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NorthEast mini UZIのCO2バージョンを分解していきます

記事作成日:2025年4月29日

先日、開封レビューを行ったNorthEast製GBB SMG、mini UZIのCO2バージョンを分解していきます。
本製品は日本向けにデチューンされている、いわゆるJPバージョンと呼ばれる物になります。

という訳で、開封レビュー時点で取り外し方法を紹介したバレルとボルトを外した状態から紹介していきます。

尚、これら2つのパーツの分解は説明書にも記載されています。(バレルの取り外しに関してはHOP調節で必須になる分解です)

バレル周りの分解

という訳で、まずはバレルを分解していきます。
NorheEast miniUZIのバレルは大きく分けて「チャンバー部」「アウターバレル部」「マズルブレーキ部」の3つに別れており、チャンバー部は亜鉛合金製、アウターバレル部はアルミの削り出し、マズルブレーキ9はスチールで作られています。

アウターバレル部とマズルブレーキ部の結合は底部のネジ1本で行われています。
結構貧弱な固定方法ですが負荷の掛かるパーツでは無いので大丈夫という事なんでしょうか。

チャンバー部とアウターバレル部は2本のピンで固定されています。
このピンはかなり硬いので、ちゃんと治具を使って抜く事をお勧めします。

この2本のピンを抜いたらアウターバレル部とチャンバー部を分離させる事が出来ます。
見ての通り、インナーバレルは真鍮製です。

チャンバーを分解していきます。
まず、HOP調節ダイヤルを外し、側面に付いている2本のネジを外します。

HOP調節ダイヤルはこんな感じでクリック感を出す為の細かな凹凸が付いており、ダイヤルは180度回転させる事が出来る仕様になっています。

HOPアームとHOPクッションはこんな感じ。
アームは亜鉛合金製、クッションは面押しタイプのゴム製(硬度高め)です。

チャンバー内側とバレル側面はこんな感じで、HOPパッキンとバレルの回転防止の突起が付いています。
HOPパッキン部はいわゆるGBB用と同じで右側に横長の窪みがあるタイプ、バレルの突起は2本入ってるタイプです。

インナーバレルを交換しようと思っている場合はバレルの互換性に気をつけた方が良いでしょう。
この溝はメーカーごとで若干のズレがあるので、どのバレルと互換性があるかは実際に取り付けて確かめないと確証は得られません。
まあ、溝掘るだけなので加工前提で考えて良いと思います。

HOP窓はこんな感じで広めの口に深めのテーパーが掛かっています。

インナーバレルの長さは179mmです。

HOPパッキンはこんな感じでHOPクッションが収まる部分に窪みが付いているタイプ。
硬度は60度程度と、海外製品として考えるとそれなりに柔らかい物が付いています。

HOPパッキンの突起は2点長かけタイプ。
また、BB弾をセンターに保持する為に斜め横に突起が追加されている仕様になっているのが特徴です。
この左右の突起にバリが出ていますね。

トップカバーについて

続いて、トップカバーを見ていきます。
miniUZIのトップカバーはUZIシリーズ共通でコッキングハンドルが付いています。

コッキングハンドル内側はこんな感じ。

このコッキングハンドルには本来、ボルトロックというコッキングハンドル操作途中で手を離してしまっても暴発しないようにする安全装置が搭載されているのですが、本製品ではそれがオミットされています。

ただ、形自体は再現されており、スプリングもシアーも付いています。
実際に指でシアーを押してあげれば溝に引っかかってくれます。

分解するとこんな感じで、それっぽい形の基部にスプリングも付いている事が分かります。

スプリングを外すとこんな感じ。
miniUZIがMP2A1と同じ仕様であれば本来このスプリングはボルトの動きに応じて前後に動くのですが、少なくともスプリングが折れているのでそのギミックがオミットされている事が分かります。

一応MP2A1ではこのギミックが動いていたんですが、ボルトの操作に支障をきたす事があったので、オミットされたのかも知れません。
自分もMP2A1のギミックはオミットしました。

ボルト・リコイルスプリングの分解

続いてボルト周りを見ていきます。

リコイルスプリングはこんな感じで、スプリングガイドに黄色いゴム製のダンパーが付いています。

スプリングガイドの前後にはクリップが付いています。
前側はCクリップで非常に薄く、取り外しにくいですが後ろ側は幅広のEクリップなので取り外しやすくなっています。

外しやすいEクリップの方から外し、リコイルスプリングを分解していきます。
リコイルスプリングは結構長めでソコソコ硬い物が入っています。
また、ダンパーとスプリングガイドが直接接触しないように、ワッシャーが入っています。

