
ハイキャパマガジンを使うMWSベースPCC、SAVIA Airsoft PCC H7.5 GBBのレビュー
記事作成日:2025年5月21日
SAVIA Airsoft PCC H7.5 GBBをDEVILSIX様よりお借りしたのでレビューしていきます。
本製品は東京マルイ ハイキャパ系マガジンと互換性のあるPCCで、中身は東京マルイ MWSベースになっており一部パーツに互換性があります。


SAVIA Airsoft PCC 7.5https://bit.ly/450c6kG
という訳で、SAVIA PCC H7.5 GBBをレビューしていきます。
まず内容物ですが、非常にシンプルでPCC本体とマガジンのみです。

付属のマガジンについて
本製品に付属するマガジンはエクステンションマガジンバンパー付きのハイキャパ用アルミマガジンです。
装弾数は35発、SAVIA LIKISEI製の超軽量アルミマガジンです。


アルミマガジンという事もあり、非常に軽量なのが特徴です。
重量が200gしか有りません。(ガス無し状態)

リップ周りはこんな感じで、基本的には東京マルイ ハイキャパ系リップ形状で、ガスルートパッキンの形状も同じような感じです。


東京マルイと大きな違いは注入バルブが放出バルブの下に付いている、最近のVFC系マガジンに近いレイアウトになっているという点です。

この仕様のマガジンはHFC134Aのような低圧なガスの生ガスをマガジン内部に充填させるのが困難になるので、ガス充填時には気をつける必要があります。
尚、注入バルブは海外仕様でHFC134Aのようなガスだと少し入りにくいです。
フォロワーを押し下げる事で底部からBB弾を入れる事が出来るようになっていますが、実際はマガジンバンパーで隠れている所までフォロワーは下がるので、ここからの給弾だけだとフルロードにさせる事は出来ません。

マガジンバンパーはこんな感じで、樹脂製のエクステンションバンパーが付いています。

尚、HFC134Aを入れるとこんな感じで、18g入りました。
とは言え、注入バルブの吹き戻しが無いので満タンかどうかはよく分からず、とりあえず30秒ほど充填させた結果の重量になります。

東京マルイ ハイキャパ4.3のマガジンと並べるとこんな感じ。

リップ周りはこんな感じ。
少しガスルートパッキンの飛び出し量に違いがありますが、これに関してはLayLax製のガスルートパッキンを付けている影響もあるかも知れません。


外観レビュー
SAVIA PCC H7.5 GBBの外観はこんな感じ。
ハンドガードとレシーバーで塗装が異なっており、ハンドガードは黒色ですがレシーバーはグレーになっています。
レシーバーの色味はインディのパーカーシールみたいな感じ。


手に取った時に感じたのは、意外と軽いという点。
重量は2キロを下回り1826gしかありません。

では細部を見ていきます。
マズルにはローレット加工が施されたキャップが付いており、外すと14mm逆ネジが出てきます。
インナーバレルは真鍮製の物がアウターバレル先端まで伸びているようですね。


ハンドガードは7.5インチで上面に20mmレールが付いたM-LOKハンドガード。
ハンドガード底部のネジを締め込んで固定するタイプで、QDスイベルホールが左右に設置されています。

上面レールとM-LOKのポートはこんな感じ。
M-LOKのポートは左右と底部に2.5スロット、斜め下は3スロットになっています。


レシーバーはこんな感じで非常に特徴的な装飾が施されている事が分かります。
また、左側に並んで付いているボルトリリースボタンとマガジンキャッチと、ケースリフレクター、ボルトフォアードアシストノブが付いていないのも外観の大きな特徴だと思います。


マグウェルはこんな感じで、BAD AR15みたいな感じのデザインになっています。
マグウェル前側には幅広の凹凸が付いており、滑り止めになっています。



マガジンを挿すとこんな感じになります。
マガジンは程よく斜めになっており、個人的にこういう見た目はPCCらしくて好きですし、マガジンの抜き差しもやりやすいので普通に利便性の高い形状だと思います。


尚、東京マルイ ハイキャパ用マガジンも問題無く取り付ける事が出来ます。

マグウェルの後ろ側、本来のAR15系レシーバーだとマガジンキャッチが設置されている場所には大きめな平行四辺形の窪みが開いています。

マガジンキャッチボタンとボルトリリースボタンはマグウェル右側に並んで付いています。
ボタンの大きさはマガジンキャッチボタンよりもボルトリリースボタンの方が大きいですね。

