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リコイルショック付きEVOLT、東京マルイ EVOLT FPR MK 4【RSモデル】の開封レビュー

記事作成日:2026年5月28日

『法執行機関向けにカスタムされたパトロールライフル』というコンセプトを持って発売された東京マルイ EVOLT FPR MK 4【RSモデル】を購入したのでレビューしていきます。

本製品は一足先に発売された東京マルイ EVOLT M4A1のリコイル付きモデル(RSモデル)となっており、外装パーツとしてはアウターバレル、ハンドガード、ストックなどが異なっている製品となります。

外箱はシルバーの地に黒色のEVOLTロゴ
ビニール袋で包まれている

付属品や外観レビューはEVOLTと重複する部分も多いので、本記事ではざっくりFPR MK 4【RSモデル】の特徴的な部分を重点的に紹介していく形となりますので、EVOLT M4A1のレビュー記事も合わせてご確認頂けますと幸いです。

パッケージデザインはシンプルながら一目でEVOLTなのか、EVOLT RSなのかが分かるように、色が反転されています。(EVOLTは地が黒、ロゴがシルバー、EVOLT RSは地がシルバー、ロゴが黒)
また、各部に『FPR MK 4』と記載がされています。

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付属品について

EVOLT RS FPR MK 4のパッケージを空けると、EVOLT M4A1の時と同様にテイクダウンされた状態の銃本体、マガジン、アクセサリーが収まっている小箱が確認出来ます。
尚、説明書は上蓋側に入っています。
また、クリーニングロッドやBBローダーは布を剥がした下側に収まっています。

内容物を全て取り出した状態がこちら。
銃本体(アッパー・ロアー共にレシーバーカバー装着済み)とマガジン、クリーニングロッド、BBローダー、工具類(ローダー用アタッチメント、フロントサイト調整治具、L字レンチ)、ハンドガード固定用のイモネジ(ナイロック加工済み)、安全キャップ、BB弾、説明書類です。

EVOLTに比べて説明書のボリュームが増えている…というか、正誤表が含まれているので枚数が増えています。

取扱説明書はEVOLTと同様に非常に分厚く、取り扱い上の注意やメンテナンス方法、トラブルシューティングなどが図解付きで説明されています。
EVOLTシリーズは一般的な電動ガンと扱い方が大きく異なる箇所も多々あるので、一通り目を通しておいた方が良いでしょう。
また、EVOLTとEVOLT RSのレシーバー組み換えに関する注意書きも別紙になっています。

パーツリストは説明書と別紙になっており、こちらにも誤りがあったようで正誤表が付属。
主要なパーツはEVOLTと共用ですが、ギアボックスは『RS用ギアボックス』となっており、値段がEVOLTでは66,000円だった物が74,800円に上がっています。
配線の長さとか軸受が違っているのは当初から分かっていましたが、8,800円も値段が上がっているようです。

また、EVOLT RS FPR MK 4のストック(LMTタイプのストック)のパーツNoが『NGM4』から始まる物なので、次世代電動ガンと共用のようです。(そこにEEGR1-12、EEGR1-13、EEGR1-14というEVOLT RS用パーツが追加されている模様)

細々した付属品類はこんな感じで、フロントサイト調整治具、レシーバーカバー用の予備ピン、ローダーアタッチメント、ハンドガード固定用のイモネジなどがあります。
イモネジには緩み止め処理であるナイロック加工が施されています。

テイクダウン状態のFPR MK 4について

本製品はアッパーレシーバーとロアレシーバーが分離された状態で収まっており、使用するにはアッパーレシーバーとロアレシーバーを結合する必要があります。

また、アッパーレシーバー、ロアレシーバー共に内部メカを保護する為の専用カバーが装着されています。

アッパーレシーバー後部にはリコイルウェイトを動作させる為のロッドが確認出来ます。
EVOLTでは単にシリンダーASSY後部に穴が空いていただけですが、EVOLT RSではこのロッドが動作してリコイルウェイトを押し出す仕様になっているようですね。

ロアレシーバー側もアッパーレシーバーと同様でリコイルウェイトの有無が大きな変化でしょう。
また、細かい所ですが配線の色が変わっていますね。(EVOLTは黒・白・黒、EVOLT RSは赤・黒・黒)

アッパーレシーバーとロアレシーバーを結合。
この状態で細部を見ていく事にします。

FPR MK 4の細部について

フラッシュハイダーはシンプルなバードケージスタイルで、アウターバレル先端は14mm逆ネジになっています。
イモネジ固定などでは無いので、時計回りにハイダーを回す事で外す事が出来ますが、弱強度のネジロック剤のような物が塗布されているようで結構硬く固定されています。