ボルトはこんな感じで、アルミ製で重量216g

ボルト後部は削れており、レシーバーと少しスレている事が分かります。
暫く慣らしていたらちょうど良く削れてよりスムーズに動くようになるんじゃないかなと思います。(既に慣らし終わってるかも知れませんが…)

ボルト底部はこんな感じで、ローディングノズルやシアー用の溝が設けられている事が分かります。

ローディングノズルはこんな感じで、絞りが付いています。
絞りを付けた際に付いたと思われる切り屑が先端に付着してワシャワシャしています。

ローディングノズルはここまで飛び出します。
ちょうど余分なガスが抜ける所までローディングが飛び出す感じでMP2A1の時と同程度の飛び出し量ですが、正直もっと飛び出し量は少なくて良いんじゃないかとは思います。
また、ローディングノズルのスプリングは結構硬めですが、CO2モデルという事を考えるとまあ妥当な硬さかなと思います。

続いて、ボルトを分解していきます。
ボルト上部のネジを外し、後部のEクリップを外します。
上部のネジはローディングノズルのストッパー用、Eリングはローディングノズルのリターンスプリング用です。

これでローディングを取り外す事が出来ます。
ローディングノズルはこんな感じで、後部にスプリングが付いている、かなり変わった形をしています。

ローディングノズル上部にはボルトが必要以上に飛び出さないようにする為のストッパー(亜鉛合金製)が付いています。

尚、ローディングノズルに付いているOリングはかなり消耗しており、一部がちぎれていました。
恐らくボルトとぶつかった時に千切れたのでしょう。
予備として使えるOリングが無い状態だと、あまり箱出し状態でバシバシ動かすのは良く無さそうです。

続いて、ローディングノズルを分解していきます。
まず、側面に付いているピンを抜き、リターンスプリングを取り外します。
その後、ローディングノズルの前後を引っ張る事でフローティングバルブを取り外す事が出来るようになります。

ノズルに付いている詰め物(絞り)は圧入や接着ではなく単にネジこまれているようだったので、外してみました。
これを外す事で海外仕様になるのでしょうね。
尚、内側はこのネジ山を作った時に残ったであろうワシャワシャがたくさんくっついていました。

フローティングバルブ形状はバッテンになっており、ガス流量が増えているアルミ製の強化タイプが付いています。

尚、ボルト後部の蓋は回転止めのネジを外し、回す事で取り外す事が出来そうなのですが取り外す意味が特に無さそうだったのと、取り外そうとしたら変形してしまいそうだったので途中で諦めました。

グリップ周りとバルブノッカーについて

本製品のバルブノッカーはロアレシーバー側搭載されており、このノッカーやシアーはボルトの動きに連動して動作します。
ロアレシーバー前側にはボルトをロックする為のシアーが付いており、こちらはグリップ側に付いています。

グリップを取り外すにはグリップ根本に付いているピンを抜きます。
これでグリップをロアレシーバーと分離させる事が出来ます。

グリップを外した状態でシアー周りの動きを確認してみます。
こんな感じで、グリップセーフティを押していない状態は前側のシアーが動作せず、グリップセーフティを押す事でシアーが解除される事が分かります。

グリップパネルを外すとこんな感じ。

グリップパネルを外したグリップ部はこんな感じ。
しっかりプレスで作られてる感じが良いですね。

尚、グリップ側にはシアーとか色々付いていますが、今回は外しません。
特に外しても調整出来るような事は無いと思われますので…。

バルブノッカーについて詳しく見ていきます。
本製品のバルブノッカーはこんな感じで、シアーが亜鉛合金、ノッカー本体はスチールで出来ています。

バルブノッカーが叩かれて、バルブロックが掛かり、ノッカーが定位置に戻るまでの動きはこんな感じ。

1.この状態が定位置で、ボルト後退状態はこの状態
2.ボルトが前進し黒いパーツをボルトが押す事でバルブノッカーが前進
3.ボルトが後退し、銀色のパーツを押す事でバルブノッカーが定位置に戻る

ボルト側の溝を見てみるとこんな感じ。
バルブノッカー押下のタイミングは調整しなくて良いと思いますが、バルブロックを解除するタイミングは少し早めた方が燃費が良くなりそうです。


という訳で、NorthEast miniUZI GBB CO2バージョンの分解レビューは以上になります。
とりあえず燃費を改善させる方向性についてはある程度検討が出来たので、燃費を良くする方向で調整していこうと思います。