
VFC PP-19-01 VityazにMAGPUL MOE AKハンドガード、MOE-K2 AKグリップ、M4ストック基部を取り付けました
記事作成日:2026年9月21日
以前、開封レビュー記事を書いたVFC PP-19-01 Vityazですが、分解前に検証を行う必要が出てきたので一旦外装カスタムを進めていく事にしました。

外装パーツの分解(ハンドガード、グリップ、ストック)
という訳で、まずは外装パーツを分解していきます。
尚、VFC PP-19-01 Vityazの分解を行うと塗装がボロボロ剥げて黒いカスが沢山落ちてきます。
これはAVS74Uの分解時にも触れましたが、塗装剥げの一切無い、綺麗な状態で分解作業を完了する事は恐らく無理かと思われますので、そういうのが気になる場合は注意が必要です。
VFC PP-19のハンドガードの取り外しに関しては開封レビュー記事の方でも紹介していますが、まずボルト周りを外した後でハンドガードを取り外す事が出来ます。
ハンドガードの取り外しに関しては一般的なAK系と同じで、ハンドガードの上側を外した後で下側を外す感じです。



MAGPUL MOE AKハンドガードを取り付けるにあたって、上部ハンドガードの樹脂部分を外します。
このパーツは180度回転させる事で外す事が出来ます。


この外し方もよくある方法ではあるのですが、メーカーによってはかなり硬くて「本当に外せるのか?」となる事も多いです。
あまりに渋い場合は潤滑油を塗布して外した事もあります。
幸いなことにVFCのハンドガードに使われている樹脂は結構柔らかいのでスルッと回り、簡単に外す事が出来ました。
これでハンドガードの分解は完了です。

続いて、グリップの取り外しです。
こちらはグリップ底部のネジを外すだけです。
ネジロックなどもされていないので、簡単に外す事が出来ます。


尚、グリップを固定している基部パーツはロアレシーバー側にハマっているだけなので、簡単に取り外す事が出来ます。
というより、叩けば落ちてくるので先に外しておいた方が良い気がします。

最後にストックを外します。
ストックのヒンジ部に刺さってるピンを下から叩く事で抜く事が出来ます。
このピンは下側が細くなっているので、上から叩いても抜けません。


M4ストック基部の取り付け
という訳で、まずはM4ストック基部を取り付けていきます。
今回購入したのは『5KU M4ストック コンバージョン アダプター for CYMA/LCT/GHK AK』です。


M4ストック コンバージョン アダプター for CYMA/LCT/GHK AK
ちなみに、VFC AKシリーズに対応しているM4ストックアダプターは存在(VFC AK74 フォールディングストックアダプター /AR 6Pバッファーチューブ)するので、ポン付けしたい場合はそちらを買った方が良いですが、販売価格が1万円近い値段と妙に高いんですよね…。

また、今回はAR15用のエンドプレートを取り付けたかったので、エンドプレート付きの本製品を選びました。
このようなパーツで、フォールディングストック基部からAR15系のストックチューブが伸びているデザインの物になります。


基部にはQDスイベルが付いており、エンドプレートも付いています。
尚、QDスイベルは左右に付いています。


ストックチューブは6ポジション、チューブ上部に数字が入っているタイプです。
ストックチューブの後ろ側は蓋になっています。



尚、ストックはGBB互換形状のねじ込み式です。

こちらのストックですが、VFC PP-19-01にはそのままでは取り付ける事が出来ません。
写真の通り、ガッツリ隙間が空きます。
まあ、これはよくある事ですね。(むしろ隙間がかなり大きくて助かったまである)

ストック基部の大きさはそれぞれこんな感じ。
VFC純正は約26mm、5KU製は約22mmと4mmの差があります。


という訳で、この隙間を埋める為のパーツを作りました。
外径7mm、内径5mmのアルミパイプに熱収縮チューブを巻いて黒くしました。(黒染め液が無かったので、少し厚めの熱収縮チューブで代用)
もし黒染め液で黒くするなら外径は7.5〜7.6mmにした方が良いと思います。


このスペーサーを取り付けて隙間を潰します。
また、ストックとレシーバーの間のクリアランスも結構あったのでゴム板を貼り付けて調整。
この2箇所の調整でストックのガタツキは無くなりました。