14mm逆ネジの底部には平らに削られている箇所があり、イモネジ固定式のマズルデバイスを使用する場合はこの平らな面に対してイモネジを締め込む事で、ネジ山を破壊しなくても良くなるので、これは良い設計ですね。

ハンドガードはGEISSELE SMR MK4風のハンドガードが装着されています。
長さは10インチ、上面はと左右前側、底部前側がピカティニーレールになっており、左右にはM-LOKスロットが4スロット、底部にはM-LOKが1.5スロット、側面の前後にQDスイベルホールが付いています。

ハンドガード底部には「キズ防止シール」という物が貼られており、テイクダウン時にマグウェルとハンドガードがぶつかる事によって傷が付かないような配慮がされています。

ハンドガードの隙間から銀色のガスブロックが確認出来ます。
ガスブロックはハンドガードの形状に合わせてか、こちらもGEISSELEスタイルの物が付いています。

上面レールにはフロントサイトが装着されています。
フロントサイトはKAC風のデザインとなっています。

ハンドガードには特に刻印などはありませんが、固定ネジ部には『MAX TORQUE 8 FT-LB』と締付けトルクの記載が入っています。
出荷時点で少しネジ頭に傷と若干の変形が確認出来る事から、かなりのトルクを加えて固定されているようにも見えます。

尚、本ハンドガードは下部からの締込みに加えて回転防止として左右から小さなイモネジを使って固定する仕様になっているのですが、この回転止めのイモネジが装着されておらず、ユーザー側で装着する必要があります。

イモネジが装着されていない理由は出荷時点でレシーバーに傷が付かないようにする為という配慮は分かるのですが、だとしたら何故この仕様のハンドガードを採用したんでしょうね…。

ちなみにイモネジが無くてもハンドガードはかなりしっかり固定されており、簡単にズレたり回転したりしてしまう事は無さそうですが、重たい光学機器をハンドガードに取り付けたり、フォアグリップなどを付けて負荷をかけたりすると回ってしまう事もあるかも知れません。

レシーバーはこんな感じで、EVOLT M4A1と同様の無刻印仕様ですが、セレクターレバーの刻印と、アッパーレシーバーにフォージマークが入っているだけの仕様となっています。
また、『TOKYO MARUI MADE IN JAPAN ASGK』の文字はレシーバー右側、ハンマーピンの上辺りに入っています。

マガジンは箱出し状態のEVOLT M4A1と同様にかなりタイトに固定され、マグウェルにマガジンを挿した後に少し叩いてやる必要がありました。
EVOLTと同様に何度か抜き差しをする事でスムーズに抜き差しが出来るようになると思われます。

トップレールにはKACスタイルのリアサイトが付いており、これはEVOLT M4A1に付属する物と同じかと思われます。

サイトピクチャーはこんな感じ。

チャージングハンドルはオーソドックスな形状です。

エジェクションポートカバーの下側にはエジェクションポートカバーが開いた際に傷が付かないようにクッションが貼り付けられており、そのままだとエジェクションポートがしっかり開かない状態になります。

このクッションを剥がす事でしっかりエジェクションポートカバーが開くようになるので、使用前に外す事でエジェクションポートカバーがしっかり開くようになります。
また、チャージングハンドルを引くとダミーボルトが後退し、HOP調節ダイヤルにアクセス出来るようになります。

ボルトリリースボタンはこんな感じで、空のマガジンを入れるとボタンが飛び出します。
GBBのような重さはありませんが、しっかりした押し心地があります。

ボルトリリースボタンが押されている状態
ボルトストップ状態

セレクターレバーの刻印は『SAFE』『SEMI』『AUTO』、左右のセレクターはライブとなっています。
ギアボックスを貫通する形の軸を採用している事もあり、クリック感はかなりしっかりしており、「パチン!」「パチン!」とキレのよい切り替えが出来ます。

グリップはA2スタイルのフィンガーチャンネル付きグリップが付いています。
電動ガンのモーターが入っている割にはかなり薄くなっているのが特徴で、特に根本部の細さが凄いです。
グリップ底部にはモーター上下位置調整用のイモネジが付いています。

ストックはLMTスタイルのストックで、プラスチックらしい光沢感があります。
同じ樹脂パーツであるグリップの質感に比べるとかなり安っぽい印象がありますが、冒頭で紹介した通りこのストックの主要パーツは次世代M4A1系の物とパーツNoが同じだったので、既製品の流用かと思われます。

バットプレートを外す事で、バッテリーコネクタにアクセスする事が出来ます。
配線はかなり長めで、MR30コネクタでの接続となっています。

バッテリーの収納は少し特殊で、ストック左右に付いているスペースの片側に配線を収納し、もう片側にバッテリーを挿入します。
対応バッテリーはMS•Li-Po バッテリー[スティックタイプ]になります。

