
NKG製 東京マルイ EVOLT用BCM GUNFIGHTER MOD.3タイプ グリップのレビュー
記事作成日:2026年5月14日
NKGさん作の東京マルイ EVOLT用BCM GUNFIGHTER MOD.3タイプ グリップをお送り頂いたのでレビューしていきます。


NKG AIRSOFT PRODUCTS EVOLT用BCM MOD3タイプグリップ
グリップの付属品と外観について
付属品はグリップ本体とグリップ底蓋用の固定ネジ、説明書になります。
グリップをEVOLTのメカボックスに取り付けるネジなどは純正部品を流用する形になります。
説明書はグリップ内側に丸まった状態で入っており、注意書きや取り付け方法などが記載されているので、確認した上で組み込みを行うようにして下さい。


本製品は実物のBCM GUNFIGHTER MOD.3グリップを東京マルイ EVOLT用に加工した物を型取り、複製するという製造方法で作られている製品で、外寸は実物のBCM GUNFIGHTER MOD.3グリップと全く同じになっているのが特徴の製品になります。


という訳で、本製品の細部を見ていきます。
まずグリップの根本部分から。
EVOLTではレシーバーの外寸がリアルサイズになっている事から、実銃用のグリップの外寸のまま取り付ける事が出来るようになっていますが、メカボックスの逃がしを設ける必要があり板厚はかなり薄くなっています。
とは言え、使用されている樹脂の強度が高い事から頼りない感じは一切ありません。


メカボックス取り付け部はこんな感じで、ネジ穴やモーターのシャフトが通る穴、配線の逃がしなどが、東京マルイ EVOLT純正グリップとほぼ同じ寸法で作られています。

グリップの前後はこんな感じで、パーティングラインが確認できます。
これは実物のグリップにも付いている物で、冒頭で紹介した通り実物のグリップを型取り複製している為に再現されている訳です。


グリップ側面のテクスチャとBCMロゴはこんな感じ。
こういう細かな凹凸に関しても潰れたりせずにしっかり成形出来ている事が分かります。
また、細かなシボもしっかり再現されています。

グリップの底蓋はこんな感じ。
実物ではラバーで出来ているパーツですが、モーターを固定する必要があるパーツという事もあり本製品では硬い樹脂で出来ています。
ただし、ゴムパーツもそのまま型取りをしている事もあり、シワがあったりして何となく見た目が柔らかそうに見えます。


また、見ての通りグリップ底部はアレンジがされており底蓋を固定するネジやモーターの位置調整用の穴が確認出来ます。
底蓋を開くとこんな感じ。
底蓋の前側はヒンジ形状になっており、ネジ固定されているのは後ろ側のみです。
尚、ネジ穴は真鍮インサートが埋め込まれています。


グリップ底蓋に付いているモーターの上下位置調整用ネジ部には真鍮インサートが埋め込まれており、3mmのイモネジが付いています。


尚、こちらのイモネジはナイロック加工が施されている物になります。
その為、回すのには少し力が必要ですが振動などによって緩む可能性が抑えられています。

底蓋の内側を横から見るとこのようになっています。

東京マルイ EVOLTにグリップを取り付けていく
という訳で、東京マルイ EVOLT M4A1に本製品を取り付けていきます。
まずはモーターとグリップの取り外しです。
冒頭で触れた通り、本製品を取り付けるには、純正パーツも流用する事になります。
具体的には『モーター』『基部の固定ネジ』『モータープレート』の3点を純正部品から流用します。


尚、モーターからY端子を取り外す際にはブラシホルダーを固定しているネジを完全に外さないよう注意が必要です。
モーターから端子を外すにはネジ頭を2回転程させるだけで良いです。

このネジを完全に外してしまうと、モーターの磁力によって内部にネジが落ちてしまう場合があります。
そうなると、モーター内に落ちたネジを磁力に逆らう形で摘出する必要があり、最悪モーターの分解が必要になりかなり大変な事になります。
続いてグリップの交換を行うのですが、その前にやらないといけない事があります。
それはグリップ固定基部を前後入れ替えるという事です。
EVOLTにはグリップ取り付け基部パーツの前後の向きを入れ替える事でグリップの角度を変更する事が出来るというギミックが備わっています。
BCM MOD3グリップはEVOLT M4A1純正のA2グリップよりも角度が浅いので、このパーツを入れ替えて浅い角度のグリップを取り付ける事が出来るようにします。(銀色のパーツの溝の位置をトリガー側にする)


