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第4回 エアガンヲタクミーティング イベントレポート #エアヲタ4

記事作成日:2025年8月19日

2025年8月17日(日)に開催されたえあおに(エアガン大好きお兄さん)@airsoft12345678さん主催のイベント、『第4回 エアガンヲタクミーティング』に参加してきました。

会場は埼玉県入間市にあるインドアサバイバルゲームフィールド、ZEEK。
10:00〜21:00までの実に11時間に及ぶイベントになります。

本イベントではフィールドエリア内に『サバゲーエリア』『的うちフリースペース』『30mチャレンジ』の3レーン、エアソフトガンの作動音・発射音の静かさを比べ合う『消音チャレンジ』、ステージ内に設置されたターゲットを撃って回り、時間を競い合う『TAKOYAKIチャレンジ』などに加え、出店企業も来られており、物販やカスタムの相談などを受ける事が出来ます。

出店ブース紹介

企業・個人の出店や成果物展示が行われていたので、まずはそちらの紹介をします。
※掲載順はフィールド入口からの順番

Airsoft弾速予測ツールの開発

うにたま(神頼みフィジカル勢)@unitama53さんのブースでは『Airsoft弾速予測ツールの開発』に関するプレゼンテーションスライドが用意されていました。

ピストンスプリング、ピストン、シリンダー、ノズル、チャンバー、HOPパッキン、インナーバレルなど、BB弾の発射に影響を及ぼす部品の動きを数値化し、関数に落とし込む事で、パラメーターを設定すればそのセッティングがどのような弾速になり、どのような弾速になるのかなどというのを計算させる事が出来るロジック及び研究結果の紹介が行われていました。

また、セクターギア、タペットプレート、ピストンの動きに関する関数の紹介もあり、これを用いる事でどのようなセッティングだとピストンクラッシュが発生してしまうのか、ラペットプレートの動きとピストンの動きが噛み合わなくなるのかなどを計算する事が出来るという研究の紹介です。

すごく理数系の内容になっており、実際の関数を理解する事は自分には出来ませんでしたが、計算式自体はエクセルで実装されているとの事です。
また、計算結果をグラフ化した物は大変納得の出来る物で、話を聞いていると共感出来るポイントだらけで、恐らくこれを使う事でカスタム経験0の人でも安定した動作を行える電動ガンを組み上げる事が出来そうです。

エアソフトガンをカスタムしている人が何年、何十年かけて得てきた経験上の「こういう時はこうした方が良い」「このセッティングだとこうなる」みたいな物が、計算で導き出せるわけですし、カスタムに慣れている人でも自分の理論が単なる想像・妄想なのか、物理的に合っている物なのかという事を確認する事も出来ますし、「なんでそうなってるのかよく分からない」みたいな事を証明する事も出来そうです。

ピストンスプリングの長さはどの程度が良いか、硬さは?シリンダー容量は?ノズルの内径は?バレルはどうする?みたいなのが全部計算で求められ、「こんな構成にするとどうなるんだろう?」が実際に組まなくても分かるという凄まじい計算式でした。

のびた印刷

VSR10や電動M4のカスタムパーツを作成・販売されているのびた印刷@サバゲー関係@momomonin2さんのブースでは主要外装パーツがカーボンで出来た超軽量な電磁弁M4やVSR10の実機展示及びカーボン製のアウターバレルやインナーバレルのガタ取りを目的としたチャンバー、スペーサー、マズルアタッチメントなどの展示が行われていました。
これらの商品はのびた印刷さんのBASEにて購入が可能となっています。

OUKA INDUSTRY

エアソフトガン用のオリジナルパーツの販売やカスタムなどを行っているOUKA INDUSTRYさんのブースです。
この日はモーターの動作確認用スイッチやオリジナル3Dプリント製品、エアソフトガン用パーツ、フィギュアなどの物販などが行われていました。

ショットシェル型の蓄圧カート(いわゆるタナカシェル式)を撃ち出す事が出来るリボルバータイプの拳銃はこんな感じで、本体とホルスター、予備シリンダー、対応シェルの販売が行われていました。
本製品はモスカート用リボルバーランチャーのような構造になっており、トリガーを引くとシリンダーが回転され、定位置で固定、その状態でシェルの放出バルブが押される構造になっています。
装弾数は5発。

