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Vector Optics Maverick 3×22 Magnifier MIL(SCMF-37)のレビュー

記事作成日:2026年8月4日

Vector Optics製の3倍マグニファイア、Maverick 3×22 Magnifier MIL(SCMF-37)をつぼみアームズ様よりレビューのご依頼を頂いたので紹介していきます。

いわゆるフルサイズの3倍マグニファイアで、ドットサイトと組み合わせて使用する製品になります。

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本製品は『Maverick-III 3×22 Magnifier MIL (SCMF-31)』の後継機種となる製品で、基本スペックはSCMF-31と同じで、付属のスイングマウントの仕様が変更されている製品になります。

旧モデルのMaverick-III 3×22 Magnifier MIL (SCMF-31)

具体的には『SCTM-17 30mm Flip to Side Magnifier Mount Ring』から『SCTM-67 30mm Flip to Side Magnifier Mount Ring』へ変更されています。

内容物について

マグニファイアとスイングマウントは組み上げられた状態で収納されており、付属品はL字レンチ、説明書、クリーニングクロス、ステッカーになります。

説明書には基本的な操作方法と保証について記載されています。

SCMF-37の外観レビュー

という訳で、Vector Optics Maverick 3×22 Magnifier MIL(SCMF-37)の外観を見ていきます。

対物レンズ側はこんな感じで、ハウジングから飛び出しているチューブ(30mm)にスイングマウントが固定されています。

スイングマウントは冒頭で紹介した通り、ロックボタンのような形のロック機構が付いておらず、ヒンジ部に組み込まれているプランジャーのテンションでロックされる方式を採用しています。
また、マウントレールへの取付部はQDレバーになっています。
こちらのマウントはSCTM-67という型番の製品になります。

従来品のSCTM-17はマウント高さが1.4インチだったのに対し、SCTM-67は1.6インチと少し高くなっています。

また、先述の通りSCTM-17はプッシュボタン式のロック機構が備わっており、スイングマウントを操作する際にボタンを押す必要がありましたが、SCTM-67ではプランジャーが採用されている為、ボタン操作が不要になっています。

左がSCTM-17、右がSCTM-67

安価な製品でプランジャー式のヒンジを採用している場合、ガタツキが発生しやすいという問題があるのですが、本製品はそういった問題は無さそうでしっかり固定する事が出来ています。

尚、高さとロック方式以外に材質も変更されており、A6063からA6061に変更されています。

QDレバーはこんな感じれ、レバー側面に点いているスイッチをスライドさせる事でロックが解除され、開けるようになります。

レール固定部はこんな感じで、ウィーバーレール・ピカティニーレール両方に対応していますが、極端に溝の幅が狭い機種では相性問題が起きる可能性があります。
一般的なピカティニーレールであればレール幅の調整だけで問題なく使用できると思います。
尚、レール幅の調整(QDレバーのテンション調整)用のナットはQDレバーの反対側に点いており、マイナスドライバーを使って調整します。

マウントをスイングさせるとこんな感じになります。
出荷状態では左側に倒す仕様になっていますが、スイングマウントの取り付け位置を変更する事で右側に倒す仕様として使う事も出来ます。

スイングマウントを取り外すとこんな感じになります。
マウントの高さを変更したい場合や、スイングマウントの仕様を変更したい場合は、30mmチューブに対応するマウントリングに交換するのが良いでしょう。

スイングマウントを取り外した状態
チューブ径は30mm

ハウジングはラバー製のカバーで保護されており、側面には金色でVector Opticsのロゴが印刷されています。

バーティカルアジャストダイヤル・ホリゾンタルアジャストダイヤルはそれぞれラバーとキャップで保護されています。
キャップのデザインはSCRD-38/39と良く似ていますね。

ダイヤルはカチカチとしたクリック感があり、マイナスドライバーを使用して回す仕様になっています。
調整可能範囲は上下左右共に90MOAとなっています。

尚、保護キャップはダイヤルを回すための工具として使用する事も可能です。

接眼レンズ側にはディオプター(視度調整ダイヤル)が点いており、回転させる事で目の視度に合わせた調整を行う事が出来ます。

接眼レンズ側のフチには乱反射防止用の段差が設けられています。

レンズコーティングと覗いた時の様子について

対物レンズ、接眼レンズ共にグリーンマルチコートが施されています。

覗いた時の様子はこんな感じで、アイレリーフは70mm程度、アイボックスは狭めな感じで一般的な3倍マグニファイアと大きな違いはありません。
覗きにくくも覗きやすくも無い、かなり無難な製品という感想です。

像の歪みはほんの僅かに存在しますが、普通に覗いている分には気になるような物は無く、自然な形で3倍率に拡大された像を見る事が出来ます。

銃に取り付けた際の見た目について

マグニファイアは基本的にドットサイトと併用して使用される製品なので、ドットサイトと組み合わせてみました。
今回取り付けたドットサイトはVector Optics Maverick-Ⅱ 1×25 GENⅡ(SCRD-72)です。

Vector Optics Maverick 3×22 Magnifier MIL(SCMF-37)のスイングマウント高さは40mm(1.6インチ)となっており、1.5〜1.7インチ程度の高さの製品と組み合わせるのが良いでしょう。

多少高さが合わなくてもマグニファイア側の調整でカバーする事は出来ますが、あまりに高さがズレていると見た目の相性があまり良くありません。

マグニファイア使用時とスイング時の見た目はこんな感じ。

尚、純正で1.63インチの高さになっているHOLOSUN ARO-MRSと組み合わせるとこんな感じになります。

サークルレティクルの方がマグニファイア使用時と未使用時の違いが分かりやすいので、この組み合わせで比較してみます。
尚、カメラの位置は変更していません。

マグニファイア使用時
マグニファイア未使用時

という訳で、Vector Optics Maverick 3×22 Magnifier MIL(SCMF-37)のレビューは以上になります。

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