
20式小銃用として自衛隊に採用されたB&T Unigrip QDバイポッドグリップ(BT-21830-BK)のレビュー
記事作成日:2026年9月15日
B&T Unigrip QDバイポッドグリップ(BT-21830-BK)を友人が購入したので借りてレビューしていきます。
本製品は自衛隊が20式小銃用として正式採用されているバイポッドグリップと同機種になります。
本製品はピカティニーレールに取り付け可能なバーティカルフォアグリップの中に折りたたみ式のバイポッドが組み込まれている製品になります。


フォアグリップ部はポリマー樹脂で出来ており、バイポッド部はアルミニウム合金製となっています。
尚、フォアグリップもアルミで出来ているBT-21830-UKという製品もあります。
BT-21830-BKの重量は210gとポリマー樹脂を採用しているだけあって結構軽め。
尚、BT-21830-UKの方は362gの重量があるようです。

ピカティニーレール取付部にはQD方式を採用しており、レバー操作でワンタッチで着脱する事が可能となっています。


側面はこんな感じで、片側にはQDレバー(ロック機構付き)、反対側にはナットが付いており、ナットを回す事でレール幅に合わせて調整する仕様になっています。


フォアグリップ部には横線の滑り止めが付いています。

底部はこんな感じで、収納された足の先端が見えています。

本製品はG.P.S.(Grip Pod System)製のバイポッドグリップと異なり、ボタン操作で展開出来るバイポッドでは無い為、この先端が飛び出している部分を引っ張って展開する必要があります。
バイポッドを展開するとこんな感じになります。
バイポッドは足が開いた状態を維持する為に、スプリングが組み込まれています。


バイポッドの先端に付いている突起(写真赤矢印部)がフォアグリップ内に引っかかり、勝手に飛び出さないようになっているようです。

その為、足を展開するには単に『足を引っ張り出す』というよりも『足を握り込んで引っ張り出す』という操作が必要になります。
もっとも、自然な操作として行えるので特に問題は無いと思います。
バイポッドを縮めた状態と展開した状態の長さはそれぞれこんな感じ。
縮めた状態はレール固定部から足の先端までの長さが約15.5cm、展開した状態は21.5cmといった感じです。


本製品の最大の特徴は、展開されたバイポッドが360度回す事が出来るという事でしょう。
これにより、足を地面に固定したまま三脚の雲台を回すように銃を左右に振る事が出来ます。


ちなみに、バイポッドの足の部分は底部を回す事で外す事が出来ます。
バイポッドの基部を見ると円形になっており、回転方向の引っかかりが無い事がよく分かる構造になっています。


東京マルイ 20式小銃に取り付けるとこんな感じ。
尚、取り付けに使用しているピカティニーレールパネルは東京マルイ純正のパネルです。


フォアグリップを握るとこんな感じ。
バイポッド自体が結構長めなので、手はかなり余ります。

バイポッドを展開するとこんな感じ。


バイポッドが360度自由に回転する為、バイポッドを展開した状態で銃を倒した状態にすると、足はこのような形になります。
これは意図しなくても、例えば銃を思いっきり傾けると足がクルッと回転して倒れます。

その為、バイポッドを使った状態で銃を左右に振るには銃を傾けずにしっかり足に力を入れた状態で使う必要があります。
無茶な姿勢で使ったり、バイポッドを展開した状態で持ち運んだりしている勝手に回ってしまう事があるので注意が必要です。
特にバイポッドを展開した状態で使っていると、装備にぶつかったりした際にバイポッドが回ってしまう事があります。
その場合、いざ「バイポッドを使おう」となった時に足が回転した状態になっているので、一旦定位置(ちゃんと銃身に対してハの字に開いている位置)に戻してから使用する必要が出てきます。
運用上まず無いとは思いますが、バイポッドを展開している状態でスリングなどで吊るしている状態だと体や装備などに当たってバイポッドは90度回った状態になってしまいますね。
その為、基本的にバイポッドは使う前に展開するのが良いでしょうね。
ちなみに、マガジンを差し込んだ状態での干渉ですが、PMAGの30連マガジンを使用している状態でも特に無さそうでした。
ストックを縮めた状態でもマガジンバンパーと地面がぶつかる事は無く、しっかりバイポッドの足2点とストック底部の1点の3点でしっかり立てる事が出来ていました。(地面と数ミリ空いているだけの、かなりギリギリな状態ですが…)

という訳でB&T Unigrip QDバイポッドグリップ(BT-21830-BK)のレビューは以上になります。