また、9月頃発売予定となっているWELL PRO製のマイクロミニガンのブルパップキットの展示が行われていました。
展示品はオール3Dプリント(ハンドガード周りはFDMの樹脂系、ストックはSLSのナイロン)で出来ていますが、製品版はトリガーユニットの一部とハンドガード、トップレールなどがアルミのCNC切削になるとの事です。

また、東京マルイ SAIGA用のブルパップキットの展示も行われていました。
こちらはKushnapup Bullpup Saiga-12を再現する為のコンバージョンキットで、PA12ナイロンで作られています。
また、フラッシュハイダーはV6 Industries製のV6 MUZZLE BRAKEを再現した物になっています。
3Dプリントとは言え、PA12ナイロンで作られている事によりかなり剛性は高い仕様になっています。

H.Acraft

スパーギアに取り付けるワンウェイベアリング、『スパクラ』で有名なH.A craft @HAcraft000さんのブースはこんな感じ。
『スパクラ Ver2用』や『スパクラ用グリース』、『折れにくいタペットスプリング』、『サイレントシリンダーヘッドラバー』の物販が行われていました。
また、試作品のスパクラVer2/3両対応バージョンが展示されていました。

お世話になっておる参加者も多数いらっしゃった用で、多くの人が話を聞きに訪れていた印象があり、「サイレントシリンダーヘッドラバー」は即完売したとの事です。(今日、『消音チャレンジ』というイベントが行われていたのも理由として大きいのかなと思いました…)

TAMAMUSHI WORKS

エアソフトガンのカスタムを行っているtamamushiworks@tamapipesecondさんのブースでは、カスタムされた電動ガンの試射や、カスタム時のポイントの説明、調整の実演などが行われていました。

かなり細かく、丁寧な説明が行われており、会場限定の情報もあるなど、「これからカスタムをやっていこう」と思っている人から既にカスタムをやっている人でも為になる情報が沢山得る事が出来るブースでした。
今回はカスタムをしている人も多く参加されていた事から終始、人だかりが出来ていました。

自分もTAMAMUSHI WORKSさんのカスタムガンを試射させて頂きましたが、カスタムやっているからこそ分かる「本当に丁寧に組まれてるなぁ…」という感想がでてきました。
動作も弾の伸びも、文句なしの一品でした。

撃てば分かる良さですね。
これは現場じゃないと体験出来ない物だと思います。

Takoyaki Dynamics

エアソフトガン用の検証機材、パーツ、シューティングターゲットなどを制作・販売されているTakoyaki@Takoyak27601812さんのブースでは、スプリングレートを計測する機材の販売やターゲット『反撃くん』の展示や射撃から着弾までの時間を計測する『だんちゃ君』の実演が行われていました。

『反撃くん』に関しては、これを用いた専用のコースが会場に設置されていたので記事後半のイベント紹介にて詳しく紹介します。

また、委託品としておっかん@okanotosou1211さんの制作物である塗装されたハンドガードやバレル、レシーバー、グリップなどの展示、トモ 旅好き @mgtimetravelerさん作の着弾識別ターゲット『TEPPAN』の展示とデモ映像が流れていました。
『TEPPAN』はターゲットの弾着位置によって音が異なる加工が施されている金属製ターゲットで、どこに弾が当たったのかが分かるようになっています。

ウェザリングや木目調塗装のサンプル展示
着弾識別ターゲット『TEPPAN』の展示とデモ映像

OzGear

OzGear@Oz_Gearさんのブースでは、初お披露目の新作として高コスパ・高品質な12g CO2カートリッジ、『NovaCartridge』の特価販売及び来場者プレゼントとしてカートリッジの配布が行われていました。
販売価格に関してはまだ非公開との事なので、伏せさせてもらっていますが、将来的にはAmazonでの販売を予定しているようです。

