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SureFire リチャージブル123Aバッテリー&チャージャーセット(SFLFP123-KIT)を買いました

記事作成日:2024年12月19日

SureFire製のリチャージブル123Aバッテリー2本と充電器のセット、『SFLFP123-KIT』を買ってみました。
本製品はLiFePO4を採用しているCR123Aサイズの充電電池を採用している製品であるLFP123と充電器のセットです。
LFP123(LFPはLithium、Ferrite、Polymerの頭文字)は、一般的にCR123Aバッテリー互換品として販売されている16340リチウムイオン電池とは異なるセルを採用しているのが特徴の充電電池です。

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本電池に採用されているLiFePO4(リン酸リチウムオンバッテリー)の特徴は高い安定性と長寿命が特徴ですが、単価の高さと電圧出力の低さがデメリットとして挙げられる製品になります。
16340が3.7V(満充電時は4.2V程度ある)の電圧がありますが、本製品は3.2V(満充電時の電圧は不明)となっています。
尚、容量は450mAhとこれも同サイズのリチウムイオン電池である16340と比べると少ないです。

内容物はバッテリー2個と充電器、USBケーブル、説明書です。

USBケーブルはUSB Type-A to micro USB Type-Bです。
USB Type-AはACアダプター側、micro USB Type-Bは充電器側に差し込みます。

SureFireの正規代理店である七洋交産株式会社が輸入している製品の為、説明書は日本語の物が同梱されています。

電池本体はこんな感じ。
基本的なデザインはCR123Aの物と同じですが、白色のラベルにRechargebleの記載があるのが特徴です。

ちなみに、SFLFP123単品販売の場合はこのようなパッケージになっています。
注意書きが記載されたシールが裏面に貼られています。

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電池の長さはこんな感じ。
左から順に123A Rechargeble、CR123A、16340です。
一番123A Rechargebが短く、次にCR123A、16340となっています。
保護回路付きの16340だとCR123A用のバッテリーボックスに入らない事がありますが、SureFire 123A Rechargebleなら問題なくいれる事が出来そうですね。

また、重量も若干異なっており、LFP123が一番軽く、16340が一番重かったです。
1gずつの差なので、微々たるものではありますが…。

充電器はこんな感じ。
裏面には入出力の表記がありますが、入力は5V/500mA、出力は3.65V/200mAのようです。
ポータブルバッテリーとかからでも十分給電は可能ですね。

充電器側面に付いているmicro USB-TypeBポートにもINPUT 5Vとの記載があります。
ここに付属のUSBケーブルを繋げて充電します。

とりあえず充電します。
出荷状態では満充電になっておらず、数十分程度充電すると満充電になりました。
尚、充電中は緑色のインジケーターが点滅し、満充電になると常灯します。

ちなみに、恐らくこの専用充電器じゃなくても充電電圧・電流値を守っていれば充電は出来ると思いますが、充電器側でLiFePO4への充電に対応している必要があるので、一般的なリチウムイオン電池用の充電器での充電は出来ない気がします(出来たとしても良くない可能性)。
なので、専用充電器を使うのが安牌だと思います。

とりあえずSureFire XH35に取り付けてみました。
使用感はCR123Aと同じ感じで、明るさとかに関しては特段変化を感じませんでした。

尚、バッテリーの持ち具合に関しては450mAhしか無いので、CR123Aと比べると持たないと思います。
なので長時間使うつもりがあるなら、複数個携帯しておいた方が良いでしょう。

単価もCR123Aと比べると高いですが、再充電する事で繰り返し使う事が出来るので最終的にはCR123Aよりもコストパフォーマンスは高くなるのかなと思います。

という訳で、SureFire リチャージブル123Aバッテリー&チャージャーセット(SFLFP123-KIT)のレビューは以上になります。

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