
POSEIDON x CSI AVENGER+ PDW BK トレーサー+電子トリガー(Medusa ETU)内蔵電動ガンのレビュー
記事作成日:2026年6月18日
POSEIDON x CSI AVENGER+ PDWをPTW株式会社様よりお送りいただいたのでレビューしていきます。

【注意】本記事は2024年9月に寄稿した物で、最終的にPTW株式会社様からの発売が行われなかった製品になります。
ただし、記事の公開の許可を頂いたので今更ではありますが公開します。
尚、国内流通が全く無いという事では無いようで、2026年6月現時点ではショップでの販売や個人輸入品などの流通は確認出来ました。
本製品はPOSEIDON AirsoftとCSI Airsoftのコラボモデルで、POSEIDONのオリジナルデザイン電動ガン、AVENGERをアップグレードした製品になります。
専用スマホアプリで設定可能なMedusa ETUが搭載されているのが特徴で、バリエーションはバレルレングスが長い順にSNIPER、PDW、QRFと3種類、カラーはBKとTANの2色が存在します。

また、全てのモデルにおいてMEDUSAという電子トリガーが内蔵されている外、ACETECH製のマズルフラシュデバイスも付属するのが特徴です。
付属品の紹介
内容物はこんな感じで、説明書と弾速証明書、銃本体、トレーサー、マガジンになります。


取扱説明書はこんな感じ。
AVENGER+、PUNISHER+、XQ4共通の物になっており、基本的な操作方法とパーツリストが掲載されています。
また、ETU設定用アプリのダウンロードQRコードも説明書に記載されています。


付属のマズルフラシュデバイスはこんな感じ。
トレーサーやマズルフラッシュデバイスで有名なAceTech製品で、トレーサー本体と説明書が付属します。

こちらは同社製品専用の物で、14mm逆ネジではなく専用フラッシュハイダーに取り付ける仕様になっています。


トレーサーの設定や充電などは基部を外して行います。
充電はUSB-Cケーブルで行います。

マガジンはMAGPUL Pマグ GEN3風デザインのポリマーマガジン。
刻印などは少なめであっさりしています。
装弾数220発と、装弾数がかなり多いのが特徴です。



フォロワー周りがオレンジ色になっていたり、マガジン底部に数字を記載する窪みが設けられているのが特徴です。
単純なPマグコピーではなくちょっとアレンジされていますね。


尚、マガジンインナーを抜いてみましたが弾数切り替えスイッチなどは付いていませんでした。

AVENGER+ PDW本体の外観レビュー
という訳で、AVENGER+ PDW本体を見ていきます。
本製品はHoney Badger by Qっぽい見た目をしているオリジナルデザインの製品でレシーバーはナイロンで出来ています。
質感は悪くはなく、Double EagleのHoney Badger by Qと良く似た質感をしています。


程よい硬さはありますが、力を入れると曲がってしまうのでライトに使う分には問題は無いと思います。
フラッシュハイダーはこんな感じで、半分がハンドガード内側に埋め込まれている状態になっています。
内径は広めで内側にねじ切りが施されています。



ハイダーの外側にもねじ切りが付いており、それを使ってトレーサーを取り付けます。
多分これ、Double Eagle Honey Badger by Q AEG M904Cのマズルに付いているねじ切りと同じだと思います。

尚、ハイダーはアウターバレルに14mm逆ネジで固定されており、外す事が出来ます。
インナーバレルはアウターバレルの先端ギリギリの所まで伸びている事が分かります。


ハンドガードは細身なM-LOKハンドガード。
M-LOKスロットは全面に付いており、上部のスロットは2つ、左右と下部は4つ、斜め上は3つ、斜め下は4つとなっています。
また、ハンドガード上面の先端と後ろ側は20mmレールになっています。



ハンドガードの根本には固定用のネジが付いているのですが、ここが大きく出っ張っているのでハンドガードの根本を握ろうとすると結構邪魔です。
ハンドガード上面中腹(M-LOKスロットがある部分)が窪んでいるデザインになっているので、ここを握り込むのが良いでしょう。


レシーバーはこんな感じ。
凹凸で出来た装飾と白色の刻印が特徴的です。


アッパーレシーバーとマグウェル部の刻印はこんな感じ。
『No Mercy When Poseidon Strikes(ポセイドンの攻撃には容赦が無い)』という事で、容赦ない攻撃をしてくれそうです。