本製品は後日レビュー記事にしようと思っています。

H.T.G

エアソフトガンショップ・ブランドのH.T.G.さんのブースでは、デモ機や各種ブラシレスモーター、ギア、BB弾、電動ドラムマガジンの展示や現在試作中の新商品の紹介が行われていました。

試作中の新商品に関しては非公開情報との事なので、ここでは載せる事は出来ませんが、非常に面白い製品を開発されておりましたので、発売が楽しみです。

Over kill@苺屋

電磁弁エアソフトガン、電磁弁ユニット、ハイキャパ用の軽量スライド、外部ソース製品の展示・販売が行われていたシューティング苺屋(裏垢)@newknさんのブースはこんな感じ。
電磁弁エアソフトガンは試射も行う事が出来ました。

VFC製のガスブローバックライフルに電磁弁を組み込んだエアソフトガン極太のカーボンハンドガード、『缶キャノンなどのユニークな製品の展示の他、外部ソース用レギュレーターやカプラー・ソケット類の販売などが行われていました。

また、コンプレッサーを持ち込まれており、シューティングレンジで電磁弁銃の試射も行えるようになっていました。
一番大人気だったのはWolverine Airsoft製の8発動時発射の電磁弁ショットガン、『Wolverine/EMG TTI JW4 Dracarys Gen-12 MTW』で、試射時は順番待ちの列が出来るほどでした。

コンプレッサーで無限に外部ソースガスガンが撃てる
スケスケレシーバーの軽量HPA銃、Article III
大人気だったWolverine ドラカリス

また、試作品のVFC GBBユニットを使用したKA1コンプリート(KACアッパー+LMTロアー)のGBBライフルの展示・試射も行う事が出来ました。
こちらはコンバージョンキットの形での販売も予定しているそうです。

POLICE KITCHEN

ZEEKのキッチンエリアではPOLICE KITCHENさんのハンバーガーやスイーツ、飲み物などの販売が行われていました。
POLICE KITCHENさんのハンバーガーはベースとなるハンバーガーの種類が豊富なのに加え、好みなトッピングを追加する事も可能です。
また、カレーの提供もここで行われていました。

自分もハンバーガーを頂きました。
これはサルサバーガーをベースにハラペーニョ+フライドガーリックチップのトッピングを追加した物です。

シューティングレンジ・サバイバルゲームエリアなどの紹介

イベント中は施設全体が開放されており、普段サバイバルゲームフィールドとして使用しているエリアでは『サバゲーエリア』『的うちフリースペース』『30mチャレンジ』の3レーンが設けられていました。

サバゲーエリアはこんな感じで、バリケードが並べられたフィールドが設けられており、サバゲーをしたい人はサバゲーエリアで普通にサバゲーをしていました。(本当、それだけだと思います…)

的うちフリースペースでは各種ターゲットが設置されており、的あてが出来るエリアとなっていました。
途中、20mチャレンジの会場になっていたり、Takoyaki Dynamicsさんのだんちゃ君の検証に使われたりしていました。

30mチャレンジエリアでは、練習用2レーン、本番用1レーンが設けられており、今回の30mチャレンジ主催であるこいよ!べネット@hpa_denjiさんが計測員となり、本番30mチャレンジの記録を計測する事が出来るようになっていました。
計測された記録は30mチャレンジ公式@30mofficialにて掲載されます。

的紙は用意されており、紙の設置は自分で行います。
紙のサイズはA3用紙、10発3セットの合計30発を連続で当て続けないと記録にはなりません。

自分もかれこれ3年ぶりに30mチャレンジに参加しました。
30mチャレンジ用の銃も特に昔から何の変更も無く、カスタムも当時のままです…。
記録に関しては後日、別記事にて紹介しようと思います。

また、ZEEKのシューティングレンジも開放されており、ここを使う事も出来ました。
基本的にはフィールド内の的うちフリースペースと同じような感じの使われ方でした。

エアヲタ4のイベントゲームについて

エアヲタ4ではある程度の時間を置きながらイベント実施されています。
参加者は希望したイベントに参加出来ます。

TAKOYAKIチャレンジ

まずは常設されていたTAKOYAKIチャレンジの紹介です。
このイベントはコースを移動しながらターゲットを撃っていき、コースを1周する時間を競うという物になります。