こういう調整をしたくないなら、VFC純正のパーツを使うのが良いのでは無いかと思います。
これでストックのガタツキは一切無くなり、しかもちゃんとストックは真っ直ぐ付くようになりました。
ここが傾いていたら更に削ったりと調整が必要になり、更に面倒な作業が必要となるのですがそういう問題は無さそうで良かったです。

尚、ストックを折りたたむとこんな感じで、サイドレールと干渉するのでちゃんと畳む事は出来ません。
そもそもサイドレールが無くても基部の厚みがあるのでレシーバーに干渉して畳めないと思います。

ストック基部とレシーバーとの間には少し隙間があります。

ストックには、とりあえず余っていたMAGPUL MOE RLタイプ ストックを取り付けましたが、まあストックはこれで良いかなと。

ストックを縮めた状態ではストック基部から約21cm、最大まで伸ばした状態では約30cmの長さになります。


MAGPUL MOE AK HAND GUARDの紹介と組み込み
続いて、ハンドガードの取り付けです。
今回取り付けるハンドガードはMAGPUL MOE AK HAND GUARD(MAG619-BLK)。
AK47/AK74用のハンドガードで、スリングスイベルの逃がしが無いタイプのハンドガードになります。


MAGPUL MOE AK Hand Guard – AK47/AK74 各種
内容物はこんな感じで、ハンドガード上下と説明書ダウンロード用のQRコードが印刷された紙が入っています。


QRコードはどうやら全製品共通のようで、マニュアルダウンロードの一覧ページに飛びます。
そこから該当の製品を探す必要があるのですが、製品点数がかなり多いので目的の製品を探すのに少々時間が掛かります。(製品の型番でページ内検索を行うのが一番速そう)

ハンドガード上部はこんな感じで、VFC PP19のハンドガードよりも圧倒的に硬い材質の樹脂で出来ています。


ハンドガード下側はこんな感じで、ヒートシンクが付いています。


ハンドガード底部の前側にはMADE IN USA、レシーバー側にはM-LOKロゴが入っています。


左側にはMAGPULロゴ、右側にはMOE AKロゴが入っています。


基部側はこんな感じでガタ取り用の細かな突起が付いており、レシーバーの個体によっては少し削る必要が出てくる場合があるようです。
また、ヒートシンク内側には出っ張りがありフロントサイトブロックを圧迫する形になります。
恐らくガタ取り用の突起なのではないかと思われます。


VFC PP19純正ハンドガードとMAGPUL MOE AK HAND GUARD(MAG619-BLK)の比較はこんな感じ。



という訳で、こちらのハンドガードを組み込んでいきます。
まず、ハンドガード上部側。
裏側から差し込み、そのままグルっと180度回転させます。
この作業はハンドガードを外した際の逆手順です。



尚、説明書にも記載がありますが万力などで挟んで作業するのが良いです。
むしろ万力でしっかり固定してやらないと着脱は無理だと思います。(PP19純正ハンドガードは頑張れば万力無しでもはずせますが…)

純正パーツよりもかなり硬い材質という事もあり、結構組み込みには手間が掛かりましたがとりあえず問題無く取り付ける事が出来ました。
強固に固定されておりガタツキなどは一切ありません。

続いて、下側のハンドガードを取り付けようと思ったのですが、そのままではすんなり取り付ける事が出来なかったので一旦フロントサイト側をバラします。
スリングスイベルとの干渉は元々想定していたのですが、それ以外の寸法差もあり少し調整が必要でした。
まず、フロントサイトを外します。
フロントサイトは底部のピン2本を抜けば外せます。

この状態でハンドガードを取り付けた所、奥まで刺さらなかったので根本を少し削りました。(赤矢印部は出っ張りを、青矢印部は奥を深く削ってます)
尚、ハンドガードを組み込んだ事によってガッツリ塗装が剥げました。(VFCの外装の色味は良いんですが、とにかく剥がれやすい…)


これでしっかり奥までハンドガードが挿さるようになりました。
後ろ側はしっかりヒートシンクによるフロントサイトブロックの圧迫によってガッチリ固定されており、前側の位置もいい感じです。



続いて、ハンドガード前側を固定する為にスリングスイベルを切りました。
スリングスイベルに対応しているハンドガードはMAG620という別の製品になるのですが、個人的にスリングスイベルを逃がす為の切り欠きが付いていない方が好みなので、今回はMAG619を購入しています。