マガジンキャッチボタンの動作はこんな感じで、ボタンを押すとレバー前側が起き上がり、マガジンを抜く事が出来るようになります。


ボルトリリースボタンはマグウェル右側に加えて、レシーバー左側にも普通のAR15系のボタンが付いています。
右側のボルトリリースボタンはボルトがロックされると浮き上がり、ボタンとして機能するようになります。



エジェクションポートはこんな感じで、ポートカバーは付いておらずボルトは常時剥き出しの状態になっています。
ボルトのデザインは角ばっている特徴的なデザインをしています。

ボルトを引くとこんな感じ。
尚、ローディングノズルの食いつきは結構キツめで、しっかりチャンバーにノズルが食いついている事が分かります。
また、HOPパッキンは赤色のようです。


尚、HOPパッキンはこんな感じで、シンプルな突起をしています。

HOP調節ダイヤルはマイナスドライバーで回すタイプの物で、TDC式ホップアップが採用されています。
こちらはクリック感があるダイヤルで、東京マルイのMWS系は指で操作するタイプのダイヤルでしたが、手で操作するには難しい位置にあり、結局工具を使って回す事が多かったので、割り切ったこの仕様の方が個人的には楽なのでは?と思いました。


トリガー周りはこんな感じで、トリガーはスチール製でシンプルな三日月状の物。
トリガーガードはロアレシーバー一体型で角ばったデザインになっています。


セレクターレバーはこんな感じで、左側にのみ付いています。
右側は刻印のみ。


グリップはシンプルなA2タイプ。
レシーバーの後ろ側(ビーバーテール部)は角張った特徴的なデザインになっています。


トップレールはこんな感じです。
チャージングハンドルの形状もシンプルな形状をしています。



エンドプレートはQDスイベルホールが付いているタイプです。

ストックにはブッシュマスタータイプが採用されていますが、素材は軽量な樹脂で、質感としてはやや簡素な印象を受けます。


グリップを見た時にも思いましたが、この辺りのパーツはユーザーが好みな物に変更する為に必要最低限な物にしているのではないかと感じました。
ストックチューブは6ポジションタイプで、窪みの後ろ3つには通気孔が開いています。
また、本ストックチューブは一体成型仕様ではなく底蓋が付いているタイプです。


箱出し状態での作動性と初速について
という訳で、箱出し状態での作動性の確認と初速計測をしていきます。
動作検証に使用したガスはHFC134Aです。
海外製GBBにありがちな、すり合わせの甘さによる動作の渋さなどは見られず、箱出し時点でスムーズな作動を確認できました。
なお、動作検証中にボルトストップが作動しない場面がありましたが、再現性は低い為使用上大きな問題では無さそうです。(個体差とかもありそう)
尚、純正マガジンとハイキャパマガジンの撃ち比べはこんな感じ。
では初速を計測していきます。
尚、検証に使用しているガスはHFC134A、BB弾は東京マルイ 0.20g 樹脂弾です。
マガジン温度は常温(25度)の状態からスタート。
最大初速は75.9m/s、そこから少しずつ初速は下がっていきますが、割とちゃんと安定している方だと思います。


続いて、マガジン温度を少し上げて35度の状態での計測。
初速は80m/sを超えた辺りまで上がる感じでした。


最後に更に10度、温度を上げて45度での計測。
初速は90m/s程度まで上がるようです。


初速の上がり幅を考えると安全マージンは十分に取られているように感じます。
尚、フルオートのサイクルはマガジン温度30度程度の状態で秒間16〜15発程度でした。

尚、東京マルイ ハイキャパ 4.3のマガジンを使用した場合の初速はこんな感じ。
特に純正マガジンと大きな違いが無い初速が出ていましたし、作動性にも問題は有りませんでした。


という訳で、ハイキャパマガジンを使うMWSベースPCC、SAVIA PCC H7.5 GBBのレビューは以上になります。
分解レビューやMWS純正パーツとの互換性の確認もご依頼頂いているので、分解レビューなどもやっていく予定です。
