
SONY WF-C710N 完全ワイヤレスイヤホンを購入したのでレビューします
記事作成日:2025年4月28日
SONY製の完全ワイアレスイヤホン、WF-C710Nを購入しました。
こちらは2025年4月に発売されたエントリーモデルの製品で、『SONY独自開発の小型5mmドライバー』、『ノイズキャンセリング』、『DSEE(音質改善技術)』が搭載されている他、AI技術を活用した高精度ボイスピックアップテクノロジーが新しく搭載されています。

また、以前のモデルであるWF-C700Nからマイク数が増え、デュアルマイクになっていたり、連続音楽再生時間が本体のみで8.5時間、ケースでの充電も含めると30時間とバッテリーライフが増加しています。

マイクの増加はANC及び外音取り込み機能に大きな影響を与えますし、何よりバッテリーライフが伸びているのは良いアップデートだと思います。
尚、エントリーモデルという事もあって、対応コーディックはSBCとAACのみですが、aptXやLDACなどが使えないiPhoneをメインで使っているので特に問題にはならないと思っています。(むしろaptXやLDAC対応機をiOS系デバイスで使うのは宝の持ち腐れ感が強い気がする…)
という訳で、SONY WF-C710Nをレビューしていきます。
カラーバリエーションは4色ありますが、今回はブラックモデルを購入しました。(今更ながら、新色であるクリアブルーを買えばよかったとちょっと思った)


ソニー WF-C710N ブラック ワイヤレスイヤホン 高性能ノイズキャンセリング Bluetoothロングバッテリー 外音取り込み IPX4防滴性能 軽量 コンパクト マルチポイント接続
内容物について
内容物はこんな感じで、充電ケース(イヤホン入り)、USBケーブル(USB-A to USB-C)、イヤーピース(XS/XL)、説明書類です。


説明書には基本的な仕様上の注意事項などしか書かれておらず、詳細な内容はアプリをインストールして見るか、QRコードをスキャンしてオンラインマニュアルを見る形になっているようです。
説明書に記載されているQRコードをスキャンすると『Web取扱説明書』が表示されます。
また、そこからPDFの取扱説明書に遷移する事でより詳細な説明書を確認する事が出来るようになっています。

付属のイヤーピースはXS/M/XLの3サイズ。
Mサイズのイヤーピースは予めイヤホン本体に装着されており、XSとXLサイズのイヤーピースが同梱されています。
イヤーピースは柔らかく薄いシリコン素材で出来ており、内側には細かな点が確認出来るのが特徴です。


WF-C710Nの本体について
SONY WF-C710Nのケースはこんな感じで、サラサラとした肌触りの小さなプラスチック製ケースです。
高級感がある訳では無いですが、質感は悪くはないですね。

ケースのサイズ感は今まで使っていたJabra 85t、Jabra Elite 10よりも一回り小さいです。
他メーカーの完全ワイアレスイヤホンのケースと比較してもかなり小さい部類なんじゃないかと思います。

ケースの背面にはペアリングボタンと充電コネクタ(USB Type-C)が付いています。

底部にはモデル名や製造国、バッテリーに関する表記が入っています。

蓋を開けるとイヤホンが確認出来ます。
また、蓋を開けるとバッテリー残量を示すインジケーターが光ります。(写真はオレンジ色に光っているので、バッテリー残量が少なくなっています。満充電だと緑色に光ります。)

イヤホンは取り出しやすい程度に差込口から飛び出しており、取り外しは容易に行えます。
また、イヤホンは弱い磁力のマグネットでケースに固定されている為不意に脱落する事は無い上に、ケースに取り付ける時にはカチッとスムーズにハマります。


イヤホンを取り外すとこんな感じ。
よくある形状ですが、左右それぞれに端子が2つずつ付いています。

という訳で、イヤホン本体の細部を見ていきます。
尚、イヤホンのLRの違いはLとRの印と、通気孔部に手触りでLRの確認を出来るようにする凸点が付いているか付いていないかです。(L側に凸点が付いています)
また、イヤーピースは予めMサイズの物が付いています。


イヤホンの内側には充電用の端子とIRセンサーが付いています。
IRセンサーはイヤホンを耳に装着している状態かどうかを検知する為の物のようで、例えば音楽再生中にイヤホンを取り外すと音楽の再生が停止するような仕組みに使われているようです。

側面にはマイクと通気孔が付いています。
マイクは結構大きめですね。


イヤホンの上面はタッチセンサーになっており、ここをタップしたりダブルタップしたりする事で音楽の再生停止、スキップ、ノイズキャンセリングや外音取り込みなどの切り替えを行えます。
物理スイッチでは無いので、感触は有りませんが感度・反応速度は良いので操作性の問題はそこまで無い気がします。
個人的には物理スイッチの方が安心感があって良いんですがね…。

ノズルはこんな感じで、内側にはフィルターが付いています。
また、外側には非常に小さな文字で製造国とモデル番号らしい英数字が印刷されています。


ペアリングとSONY Sound Connectについて
まずペアリングを行います。
初回はイヤホンをケースから外した時点でペアリングモードになるので、Bluetoothデバイスの一覧から「WF-C710N」選んで接続するだけ。
Bluetooth接続が完了するとアプリのインストールを促されます。


ダイアログでは『Sony’s Headphones』と表示されていますが、実際に必要なアプリは『SONY | Sound Connect』です。
アプリ名が変わったようですが、表記が変わってないだけのようです。
SONY Sound Connectアプリを起動させると初期設定が行われ、完了すると自動的に接続されているデバイスが表示され、操作説明が表示されます。

