エボログ

SOTAC ROMEO2 タイプ 1X30 モジュラードットサイトを購入しました

記事作成日:2025年8月18日

SOTAC製のレプリカドットサイト、『SOTAC ROMEO2 タイプ 1X30 モジュラードットサイト BK』を購入したのでレビューしていきます。

本製品はSIG SAUER製のドットサイト、ROMEO2のレプリカ品です。

実物のROMEO2はSIG SAUER製のミニリフレックスサイトの中でもかなり高価な製品でサークルレティクルモデルで799.99ドル(国内の正規店価格は154,880円)となっています。

一方SOTACから発売されたレプリカ品は7,000~8,000円程度と、レプリカドットサイトの中でも比較的安価な部類の製品になっています。

ちなみに、パッケージもSIG SAUERの物に似たデザインになっています。
ロゴのフチが切れてたり、側面にカラーとレティクル形状が印刷されているという違いはありますが、段ボールに直接プリントさせるという簡素なパッケージを再現していると思います。

SOTAC ROMEO2 タイプ 1X30 モジュラードットサイト ブラックAmazonで購入する

内容物について

付属品はこんな感じで、ドットサイト本体にカバー、接眼レンズ、マウントプレート、ネジ、L字レンチ、トルクスドライバー、クリーニングクロス、説明書となっています。

ROMEO2は2種類のカバー+カバー無しの3パターンの形状を選択出来るようになっています。
付属しているカバーはハウジングの強度UPになり、長いカバーを付ける事でACROのような形状にする事が出来ます。

マウントプレートやL字レンチ、ネジなどはこんな感じ。
マウントプレートは詳しく後述します。
ネジはROMEO2用の物ではなく別のドットサイト用の物が複数個付属しており、M3x12mmナベネジ、M3x12mm皿ネジ、M3x10mm皿ネジ、M3x8mmナベネジ、M3x8mm皿ネジとなっています。

尚、ROMEO2は他のドットサイトよりもかなり大型な事もあり、少なくとも皿ネジで14mmの長さが必要になる為、付属のネジを使ってマウントプレートへ固定する事は出来ません。

付属のマウントプレートについて

付属のマウントプレートはこんな感じで、Universal Mountと印字されているのとこの大量の穴から多種多様なミニリフレックスサイトに対応しているプレートになります。

Glock用のマウントプレートで、リアサイトと置き換える形で固定します。
恐らく東京マルイのGen3型Glockと互換のある形状かと思います。

ROMEO2レプリカの外観レビュー

という訳で、SOTAC ROMEO2タイプドットサイトの本体を見ていきます。

本製品はあらかじめステンレス製のカバーが装着された状態になっているので、この形状を基本として紹介していきます。

色味に関してはカバーがグレー型、ハウジング本体がアルマイトの黒色になっています。
他のカラーバリエーションの製品もカバーの色は変わらず、ハウジングの色が変わっているだけです。

尚、ハウジングのアルマイトは光沢感のある安っぽい黒色なので、質感は正直良くはないです。

正面はこんな感じで、ハウジングとカバーの間に若干の隙間がある事が分かります。
カバーに強い衝撃が加わってもハウジング及びレンズへのダメージを軽減させるのが目的だと思います。

左側面はこんな感じで、カバーにROMEO2と印字がされています。
ラバーで出来た輝度調節ボタンが左右に並んでいます。

反対側はこんな感じで、SIGのロゴとバッテリースロットが付いています。

バッテリースロットはT6のトルクスドライバーで開ける事が出来ます。(スロットのロック機構は実物と異なります)
使用するバッテリーはCR2032電池、-側を上にしてスロットに入れます。

バッテリースロットの後ろ側にはQRコードのような印字と3.5MOAの表記が入っています。(実物はデータマトリクスですし、ROMEO2に3.5MOAのモデルは無いハズなんですがね…何か別の製品のデータ流用でしょうか)
また、その脇には放熱孔のようなデザインのスリットが入っていますが、これは本来バッテリースロットのロック解除ボタンです。
レプリカはその構造は再現しておらず、デザインだけが残っています。

ハウジングの内側は段差になっています。
また、ドットサイト固定のネジ穴の所には28 IN LBSと締め込みトルクが記載されています。

エレベーションダイヤル・ウィンテージダイヤルはこんな感じで、マイナスドライバーで回す仕様。
レティクルの調整幅などは不明ですが、カチカチとしたクリック感のあるダイヤルです。

尚、エレベーションダイヤル脇とウィンテージダイヤル上部にはプランジャー固定用のネジ穴が付いています。
クリック感が緩い場合はここのネジを締め込む事でちょっとキツくなります。(締め込みすぎ注意)