マグウェル内側はこんな感じでテーパーの角度は浅めというか、エッジの面取りだけされているような形。
奥の方にはチャンバーに伸びる配線(トレーサー用)が確認出来ます。


マガジンを挿すとこんな感じ。
大きなガタツキは無く、がっちり固定させる事が出来ます。

ボルトリリースボタンやマガジンキャッチボタンはこんな感じ。
ボルトリリースボタンは非ライブ(飾り)で、マガジンキャッチボタンは少し幅広な物が採用(Double Eagle Honey Badger by Q AEG M904Cのボタンとよく似ている)されています。


レシーバーのデザインは特徴的ですが、ダストカバーはシンプルな物が付いています。
開いてチャージングハンドルを引くとドラム式のHOP調節ダイヤル(無段階調整可能)にアクセスする事が出来ます。
尚、ボルトストップ機能は無いので、HOP調整中チャージングハンドルを引き続ける必要があります。


エジェクションポートの後ろ側には直腸的なデザインのケースリフレクターが付いています。

トリガー周りははこんな感じで、ストレートトリガーが付いています。
また、トリガーピンの下側にはMEDUSAのロゴが入っており、トリガーガードはレシーバー一体側の物が付いています。


トリガーはセレクターレバーの位置に関係なく同じように動きます。(SAFE状態でも引く事が出来ます)
トリガープルは通常の電動ガン用トリガースプリング単体と同じ位で、物理スイッチの製品よりかはかなり軽いです。

セレクターレバーはこんな感じ。
アンビセレクターレバーで左右のセレクターレバーは連動して動きます。
セレクターレバー操作時にカチカチとしたクリック感はありますが、結構柔らかめです。


また、セレクターレバー左右の長さが同じかつ高さも結構あるので、どちらの手でグリップを握ってもセレクターレバーがセミオートポジションにあると人差し指の付け根に当たります。


グリップはこんな感じでPTS EPGっぽいデザインの物が採用されていますが、PTS EPGとはセレーションのデザインや太さなどが違っているので別物です。(あくまで見た目がそれっぽいだけ)


グリップ底部はこんな感じ。
エアフロー用の穴が開いている外、底蓋は片側固定。
モーターの位置調整のネジが中央についていない事からグリップは一般的な物よりも角度が浅い事が分かると思います。

フロントサイト・リアサイトはそれぞれこんな感じ。
ポリマー製のフリップアップサイトが付いています。


尚、フロントサイト・リアサイト共にプランジャーがかなり柔らかく、簡単に起こしたり倒したり出来ます。(使ってる最中に倒れたり勝手に起き上がったりしそうなレベルで柔らかい)
また、基本的は全体的にザラつきがありマットな感じになっているのですが、リアサイトのピープホール部のみ光沢があります。


サイトピクチャーはこんな感じ。
ピープホールの穴は広めなので、近距離用のサイトのようです。

チャージングハンドルはこんな感じで左右どちらからでも引きやすいバタフライタイプのような形をした片側ロックのタイプ。


ストックはこんな感じで、Honey Badger by Qのスタビライザー風デザイン。


ストック基部はバッテリー収納スペースになっており、根本にはスリングスイベルが付いています。


バットプレートと言って良いのか分かりませんが、スタビライザー風なのでバットプレートには穴が開いています。
ただし、これは樹脂製で弾力も何も無いのでこれをスタビライザーとして使う事は出来ません。


ストックの長さは3段階。
一番短い状態でレシーバー根本から約17.5cm、次が約22.5cm、一番長い状態で27cm程度です。



限界を超えてストックを伸ばすと外れます。(抜け防止処理はされていません)
その後、ストック基部に付いている蓋を外す事でバッテリー収納スペースにアクセスする事が出来ます。
バッテリーコネクタはディーンズ(T字コネクタ)になっています。


尚、物理ヒューズなどは付いておらず、バッテリー収納スペースを全て使う事が出来ます。

入るバッテリーサイズですが、ミニSよりも少し長さの短いタイプの物(1800〜2000mAh程度の物)や…


短めのスティックタイプ(800〜1000mAh程度の物)などを入れる事が出来ますが、スティックタイプの方はケーブルを押しつぶすような形で入れる事になるので、基本的にはミニSサイズの物を使った方が良いと思います。