計測にはこのような機材を使用し、ターゲットはTakoyaki Dynamicsさんのブースでも展示がされていた反撃くんが使用されています。

開始・集計用機材
コースに設置されている反撃くん(赤矢印)

反撃くんの動きを紹介します。
この機械は金属で出来ている箱のような形をしており、インジケーターは常時青色に光っていますが、人を感知すると緑色に点滅し、「ピピピピピ」と警告音が鳴ります。
警告音は暫く鳴り続き、暫くすると鳴り止み、青色インジケーターに戻ります。

通常状態は青色発光
人を検知すると緑色の点滅+警告音が鳴る

人を感知してインジケーターの色が緑色になるまでには若干のタイムラグ(数ミリ秒)があるのと、ちょっとだけ体を出している程度(いわゆる、薄い構え方)だと反応しない事があるので、細かなカッティングパイによる索敵と薄い構え方、スイッチング、瞬時な射撃が求められます。

インジケーターが青色の状態でこの反撃くんに被弾させるとインジケーターが赤色になります。
緑色の状態で撃っても意味は無く、一度感知されてしまうと青色に戻るまで待たないといけないので、タイムロスになります。

青色に光る反撃くんに撃ち込まれるBB弾(緑色の蓄光BB弾)
被弾すると赤色に光り、『死亡』扱いになる

また、被弾して『死亡』状態になった反撃くんは30秒経過すると復活します。
なので、急いで次々と倒して回らないと倒した反撃くんが復活していて、それに検知されタイムロスになるという事もあります。

ゲームの始め方はまず、スタート地点に置かれている計測器に付いている赤いボタンを押します。
押して暫くすると「ピーーー」という音が鳴り、タイマーがスタートします。
コースに設置された反撃くんを制圧していき、最後の反撃くんを撃つ事でタイマーストップなります。
その後、レシートのような形で記録が出力されます。

尚、レシートには『ATARI』と『HAZURE』がランダムで出力されるようで、『ATARI』のレシートをTakoyaki Dynamicsさんのブースに持っていくと景品が貰えるというイベントになっていました。

言葉で説明するより動画で紹介した方が良いと思うので、地下籠りのさめえってぃZEEKの人@sametar00Agniさんのプレイを撮らせて頂いたので、こちらを紹介します。
2番のバリケードの所で反撃くんに感知され、警告音が鳴っているので警告音が鳴り止むまで止まらないといけなくなっています。

この反撃くんコース自体はZEEKに常設されているようなので、ご興味がある方はZEEKに起こし下さい。

20mチャレンジ

20m先の脚立に置かれたターゲットを何回連続で当てる事が出来るかというイベントで、参加者は順番にスタンディングの状態で撃ちます。
立っていれば構え方は問われないですが、レストが出来ないので重い銃を使っているとかなり辛いですね。

並んで1人ずつ撃っていく
20m先のターゲット

尚、上位3名には景品も用意されていました。

じゃんけん大会

様々な景品を受け取る事が出来るじゃんけん大会が開催されました。
カスタム済みの電動ガン本体だったりカスタムパーツだったり、細かなアクセサリーだったりと多数の景品が用意されており、非常に豪華なじゃんけん大会でした。

他イベント

他にも消音銃の静かさを競い合う消音チャレンジやシューティングレンジの紹介時に紹介した30mチャレンジもイベントとして開催されており、表彰も行われていました。


という訳で、第4回 エアガンヲタクミーティングのイベントレポートは以上になります。

『エアガンヲタクミーティング』という名前の通り、エアガン好きな人が集まっているイベントで、非常に満足感の高いイベントでした。

個人的にも色々な情報を仕入れる事が出来ましたし、新たなモチベーションUPにも繋がったと思います。

正直、最初は11時間開催とはかなり長時間なイベントだな〜と思っていたのですが、実際に行ってみる全然11時間なんて一瞬で過ぎてしまうような、内容の濃いイベントでした。

第5回 エアガンヲタクミーティングの募集も開始しているので、ご興味のある方は是非ご参加下さい。
本当に貴重な経験をする事が出来る1日になると思います。