続いてグリップを取り付けていくのですが、この際に配線がしっかり逃げている事を確認しながら取り付けていきます。
ちゃんと確認して取り付けないと、メカボックスの間に挟まってしまい配線を潰してしまう…なんて事もあります。

その後、グリップ内側のネジを締め込むのですが、この際必要以上にキツく締めないように気をつける必要があります。
感覚的な物ですが手回しであればネジが固くなってきたタイミングから1/4回転程、僅かに増し締めする程度で抑えた方が良いです。
それで十分固定させる事が出来ます。
強引にネジを締め込んでしまうとグリップを変形させてしまったり、最悪の場合はグリップや基部パーツを破損させてしまう可能性があるので、ここの締込みには注意が必要です。
特にトルクの高い電動ドライバーなどを使って作業を行う場合は、最後の方は手回しに切り替えるなど気をつけた方が良いです。
グリップがロアレシーバーに固定されたらモーターを取り付けるのですが、この際配線はグリップ前側に通す必要があります。
配線の逃がし溝もグリップ内側に設けられているので難しくは無いです。


尚、モーターを取り付けたタイミングでエンドベルを押し込んで、上下にスムーズに動く事を確認します。
押し込んでモーターがスムーズにスプリングテンションによって戻ってこないような状態だと、配線とモーターのクリアランスが悪いので、配線がちゃんと逃げているのか、グリップは隙間無く固定出来ているかなど確認が必要です。
ブラシホルダーの固定ネジを使って配線を固定したらモーターの取り付けは完了です。

後はグリップ底蓋にモータープレートを取り付けて底蓋を閉め、固定ネジを締め込みます。
尚、このタイミングでモーター位置調整用のネジはグリップの底蓋から飛び出していない程度の状態にしておいた方が良いでしょう。


これで東京マルイ EVOLT M4A1のグリップ交換は完了です。

取り付け後の細部はこの通り、レシーバーとグリップの隙間は全く無くピッタリくっついています。
底蓋もズレたり浮いたりせずしっかり閉まっていますね。


グリップ交換後の動作テスト
という訳で、グリップ交換した際にまず行う必要があるのはモーター位置調整です。
これを行わずに動かし続けるとピニオンギアやベベルギアに大きなダメージを与え、最悪の場合破損させてしまう可能性があるので、必須の作業です。
モーターの位置調整はギアに負荷が掛からない状態で行った方が良いので、まずテイクダウンした状態で行います。
この状態でもっともギアノイズや振動が少ない状態に調整します。

最初のうちはなるべくピニオンギアにダメージが入らないようにセミオートで動かして調整、異音が少なくなってきたタイミングでフルオートに切り替えて細かな調整を行う形が良いです。
この作業を行わずにいきなりアッパーレシーバーを取り付けたまま動かしてしまうと、ピニオンギアやベベルギアが歪んでしまう可能性があるので、必ずテイクダウンした状態で慎重に調整を行うようにしましょう。
テイクダウンした状態の動作音が純正グリップ使用時と似たような状態になったら、アッパーレシーバーを閉じて再度動作させ微調整が必要であれば調整を行います。

モーター位置調整後の動作はこんな感じ。
動作に関しては何の異常も無く、純正グリップと遜色ない動作音となっています。
調整の結果、イモネジは写真の位置まで飛び出した状態になりました。
調整幅はかなり広めに取られているようで、仮に社外製モーターなど若干寸法が異なるモーターを入れる場合でも対応は出来そうです。

という訳で、NKG製東京マルイ EVOLT用BCM GUNFIGHTER MOD.3タイプ グリップのレビューは以上になります。
EVOLT用の社外パーツは現時点では個人開発の物がかなり多いですが、どの制作者も熱量を感じられる物ばかりで非常にディテールに凝った造りをしている事が多いです。
本製品も例に漏れず、非常にクオリティの高い製品となっています。


販売価格は税込み18,700円。
販売の開始に関してはXアカウント(NKG@nkg_airsoft)にてアナウンスを行い、小売店での取り扱いに関しては現時点ではDEFCON、エチゴヤ、フェローズ、SYSTEM、devil sixにて取り扱いがあり、2026年5月15日から販売開始との事です。