その後、WF-C710Nの設定画面に移動します。
以後、アプリを開いたら表示されるのはこの画面になります。
ここではバッテリー残量や使用中のコーディック、外音コントロールの切り替え、イコライザーの設定、デバイスの詳細設定などが行えます。

デバイスの詳細設定にはBluetooth接続品質を音質優先か接続優先かを選択したり、DSEEのON/OFF切り替え、アダプティブサウンドコントロール(ユーザーの状態に応じて自動的に設定を切り替える仕組み)のON/OFFが出来たりします。
より高音質で使うならBluetooth接続品質を『音質優先』にしつつ、DSEEをONにするのが良いでしょう。
尚、Bluetooth接続品質やDSEEのON/OFF切り替え時には一時的にBluetooth接続が切れます。
また、DSEEをONにするとホーム画面のコーディック欄の横にDSEEと表示されるようになります。

暫く使ってみた感想について
暫く…とは言ってもまだ使って10時間未満ですが、部屋の中と屋外、電車内で使ってみた感想を紹介します。
基本的な音質について
音質についてはエントリーモデルという事もあり、4万や5万円クラスの物と比べると物足りなさを感じますが、全体的にフラットな音で癖のない音質だと思います。
低音、高音の響きには多少不満はありますが、1万円後半で購入可能なエントリーモデルという事を考えると十分な音質だと思います。
エントリーモデルだと低音が強すぎる物、ひどい物だと低音が強すぎて中音域が潰れてしまうような製品がありますが、本製品はそういう訳では無いので個人的には好みな音質でした。
響きが悪いとは言ってもちゃんとバスドラムとかはバスドラムらしいズシンとした音が鳴ります(ちょっと軽いですが)し、高音域もキンキン響くような耳障りな音にはなっていません。
尚、DSEEに付いてはちょっとした弱めの設定にしてるイコライザーみたいな感じでちょっとした音質の変化は感じられましたがこれが良くなっているのかと言われると微妙なラインで、明確に「凄い高音質になってる」と体感する事は出来ませんでした。
これに関してはイヤホン自体の性能の限界もあるとは思います。
もっと上位クラスのイヤホンならより大きな違いを感じられるのかも知れません…。
遮音性とANCについて
遮音性はかなり高く、ANC未使用状態であっても十分な遮音性がありました。
また、ANCを使う事で外の音はほとんど聞こえなくなります。
外を歩いていると車の走行音は真横を通過する時にちょっと聞こえる程度ですし、電車内だと走行音や車内アナウンスが遠くの方でちょっと聞こえるかな?程度の音量で、音楽を再生していると気づかないレベルです。
車内で寝るには快適。
「ANCと言えばコレ」みたいな感じです。
今まで使っていたJabra Elite 10のANCが非常に残念(電車の走行音、車内アナウンスどころか近くの人の会話の音すら貫通していた)だったので、より一層ANC性能の良さを感じました。
外音取り込みについて
外音取り込みに関してはかなり自然な感じで、イヤホンを付けていない状態と音量はほぼ変わらない感じ(気持ち取り込みの音量が小さいかな?といった印象)です。
感覚的にはスピーカーで音を聞いているような状態に近い、自然な外音取り込みだと思います。
もちろん、マイクから集音された音なので実際の音とは異なりますが、そんなに大きな違和感は無いかなと思います。
ANC/外音取り込みOFF状態について
これに関してはANCや外音取り込み機能の付いていない単なるイヤホンを装着している状態ととくに変わらない感じでした。
当たり前の事なんですが、今まで使っていたJabra Elite 10のOFF設定は常時僅かな外音取り込みっぽい音と、ホワイトノイズが流れている状態になり、かなり気になる状態だったんですよね…。
通話音質について
通話音質については電話をして試した限りではそこまで気になるような事は無く、風が吹いている屋外でもそこまで大きなノイズを感じる事はありませんでした。
ただし、周りの話し声はそれなりに拾う感じで、人混みの中の通話はちょっとし辛いかも知れません。
遅延について
自分は音の遅延が問題になるような音ゲーとかはやらないので、そんなにしっかりした評価は出来ませんが、少なくとも動画を見るような用途であれば何の問題も無いです。
イヤーピースについて
イヤーピースはMサイズを使ってフィット感は問題無し。
しっかり装着する事が可能で、不意に脱落しそうになったりするような事はありませんでした。
尚、イヤーピースがしっかりフィットし、材質が柔らかい影響もあって耳からイヤホンを抜く時にイヤーピースがひっくり返ります。

ひっくり返っても簡単に戻せるのでそんな大きな問題では無いんですが、イヤーピースは後ほど変えたいと思ってます。
久しぶりにウレタン系のイヤーピースを使っても良いかなと思ってます。
という訳で、SONY WF-C710N 完全ワイヤレスイヤホンのレビューは以上になります。
Jabra Elite 10を購入して1年と4ヶ月ほど使用していましたが、最近不具合もちらほらでてきているので、イヤホンの買い替えは数ヶ月前から検討していました。(起きている不具合は後日まとめて記事にしようと思っています)
そんなこんなでSONY WF-C710Nを購入したのですが、これは購入して良かったと思える製品でした。
音質に関してはまあ、慣れたらこれでも十分だと思いますしね。(そもそも、外でそんな高音質な音を聞く必要が無いと最近感じてきたので…)

ソニー WF-C710N ブラック ワイヤレスイヤホン 高性能ノイズキャンセリング Bluetoothロングバッテリー 外音取り込み IPX4防滴性能 軽量 コンパクト マルチポイント接続