エレベーションダイヤルの所はリアサイトも兼ねており、反射防止の細かなスリットが入っています。
凹には2つのくぼみが付いており、白いインクを流し込む事でホワイトドットとして使えそうです。

底部はこんな感じで、ASSEMBLED IN U.S.Aと星条旗が印字された金属プレートが付いています。
尚、ROMEO2のフットプリントはPROフットプリントが採用されているので、くぼみ無しのネジ穴のみです。

SIG SAUER製のドットサイト、同じメーカーなのにフットプリントの種類が沢山あるので厄介ですよね…。

ちなみに、このプレートを外すとこんな感じになっています。

付属のカバーについて

付属のカバーは左右に付いているT6ネジを外す事で取り外す事が出来ます。

カバーを外した状態のハウジングはこんな感じ。
刻印に関してはカバーに入っているのと同じく、左側にROMEO2、右側にSIGのエンブレムが入っています。

大型のカバーを使う場合は付属のレンズを併用します。
レンズ上面に付いているゴム板のテンションで固定される仕様になっており、取付時はグッとカバーを押さえつけながらネジを締め込む必要があります。

カバーを取り付けるとこんな感じ。
これでミニリフレックスサイトを小型な箱型ドットサイトにする事が出来ます。

ただこのレンズ、特にコーティングなどが施されている訳ではなく、かなり反射もきついのでこのカバーを付けた状態ではかなり覗きにくくなります。

また、このカバーを取り付けた状態ではドットサイトをマウントプレートに取り付ける事は出来ません。

レンズコーティングと覗いた時の様子についうて

レンズコーティングはシンプルなルビーコート。
赤〜オレンジ色の反射が確認出来ます。
まあ、安価なドットサイトではよく見るコーティングの仕様ですね。

覗くとこんな感じ。
青みはそれなりにあり、特に上部のフチの方はかなり青みが強いですね。

各種カバーを装着した状態の見え方とレティクル形状はこんな感じ。
尚、反射してしまってちゃんとした写真が撮れなかったので接眼レンズ側のレンズカバーを外しています。
レティクルは2MOA ドット+32MOA サークルを再現していますが、中央のドットもサークルもちょっと大きい気がします。

尚、レティクル形状の切り替え機能や自動輝度調整などには対応していないです。
-長押しで電源OFFです。

輝度は10段階で調節可能、十分な明るさがありますが、NVモードには非対応。
最低輝度でも結構明るいです(屋内だと最低輝度でもちょっと明るい位)。

パララックス計測と歪みについて

という訳で、いつものパララックス計測を行います。
2.5m先のモニターを覗くとこんな感じでそこまで極端な歪みは無いものの、割と目視で分かる程度の歪みがあります。
小型なレンズなので仕方がないとは思いますが、結構気になるレベルの歪みですね。

視点を上下左右に動かすとこんな感じ。
視点を動かすと歪みは更に激しくなりますが、パララックスはかなり控えめな感じです。

ハンドガンのスライドに取り付けた様子について

という訳で、このドットサイトは東京マルイ M&P 9Lに乗せるために購入しました。
このスタイルで使ってみたかったんですよね。

尚、取り付けには長い皿ネジを14mmの長さに切った物を使っています。

覗いた時の様子はこんな感じ。
M&P 9Lのマウントは本来の物よりも一段高くなってしまうので、リアサイト位置がちょっと高くなってしまうんですよね…。
まあ、これは構造上仕方がないかなと思います。

ブリーチを大幅に削り込まないといけなくなり、スライド・ピストン類の大工事が必要になると思います。

尚、このドットサイト、スライドに乗せて使うのは駄目そうですね…。
耐衝撃性能が無いのでしょう…1マガジン撃ち切る頃にはレティクルがあらぬ方向を向いてました。(壊れた訳では無いのでゼロインし直せば元に戻せますが…)


という訳で、SOTAC ROMEO2 タイプ 1X30 モジュラードットサイトのレビューは以上になります。

パット見の外観に関してはしっかり再現出来ていると思いますが、ディティールに関しては割と手抜きっぽい所も見受けられます。
また、光学サイトとしての性能に関しては4000〜5000円前後の価格帯の製品と同等なので、付属品とかも加味すると7000〜8000円程度というのは納得出来る金額なのかなと思います。

尚、耐衝撃性能に関しては全然駄目で、ハンドガンのスライドに乗せて数十発撃つとレティクルがあらぬ方向に移動していたので、スライド直載せ運用は現実的ではなさそうでした。
ゼロイン自体はちゃんと行えるので、リコイルが発生しない銃と組み合わせる分には問題無いと思います。

久しぶりに低価格帯相応な性能のドットサイトを買った気がします。

SOTAC ROMEO2 タイプ 1X30 モジュラードットサイト ブラックAmazonで購入する