
SAVIA Airsoft PCC H7.5 GBBと東京マルイ MWSの内部パーツを比較していきます
記事作成日:2025年7月9日
開封レビューと分解レビューを行ったSAVIA Airsoft PCC H7.5 GBBと、東京マルイ MWSの内部パーツを比較し、どの程度互換性があるかを見ていきます。
尚、上下に映っている写真は上がMWS、下がSAVIA PCC、左右に映っている写真は左がMWS、下がSAVIA PCCとなっています。
バレル周りの互換性
という訳で、まずはバレル周りから。
インナーバレル・HOPパッキンは一般的なGBB互換なので特に互換性の問題はありません。
チャンバー自体も同じで、双方向のアウターバレルに入れる事も出来ました。
ただし、見ての通りHOPアームの形状が大きく異なっているので、


アウターバレルに関しては基部の構造が大きく異なっており、互換性はありません。
フランジのサイズも違っているので、別物と思って良いと思います。


尚、この形状に伴いレシーバー側の形状も大きく異なっています。
MWSはロッキングラグの引っかかりを模した構造とスロープがレシーバー側に付いていますが、SAVIA PCCはそれらがアウターバレル側に付いているので、レシーバーはシンプルな空洞になっています。


正面から見るとこんな感じ。


アウターバレルに付いているフランジのサイズが違う&根本の太さが違うので、SAVIA PCCのアウターバレルはMWSのレシーバーにはそもそも付かず、MWSのアウターバレルはSAVIA PCCを貫通してしまいます。

HOP調節ダイヤルはこんな感じで、こちらも大きく異なっています。
ダイヤルの形状に加え、ダイヤルの固定方法も異なっており、MWSはレシーバーの前側、ガスチューブの所からネジ止めするのに対し、SAVIA PCCはレシーバー内側の下側からネジ止めして固定する仕様になっています。


その為、MWSのレシーバーのガスチューブ部にはネジが通るサイズだけの穴が開いているのに対し、SAVIA PCCのレシーバーにはガスチューブが通るサイズの穴が開いています。
また、SAVIA PCCのレシーバー内側にはネジ穴が開いています。



バレルナット取り付け用のネジ山はMWSもSAVIA PCCも同じピッチですが、厚みが異なっています。
MWS用のバレルナットを取り付ける場合はもしかしたらちょっと気をつけた方が良いかも知れません。


バレルナットの取り付け自体は問題無く、この通りMWSのレシーバーにSAVIA PCCのバレルナットを取り付けたり、SAVIA PCCのレシーバーにMWSのバレルナットを取り付ける事が可能です。

ボルト周りの互換性
続いて、ボルト周り。
まずはチャージングハンドルです。
こちらはMWS純正パーツとの比較では無いですが、MWS用のチャージングハンドルとの比較になります。
MWSのチャージングハンドルには付いていないレシーバーに引っ掛ける為の羽がSAVIA PCCのチャージングハンドルには付いています。
とは言え、この羽は別にあっても無くても良い構造なので互換性はあります。


ボルトはこんな感じで、基本的な寸法は同じなので双方向で互換性があります。
互換性が無いほどの大きな違いとして言えるのは、ローディングノズルの形状位でしょうか。
また、ガス抜きの穴がMWSよりもかなり深く掘られており、より早いタイミングでボルトの加速が止まる仕様になっているようです。


取り付け自体は問題無く、MWSのレシーバーにSAVIA PCCのボルトを取り付ける事も、SAVIA PCCのレシーバーにMWSのボルトを取り付ける事も可能です。

続いて、ボルトを分解してそれぞれの細部を見ていきます。
まず、ボルトのガワはこんな感じで、細部の形状の違いはありますが、大きい違いは先述の通りガス抜きの穴の大きさ位でしょう。



ボルト後ろ側のローラーはこんな感じ。

ボルト後部に取り付けるボルトBパーツ(ボルトキャリアエンド)はこんな感じで同じ寸法です。(これもMWS純正パーツとの比較では無いですが…)

ローディングノズル周りはこんな感じで、M4マガジンを使用するMWSとハイキャパ用マガジンを使用するSAVIA PCCでガスルートの形状が異なっているだけでそれ以外の大きな違いはありません。(SAVIA PCCの方が細かな凹凸が少ないので、スタイリッシュという違いはありますが…)


