整機構が増え、説明書きが至る所に存在しています。


本製品の特徴として、メカボックスの位置調整用の機構が備わっているという点が挙げられます。
メカボックスの各部に付いているイモネジを回す事でロアレシーバー内側とのクリアランスを抑え、適切な位置にメカボックスを配置する事が出来るようになります。
上下位置に加えて作業位置も調整出来るようになっているので、メカボックスサイズに対してスカスカなレシーバーでも安定させる事が出来るでしょう。


スタンダード電動ガン規格のM4/M16系フレームはメーカーごとの寸法差が非常に激しく、メカボックスを定位置に固定する為にテープやプラ板などでかさ増しする事もありますが、本製品はイモネジで調整する事が出来るようです。
この調整機構はグリップ側にも付いています。
これだけ様々な箇所で調整が出来れば、手間は掛かりますが確実にメカボックスを定位置に固定させる事が出来そうです。

こちらのネジはサイクルコントロール用のネジで、切り替えバルブの排気孔を絞ってサイクルを調整する事が出来ます。


トリガー定位置の調整機構も備わっています。
尚、トリガーに関してはNEXXUS PROの物と同じで、スプリングは無くマグネットの磁力のみで定位置に戻る製品になっています。
トリガーフィーリングなどもNEXXUS PROと同じでした。

ノズル周りはこんな感じ。
こちらもNEXXUS PROと同様の固定方法で、基本的にはささっているだけなので引っ張れば抜けます。
尚、ノズルを回す事でノズル長さを調整する機能も備わっています。


ノズル後退状態と前進状態のバルブの動きはそれぞれこんな感じ。

グリップ固定部はネジ4つ仕様になっています。
また、ホースの固定部が奥まった位置に配置される仕様になっている為、グリップの加工の必要が無くなり互換性が向上しているようです。

動作の様子はこんな感じ。
レギュレーターはNEXXUS PROの検証と同様、サンプロジェクト製の0.5mpa状態。
セミオート、フルオート共に快調ですが、セミオートの状態でトリガーを引き続けるとガスが放出され続けます。
NEXXUS PROでトリガーをゆっくり引くとガスがゆっくり流れていましたが、X-MODではトリガーをゆっくり引いてもガスはゆっくり流れたりせず一気に放出されます。
ただし、先述の通りトリガーを引いている間ガスが流れ続けるので、結果としてNEXXUS PROと同様にトリガーは弾くように引くのが良さそうです。
尚、トリガーを引き続けて流れるガスはマズルから流れるのではなくメカボックス側面の穴から流れます。
この穴はフルオートのサイクルコントロールで使用する物になります。
尚、動作に関しては最低0.3mpa程度あれば動作させる事が可能でした。
ただし、ガス圧が下がる分フルオートの発射サイクルは遅くなります。
という訳で、MECHLABS NEXXUS PROメカボックス+ROTO TDPチャンバー、X-MODメカボックスのレビューは以上になります。

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