
WE-TECH/RA-TECH T.A-2015(P90スタイル) GBBの分解レビュー
記事作成日:2026年5月5日
先日開封レビューを書いた、RA-TECH製パーツが組み込まれたWE-TECH製のP90スタイルGBB、T.A-2015を分解していきます。
本製品はWE-TECH T.A-2015にRA-TECH製内部パーツが予め組み込まれた製品になります。

という訳で、まずはフラッシュハイダーとマガジンを取り外した状態から分解を開始します。

まず行うのはテイクダウンです。
ストックとバレルを分割するには、ストック上部のボタンを押しながらトップレール部を前にスライドさせます。


バレル周りの分解
という訳で、まずはバレル周りを見ていきます。
本製品のバレルは電動ガンのP90と同様にトップレール部にくっついています。


インナーバレル・チャンバーを取り外すには側面の小さなネジを2本外します。
これでトップレールからインナーバレル・チャンバーを取り外す事が出来ます。


インナーバレルを抜くと、コッキングハンドル用のリターンスプリングが外れます。
この辺りの仕様も電動ガンのP90とそっくりですね。

インナーバレル・チャンバーはこんな感じ。
インナーバレルはRA-TECH製のステンレスインナーバレルに交換されていますね。
また、チャンバーの脇にはボルトストップを担うパーツ(残弾が0になった時にボルトに干渉してボルトの閉鎖を阻害するパーツ)が付いているのですが、こちらもRA-TECH製のスチールパーツになっています。



チャンバーを分解します。
まず、チャンバーに引っかかった状態のHOPダイヤルとチャンバーを閉じているネジを2本外します。
これでチャンバーを開く事が出来ます。
尚、チャンバーを開く際に細かなパーツが飛び出すので気をつける必要があります。


HOPアームとHOPクッションはこんな感じ。
HOPクッションは円柱状のゴムです。

チャンバー下部には2重給弾やBB弾の逆流を防止する為のストッパーが付いています。

インナーバレル・HOPパッキンはこんな感じ。
インナーバレルの固定は側面に付いている2本の細い溝を用いる構造になっています。


インナーバレルの長さは275mm。
先述の通りRA-TECH製のステンレスインナーバレルなので内径は6.02mmだと思われます。


HOPパッキンはメイプルリーフのDIAMONDで硬度70度程度の少し硬めの物が入っています。
こちらのHOPパッキンはRA-TECH製インナーバレルとセットで販売されているケースがあるので、恐らくそのセットで組み込まれているのだと思われます。



ボルト、ハンマー、放出バルブの取り外し
続いて、ストックからボルトやハンマーなどを取り外していきます。
まずはバットプレートを上方向にスライドさせます。
特にロックなどはされておらずはまっているだけなので、バットプレートの下を叩けばスライドさせる事が出来ます。


ストック内部はこのような形になっています。

内部メカにレバーが付いており、このレバーを押しながら引っ張り出す事が出来ます。
尚、このパーツはハンマーASSYなのですが、ハンマーは起こした状態じゃないと取り外す事が出来ないので注意が必要です。


ハンマーを取り外した後、ストックを揺さぶるとボルトも取り外す事が出来ます。
もしかしたらハンマーを取り外さなくてもボルトは取り出せるかも知れませんが…。

次にガスタンク+放出バルブ部を取り外します。
ボルトとハンマーの取り外しは上記の通り簡単に行えますが、ガスタンクと放出バルブに関してはかなり面倒で、ストックを真っ二つにする必要があります。
まず、側面のネジを全て外し、マガジンキャッチを外します。


ストックを真っ二つにする事で、内部にアクセスする事が出来ます。

セレクターレバーやトリガー周りはこんな感じで、セレクターレバーは底部のプランジャーによって定位置に固定される仕様になっています。
そして、セレクターレバーに付いている溝の深さによってトリガーの引き代が変わるという仕様になっています。


トリガースプリングの前後には樹脂製のパーツが付いており、これらがスプリングガイドとなっています。
トリガースプリングは結構硬めです。

トリガー周りのパーツを組み込んだ状態はこんな感じ。

トリガーバーはこちら。
寸法が全く同じかは不明ですが、東京マルイ P90に組み込まれている物とそっくりです。

ストック内側にはマガジンの装着状況を検知する為のレバーが付いています。
マガジンを取り付ける事で、このレバーが押し下げられ、ハンマーダウンさせる事が出来るようになります。(つまり、本製品はマガジンが刺さっていない状態ではハンマーダウンさせる事が出来ません)