バッテリーを収納した状態でもストックの伸縮は問題無く、スムーズな伸縮が可能となっています。
左右にまたがる形で配線が配置されていますが、配線が引っ張られる事も無くスムーズに動かせるのは安心出来て良いですね。

ただし、ストックを伸縮させる際にストックチューブとストック内側が擦れるようなので、痕が残ります。
ただ、この痕は指などでこすれば消えますが、何度も伸縮させていると消えない痕が残り続けそうですね。

スライドさせた跡が残る
指でなぞれば消える

尚、こちらのストックはストックチューブと配線で繋がっている状態なので、簡単に外す事は出来ません。
普通のストックと同じような感覚で外そうとしても途中で引っかかってしまい、無理に外そうとすると配線を損傷させてしまう可能性があるので、まずはストックを分解してから外す必要があります。

ストックの取り外しに関しては、分解レビュー記事の方をご参照下さい。

箱出し状態での動作の様子と初速、発射サイクルについて

という訳で、EVOLT FPR MK 4【RSモデル】の箱出し状態での動作と初速、発射サイクルを見ていきます。

まずは空打ちでの動作の様子から。
尚、EVOLTシリーズはそのままでは空打ちが出来ず、空打ちモードを使用する必要があります。
空打ちモードを行うにはマガジンを抜いた状態でセレクターレバーをSAFEにし、チャージングハンドルを5回連続で引く事でモードが切り替わります。

バッテリーはMS・Li-Poバッテリー スティックタイプを使用しています。

マズルから聞こえる破裂音はEVOLT M4A1と同様でかなり大きく、更にリコイルバッファーの可動に伴う金属音が追加されている感じです。

リコイルの強さは次世代M4系とほぼ同じ感じで、小刻みに前後に揺れるようなリコイルとなっています。
単純なリコイルの強さだけで言うと、次世代MP5の方がリコイルは強く感じられます。

尚、次世代M4系を撃った際に感じられるリコイルバッファーのバウンド(バッファー可動後の揺れ)が感じられず、どちらかと言うと動作時の感触としては次世代HK416Cのリコイルに近いような気がします。

リコイルのキレの良さはHK416C、強さはM4A1などと同等みたいな感じで、動作音なども相まってEVOLT RSの方がリコイルが強く感じられると思います。

また、リコイルによる銃の揺れですが、銃口までエアーが到達する前に少し前側に動いている事が分かります。

実際にBB弾を発射するともっと速いタイミングでBB弾がマズルから飛び出すハズなので、弾道への影響はほぼ無いのかも知れませんが、BB弾を正確に撮影出来る程のフレームレートのカメラを持っていないので正確な事は分かりません。

続いて、初速と発射サイクルを測っていきます。
動作検証に使用したBB弾は東京マルイ 0.20g 樹脂弾で、一応慣らし運転として2マガジン(160発)程撃った状態での初速になります。

HOP最低の状態での初速は88m/s前後、HOP真ん中位が最大初速で91m/s前後で更にHOPを強くしていくと初速は下がっていき最大HOP状態では少し初速が不安定になりだいたい87〜88m/s程度になります。

HOP最低の状態
HOP真ん中位の状態
HOP最大の状態

どうやらEVOLT M4A1よりも初速はかなり低くなっているようです。
EVOLT M4A1の時はHOP最低の状態で92m/s、最大初速だと95〜96m/s程度出ていましたからね。

尚、リコイルが影響しているのかを確認する為に、EVOLT M4A1のロアレシーバーを使って初速を計測してみた結果、やはり初速は低く計測されたので、EVOLT RSで初速は下げられたのだと思われます。

続いて、発射サイクルを測っていきます。
HOP量は真ん中位で、今回はMS・Li-Poバッテリー スティックタイプと社外製LiPoバッテリーであるSFA 7.4V 1500mAh 85-150CをEVOLT専用変換ケーブルを使用して確認を行っていきます。

まずはMS・Li-Poバッテリー スティックタイプでの計測。
発射サイクルは毎秒16.2発でした。

発射サイクルもEVOLT M4A1の箱出し状態よりも少し下がっているようですが、これはリコイルバッファー分の負荷が掛かっている為だと思われます。

SFA 7.4V 1500mAh 85-150C使用時は毎秒17.3発でした。
このCレートの高いバッテリーを使用して、EVOLT M4A1の発射サイクルに近くなります。

尚、ピストンの後退速度が若干上がる影響もあってか、SFAのバッテリーを使用した時の方がリコイルが少し強く感じられました。


という訳で、東京マルイ製新作電動ガン、EVOLT FPR MK 4【RSモデル】のレビューは以上になります。

引き続き、分解レビューをしつつEVOLT M4A1との違いなどを見ていこうと思います。

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