ECU設定アプリ、Medusa link+について
冒頭でも紹介しました、本製品にはMedusa ETUというETUが搭載されています。
動作確認をする前にMedusa ETUを設定する為のスマホアプリ(Android/iOS用)、Medusa link+について紹介します。
こちらのアプリは説明書に記載されているQRコードからダウンロードする事が出来ます。
アプリを起動するとBluetoothで接続が行われます。
尚、汎用的なBluetoothモジュールを使っているようなので、電波干渉などの問題は無いと思いますが、Medusa ETU自体には技適に関する記載が無く、2024年9月現在では技適未取得の製品となります。
※電波法違反は技適未取得の機器から電波を出した時点で発生するので、アプリ連携をせずともバッテリーを入れた時点でNGになる可能性があります。
アプリをダウンロード後起動すると検出されたデバイスが表示され「接続」を押すと設定画面が表示されます。
尚、アプリはしっかり日本語に対応(機械翻訳っぽいですが)していました。

設定画面上ではバースト設定とトリガーの感度調整、バッテリーの電圧設定を行う事が出来る外、トレーサーを無効化したり、スマホ側から射撃を行ったりする事が出来ます。
ちなみにバースト設定とトレーサーの有効・無効設定はセレクターポジションごとに行う事が出来る為、例えばセレクターポジションのセミ・フルを両方セミにした状態で、セミはトレーサー有効、フルはトレーサー無効みたいにする事も出来ます。
また、流れている電圧・電流値、基板の温度、発射弾数のチェックが行えます。
外にも基板やバッテリーの保護機能が動いた回数を確認する事が可能で、バッテリーや基板に起きている問題を確認する事が出来ます。

また、基板のファームウェアのアップデートを行う事も可能で、確認した所最新バージョンがあったのでとりあえずアップデートをしておきました。
バージョン3.023が3.024に上がりました。

箱出し状態の初速・サイクルについて
という訳で、箱出しでの動作を確認していきます。
検証に使用しているBB弾は東京マルイ 0.20g 樹脂弾、バッテリーはBATON Airsoft 7.4V 2000mAh 25Cです。

HOP量を最弱から最大まで試した所、真ん中あたりが一番初速が高かったのでそこの数値を掲載しています。
尚、最低初速はHOP最弱の状態で88m/s〜89m/s程度、初速のブレはどのHOP量でもほぼ同じで、だいたい1m/s前後といった感じでした。

初速は結構安定していますね。
フルオートはこんな感じで、7.4Vでも秒間17発超えの発射サイクルがありました。
海外仕様だと11.1V推奨のようですが、国内仕様なら7.4Vを使うのが良い気がします。

トリガーを引いてから弾が発射されるまでのタイムラグはプリコッキングになっていない割には早め(サイクルが速い影響も大きいと思います)で海外製電動ガンでよくあるモッサリしたレスポンスでは無く、結構キビキビ動いてくれています。
トレーサーの動作の様子について
冒頭でも紹介しましたが、AVENGER+はチャンバーにトレーサーが内蔵されており、別途マズルデバイスを装着せずとも常時蓄光BB弾を使う事が出来る仕様になっています。
更に付属のトレーサーを取り付ける事で、ビカビカ光るマズルフラッシュを再現させる事が出来るようになっています。
そちらの動作の様子を動画で収めてみました。(フラッシュ注意)
尚、使用している蓄光BB弾はHITCALL TRACER NM BB 0.25gで、緑色に光る蓄光BB弾です。
という訳で、POSEIDON x CSI AVENGER+ PDW BK トレーサー+電子トリガー内蔵電動ガンのレビューは以上になります。
最近の電動ガンはミドルレンジモデルでも当たり前のように電子トリガーが標準装備されていますが、本製品はそれに加えてトレーサーも内蔵されているのが特徴ですね。
チャンバー内蔵トレーサーはオプションパーツとしてはいくつかのメーカーから出ていますが、別途電子トリガーを必要としたり、組み込みにクセがあったりする為、ある程度技術が無いと組み込む事が出来ない上にコストも上がりがちなのですが、本製品は最初から組み込まれているので何もしなくて良いというのが強みでしょう。
マズルフラッシュデバイスもインドアフィールドだと使っている人をちらほら見かける面白いデバイスので、それが付属するのも、そういった遊び方をしたい人にとっては嬉しいセットのような気がします。