ストック後部にはボルト用のダンパーが付いています。
こちらのゴムパーツがそれです。


という訳で、これで内部メカを取り外す事が出来たので、これらも分解していきます。

ちなみに、これらのパーツはストック内にこのようなレイアウトで固定されています。

ボルトの分解
T.A-2015のボルトはこのような形をしています。
WE純正では亜鉛合金製のボルトですが、本製品はRA-TECH製のスチールボルトになっており、大きさの割にはかなりずっしりとした重量感があります。


リコイルスプリングを取り外します。
後部のネジを外す事でリコイルスプリングとスプリングガイドを取り外す事が出来ます。


ボルトの重量は180gあります。

ボルトを分解するにはまず、ボルトの左右に付いているローディノズルのストッパーを取り外します。
共に樹脂製のパーツで、右側はささっているだけ、左側はネジ止めされています。


ボルト後部に付いているピンを抜き、ローディノズルのリターンスプリングをフリーな状態にします。
尚、こちらのピンは上側にローレット加工が施されているので、ボルト上側に抜く必要があります。


これでローディノズルを取り外す事が出来ます。

T.A-2015のローディノズルはノズル部が非常に長くなっているのが特徴です。


こちらのローディノズルは前後の2パーツに分かれており、それらは非常に細いピンで固定されています。(1mm以下のピンポンチが必要)
これでリターンスプリングやフローティングバルブなどを取り外す事が出来ます。



フローティングバルブはこの通り、RA-TECH製のNPASが組み込まれています。
RA-TECH製品でも有名なパーツなのでおなじみな形状ですね。

ガスタンク・バルブ部の分解
次にストック内のガスタンクと放出バルブ周りを分解していきます。
こちらのパーツはこのようなL時型の形状をしており、ボルトとハンマーの間に挟まる形でストックに収められているパーツになります。


放出バルブ側はこのように通常時はハンマーが物理的に放出バルブが叩け無いようにするアームが付いています。
マガジンを取り付ける事によってこのアームが下がり、放出バルブが叩けるようになります。


ガスルートパッキンを外します。
2本のネジを外して金属のプレートを外す事で、パッキンを取り外す事が出来ます。


マガジンと連結するガスルート部はこんな感じで、注入バルブのような設計になっています。
この真鍮製のパーツ弁になっており、マガジンによって押し込まれる事で、弁が開きマガジン側のガスタンクとこちらのガスタンクが繋がります。

ガスタンク部底部の2本のネジを外す事で、ガスタンクを開く事が出来ます。


側面についているアームを外します。
尚、このアーム類もRA-TECHのスチールパーツになっています。

放出バルブはこんな感じで、WE製の長物GBB製品に組み込まれている物と良く似た設計の物が組み込まれています。

ハンマーの分解
最後にハンマー周りを分解していきます。
T.A.-2015のハンマーは樹脂製のケースに固定されています。


底部から伸びているバーがトリガーバーに接続する事で、シアーを動かす事が出来る構造になっているようです。


ハンマーASSYを樹脂ケースに固定しているネジを外します。


こちらがT.A-2015のハンマーASSYです。
ハンマー本体とシアー、バルブノッカー、フルオートシアーがRA-TECH製のスチール製品になっています。

トリガーバーと連動して動く板状のパーツは後ろ側にスライドさせる事で取り外す事が出来ます。

続いて、シアーとハンマースプリングを固定しているピンを抜き、これらのパーツを取り外します。

ハンマー及びバルブノッカーを外すには3本のネジを外します。

バルブノッカーはこんな感じ。
ノッカー本体とバルブロックがRA-TECH製のスチールパーツになっています。


ハンマー、ハンマースプリング、シアー周りはこんな感じ。
スプリングガイド周りはWE純正パーツのままですが、ハンマーとシアーはRA-TECH製のスチールパーツになっています。


マガジンの分解
マガジンも分解しておきます。
まず、プランジャーを押しながらマガジン前側のプレートをスライドさせ、取り外します。
その後、プレート内側のネジを外し、マガジンインナーとアウターを分離させます。



マガジンインナーはこんな感じで、ガスタンクにBB弾格納部がはめ込まれているような見た目をしています。
また、ガスタンクは全部で4分割の構造になっています。


プランジャーや注入バルブを外します。


続いて、マガジンのリップ側に付いているネジを外し、先端部を取り外します。
これでBB弾の格納部を取り外す事が出来ます。


本体との連結部のガスルートはこんな感じになっています。

という訳で、WE-TECH/RA-TECH T.A-2015 GBBの分解レビューは以上になります。
組み立てつつファスガン専用機として弄っていこうと思います。