カップピストンの形状は同じで互換性もありますが、硬度が異なっており、MWSよりもSAVIA PCCの方が若干硬いです。

フローティングバルブ周りはこんな感じで、こちらもよく似ており双方向で互換性があります。
若干MWS純正よりもSAVIA PCCのフローティングバルブの方が厚みが薄く、より多くのガスが流れるようになっている気がします。


ボルトキャリアキーはこんな感じ。
左が東京マルイ純正、真ん中がSAVIA PCC純正(折れてます)、右がGuns Modify製のボルトキャリアキーとなっており、形状はすべて同じで互換性があります。
他にもIron Airsoft製のボルトキャリアキーの取り付けも試しましたが、問題無かったのでMWSと完全互換があると言って良いと思います。

ちなみに、ボルトキャリアキースプリングはこんな感じで、MWSよりもSAVIA PCCの方が短いです。
海外製のMWSコピー系はこのスプリングの硬さがイマイチな事が多く、その結果ボルトキャリアキーを破損させてしまう事も少なくはないので本製品に限らずMWS純正の物に交換した方が良い気がします。

尚、このスプリングは硬すぎても柔らかすぎても駄目で、かなり絶妙な硬さが要求されるのでフロンガスで運用するなら東京マルイ純正を使っておくのが安全な気がします。(CO2運用ならまた話が変わってきそうですが…)
バッファーチューブについて
リコイルバッファーはこんな感じで、これも純正パーツとの比較では無いですが、双方向に互換がありますし、何ならSAVIA PCCのリコイルバッファーはMWS純正とまんま同じ形状です。

ロアレシーバー側のネジピッチはMWS互換でした。(MWS用バッファーチューブをSAVIA PCCに取り付ける事が出来た)

トリガーボックスの互換性
最後にボルトリリースボタンやバルブノッカー、ハンマー、トリガーなどが組み込まれているトリガーボックスの比較をしていきます。
まず、MWSとSAVIA PCCは外側の形状が大きく異なっており、一目で別物だと分かる形状の違いがあります。

ボルトリリースボタンはこんな感じで、これは同じですね。
互換性もあります。


Zシステムのダンパー部のプレート(ボルトキャッチB)は形状が大きく異なっていますが、双方向で互換性がありました。


ただし、MWSのトリガーボックスに付いているゴムパーツがSAVIA PCCには付いておらず、ボルトキャッチBが少しゴムに乗ってしまう寸法になっていたので、もしMWSにSAVIA PCCのボルトキャッチBパーツを取り付ける場合、ゴムを外した方が良いかも知れません。
トリガーボックス内部はこんな感じで、基本的なレイアウトやパーツのサイズはMWSもSAVIA PCCも同じです。


全くの別物なのはバルブノッカー部です。
SAVIA PCCのバルブノッカーは2分割になっておおり、1つ目のバルブノッカーの形状もMWSとは若干異なっています。


ハンマーはこんな感じで、ハンマースプリングを引っ掛ける所の溝が2つ付いている以外の違いは無さそうなので、普通に組み替える分には互換性があると言って良いでしょう。
SAVIA PCCのハンマーに付いている2本目の窪みはハンマースプリングをより固く固定する為の物なので、普通の用途では使う必要が無いと思います。


シアー周りはこんな感じで、こちらの形状も同じ感じで互換性があります。
尚、SAVIA PCCのシアーにはネジ穴が付いており、掛かりの微調整が出来るようになっているようです。(使われていないネジ穴ですが…)



トリガーバーはこんな感じで、これも同じですね。

トリガーはこんな感じ。
これもトリガー本体はMWS純正との比較ではありませんが、ディスコネクターなどの形状は同じ、トリガー自体の形状は若干異なっていますが、互換性を損なうような違いでは無いです。


実際にMWSのトリガーボックスにSAVIA PCCのトリガーを取り付けても問題はありませんでした。(ハンマーもしっかり引っかかりました)

という訳で、SAVIA Airsoft PCC H7.5 GBBと東京マルイ MWSの内部パーツを比較レビューは以上になります。
MWSベースとは言っても、互換性がある箇所と無い箇所があるので、カスタム前提で考えている人は注意が必要でしょうね。
特にバレル周りの仕様が大きく異なっているのは要注意でしょう。