また、干渉している部分はスリングスイベルだけではなく、内側も少し削らないとダメそうだったので、Uの字になっている部分の内側を削りました。(ざっくり全体的に0.3〜0.4mm位削ったと思います)
これでピッタリはまるようになりました。


最後にロアレシーバー側に取り付けて確認。

問題無くロックも出来たので、フロントサイトを取り付けて組み込みを行います。
尚、マニュアル通りの組み立て手順だと、まずレシーバー側にハンドガードを差し込んだ後、前側を固定するという流れになるのですが、VFC PP19だと前側を取り付けてからレシーバーに差し込む必要がありました。



しっかりロックを行い、ハンドガードが真っ直ぐ付いている事を確認します。
特に問題はありませんね。



最後にハンドガード上部を取り付けて完成です。
フロントサイト部がハンドガードに隠れており、マズルが少し飛び出している状態になります。


ちなみに、PP19のマグウェルの樹脂感とMOEハンドガードの樹脂感がいい感じ。

ハンドガードを握るとこんな感じ。
普通に下側を握るのも良いですしCクランプのような持ち方も問題無く出来ます。


また、この長さの銃だとバーティカルフォアグリップを取り付けても良いかも知れませんね。
ハンドガードに取り付けるアクセサリーについてはまたこれから考えようと思います。
MAGPUL MOE MOE-K2 AK47/AK74 PISTOL-GRIPの紹介と組み込み
続いて、グリップの紹介です。
今回購入したのはMAGPUL MOE MOE-K2 AKグリップという、AK47/AK74用のピストルグリップです。

MAGPUL製のAK系用のグリップはMOEグリップとMOE K2グリップの2つがあるのですが、K2グリップの方が角度が浅めで太さなどが好みなので、こちらを購入しました。
内容物はグリップ本体と取付ネジです。

グリップ本体はこんな感じの見た目をしています。
ビーバーテール部のくびれが結構深めなのが特徴で、グリップの角度も少し浅めとなっています。


グリップの取り付け基部はこんな感じで、仕切りのような形になっています。

刻印周りはこんな感じで、上部左側にはMAGPULロゴ、右側にはMOE-K2ロゴ、底部にはAKと入っています。



滑り止めのテクスチャはこんな感じで、前後には横方向のスリット、側面にはランダムなパターンのテクスチャが入っています。



グリップ底部にはMOEと入っている底蓋が付いています。


尚、グリップの内側にはCAGEコードや生産国名、パテント表記などが入っています。

という訳で、グリップを組み込んでいきます。
尚、付属のネジですがPP19のグリップ基部にそのまま取り付けが可能だったので、こちらを使用します。
ちなみにこちらのネジはマイナスドライバーと六角ドライバー両対応で、六角ドライバーは3/16インチのサイズになっています。


基部パーツとグリップとの干渉も特に無く、キツすぎず緩すぎずな感じでしっかり固定する事が出来そうな感じでした。

取り付けるとこんな感じで、特に何の加工も無く取り付ける事が出来ました。


グリップ基部とレシーバーには後ろ側に少し隙間が出来ていますが、これはレシーバー側の形状上仕方がない隙間でしょうね。
トリガーガードとの隙間は一切無く、ピッタリくっついています。



握り心地はかなり良い感じ。
AR15用のMOE K2に近い握り心地となります。
厳密にはトリガーまでの距離だったりくびれだったりが違うので、全く同じでは無いですが、握りやすいグリップだとは思います。

組み上げた後の全体像
という訳で、こちらが全体像です。


マガジン装着時の見た目はこんな感じ。


今回交換したハンドガード部、グリップ部、ストック部はそれぞれこんな感じ。



ストックを折りたたんだ状態はこんな感じ。
先述の通りちゃんと畳む事は出来ないので、ストックが少し開いた状態になります。


オマケ チャージングハンドルの大型化
最後に、チャージングハンドルを大型化するパーツが余っていたので、こちらも取り付けてみました。(かなり昔に買った物で、メーカーなどは不明)
かなり引きやすくなりますね。


尚、角度もバッチリです。
たまに斜めに固定されてしまって見た目がイマイチな感じになる事があるのですが、今回は問題無さそうでした。

という訳で、VFC PP-19-01 VityazにMAGPUL MOE AKハンドガード、MOE-K2 AKグリップ、M4ストック基部の取り付けは完了です。
かなり現代風の見た目になりました。

M4ストック コンバージョン アダプター for CYMA/LCT/GHK AK