エボログ

Salvo Precision BRN-180S GEN2 GBBR JP Ver.を購入したのでレビューします

記事作成日:2025年8月25日

予約をしていたSalvo Precision BRN-180S GEN2 GBBRが届いたのでレビューします。

本製品の元ネタはアーマーライト AR-18(民間モデルはAR-180)を、Brownells社がPrimary Weapons SystemsとFM Productsと共に再設計、AR-15のロアレシーバーに取り付けられるモダナイズドされたAR-180風キットとして作られたBRN-180システムの最新モデルであるGen2になります。
実銃だとアッパーレシーバー単体のキットに加え、AR-18っぽい形状のロアレシーバーが付いたモデルも存在します。(AR-15とAR-18のハイブリッドみたいな仕様のモデル)

BRN-180 GEN2 キット
専用ロアレシーバーが組み込まれた実銃のBRN-180 GEN2

尚、本製品よりも前に東京マルイ M4 MWS用コンバージョンキットとしてEHT AirsoftからBRN-180Sが発売されていますが、それとは仕様が異なる製品になります。

ガスブローバックライフルとしての仕様として、内部エンジン・構造は東京マルイ MWS準拠のシステムになっており、マガジンも東京マルイ M4/89式用GBBマガジンと互換性があります。(それなりに内部パーツにはアレンジが加えられているので100%互換という訳では無いです)

本製品は樹脂製のハードケースに収められており、付属品はBRN180本体とSIG SAUER ミニマリスト・ミニタイプフォールディングストック、マガジン、レンチ、クリーニングロッド、説明書類です。

説明書はこんな感じで、基本的な操作方法やメンテナンス方法などが記載されており、パーツリストは別紙になっています。

取扱説明書
パーツリスト

レンチはこんな感じで分解に使用する為の道具になっています。
また、フラッシュハイダーを取り外す際にもこのレンチが必要になります。

付属のストックはこちら。
SIG SAUER ミニマリスト・プラス タイプのもので、20mmレールに取り付けることができるフォールディングストックです。

フォールディングストックの基部はこんな感じ。
ストック本体はアルミですが基部はスチールで出来ており、ガッチリしています。

バットプレートこんな感じで、ミニマリスト・プラスタイプなので大きめな物が付いており、材質はラバーで出来ており、程よい弾力とグリップ力があります。
また、バットプレート側の左右にQDスイベルホールが設けられています。

付属のマガジン(DE Airsoft製)について

付属のマガジンはこちら。
DE Airsoft(Double Eagle)製のMWS形互換のマガジンで、東京マルイのマガジンとよく似た仕様になっています。
装弾数は最大35発ですが、フルロードするとノズルの動きが渋くなる感じがあるので34発にしておいた方が良いかもです。

リップ側と放出バルブ周りはこんな感じ。

マガジン底部はこんな感じで、「DE Airsoft DMAG-B2」という文字がプレートに入っています。
また、注入バルブはマガジン底部についており、ちゃんとガスが入る際の「シューッ」という音が鳴り、満タンになった際の吹き戻しもあるタイプの注入バルブ(HFC134A/152A/ノンフロンガス対応)です。

マガジンの重量はガスが空の状態で432g、ガスを満タンに入れると459gとなるのでガス容量は27gのようです。

Salvo Precision BRN-180S GEN2の外観レビュー

という訳で、Salvo Precision BRN-180S GEN2本体を見ていきます。

本製品のアッパーレシーバーおよびハンドガードは、6063 T6アルミニウムのCNC削り出しで、アルマイトが施されています。
バレル、フラッシュハイダー、チャージングハンドルなどはスチール製でQPQ処理(防錆処置が施されており、ボルトキャリはステンレススチールのチタンコーティングとなっています。

また、JP Ver.の仕様として、『リアルマーキングレシーバー』『日本仕様インナーバレル・ローディングノズル・リコイルスプリング・ハンマースプリング・ノズルスプリング』が組み込まれているのが特徴です。

では細部を見ていきます。

フラッシュハイダーはこんな感じで特徴的なデザインの三股ハイダーになっています。
溝がT字状をしており、上と左右にガスを逃がす仕様になっていることが分かります。

フラッシュハイダーは14mm逆ネジでアウターバレルに固定されており、付属の工具でハイダー根本に付いているナットを回すことでフラッシュハイダーが外せるようになります。

純正フラッシュハイダーはイモネジなどを使って締め込むタイプの固定方法では無いですが、イモネジを使って締め込む仕様にも対応できるように、イモネジが入り込む溝がねじ切り部に設けられています。

ガスブロックはこんな感じで、流量調節ノブ(ダミー)が確認出来ます。
また、ハンドガード上部に付いている穴からノブの状態が数字で確認できる仕様になっています。

ハンドガードはこんな感じで、角張ったデザインが特徴のM-LOKハンドガードで結構細身で握りやすいです。
M-LOKスロットは各面に3.5スロット分も設けられています。

M-LOKスロットの穴からガスピストンが確認出来ます。
ガスブローバックライフルとしては機能しない物にはなりますが、こういう細かい所が良いですね。

レシーバーはこんな感じで、AR180もといAR18の名残のある形状をしています。

アッパーレシーバーにはBRN-180と刻印が入っています。

トップレールはこんな感じで、レシーバーからハンドガードにかけてツライチになっています。

マグウェルはこんな感じで、AR18の意匠を感じる、トリガーガード側にかけて斜めになっている特徴的なデザインをしています。
AR15型のマグウェルよりもコンパクトなのが特徴です。

尚、HOP調整はMWS純正と同じでアッパーレシーバー内側に付いているダイヤルを回すのですが、本製品はマグウェルが薄いこともあってMWS M4系よりもHOP調節ダイヤルの操作がやりやすくなっています。

マグウェル右側はこんな感じで、『MODEL. BRN-180 CAL. 5.56x45mm S/N. 180-02600』と刻印が入っています。
マガジンキャッチボタンはオーソドックスな形状。

マグウェルにマガジンを差し込むとこんな感じになります。
MWS互換なので、MWS用マガジンであれば基本的に取り付けが可能だと思います。
※MWS互換マガジンでもメーカーによっては相性問題があります。東京マルイ純正マガジンは問題無く使えました。

尚、マガジンはほぼガタツキが無いものの少しキツめです。
自重では落下しますが、差し込む時に少し引っかかりがある気がします。(暫く使ってれば慣れてくるかも?)

ボルトリリースボタンはこんな感じ。

エジェクションポート周りはこんな感じで、エジェクションポートの後ろ半分が樹脂製のダストカバーで覆われています。

ボルトから伸びているチャージングハンドルはこんな感じで、先端にローレット加工が施されています。
出荷状態だとかなり緩く、使っているうちに外れてしまう可能性があったので、ネジロックをしておいた方が良いでしょう。

ボルトから伸びているチャージングハンドルを引くことで、ダストカバーが開きます。

尚、チャージングハンドルがボルトに刺さっているという構造故仕方がないことだとは思うのですが、チャージングハンドルはそれなりにガタつきます。

外れてしまうようなことは物理的に無いのですが、あまり変な角度で力をかけるとボルトやレシーバーを傷つけたりしてしまう可能性があるので、引く時は真っ直ぐ後ろに引くようにした方が良いと思います。

また、これも構造上仕方がないのですがチャージングハンドルの上に大きな光学サイトを乗せたり、ノブが大きく飛び出したマウントリング・マウントベースなどを取り付けるとチャージングハンドルを引く時に手がぶつかって邪魔になります…。
45度オフセットマウントとかは下手したらマウントベース自体が干渉してしまい、使えない可能性もありそうです。

ホールドオープン状態だとこんな感じ。

セレクターレバー周りはこんな感じで、ハンマーピンの上に『BROWNELLS INC. GRINNELL .IA』と刻印が入っています。
また、セレクターレバーはAR15準拠な形状をしており、刻印はSAFE/FIREのみでフルオート刻印がありません。(これは実銃再現)
※フルオート刻印が無いだけでフルオートに入れる事は可能で、フルオートも撃てます。

セレクターレバー左側
右側にはマークのみでセレクターレバーは無い

トリガー周りはこんな感じで、シンプルな三日月状のトリガーと、レシーバー一体型のトリガーガードが付いています。

グリップはこんな感じで、MAGPUL MOE K2+タイプの無刻印グリップが付いています。
本来なら表面にラバーコーディングが施されているグリップですが、本製品は単なる樹脂グリップでデザインがMOE K2+っぽくなってるだけです。

レシーバー後部には20mmレールが付いており、各種ストックを取り付けることが出来るようになっています。

付属のミニマリストタイプストックを取り付けるとこんな感じになります。
長い銃なので、ミニマリスト・ミニよりもミニマリスト・プラスの方が似合う気がします。

ストックを折りたたむとこんな感じ。
折りたたみ時も干渉することなく、ちゃんと畳めます。

箱出し状態の初速と発射サイクル、作動性について

という訳で、箱出し状態での初速と発射サイクルを測っていきます。
検証に使用しているガスはHFC134A、BB弾は東京マルイ 0.20g 樹脂弾です。

まずは常温(27.6度)の状態から。
初速は80m/s程度から始まり撃っていくと初速が下がっていき、78m/s、77m/s程度になります。

この状態でもボルトはキビキビ動作し、ボルトストップもしっかり掛かります。
強いリコイルはありませんが、しっかり動いています。(東京マルイ M4 MWSと同程度のリコイル感と作動性)

マガジン温度を35.8度まで上げた状態だと初速は80m/s後半位まで上がり、ボルトの動作速度もかなり上がり、いい感じのリコイルが出ます。

ボルトの重量はそんなに重くはないので、肩を打撃するような強いリコイルではありませんが、ガスブローバックライフルとして十分満足出来るリコイル感は得られると思います。

最後に、マガジン温度を45.5度まで上げてみました。
この温度まで上げると初速は90m/s前半まで上がります。
安全マージンとしては十分に取られていると思うので、これなら夏場でも安心して使えそうですね。

マガジン温度40度程度の状態での発射サイクルはこんな感じ。
元気な状態だと毎秒14発を超えたサイクルになり、マガジン温度が下がって来ると11発程度まで落ちるようです。
マガジンが冷たくなってもフルオート自体は使えるので、安定感は良い方だと思います。

動作の様子はこんな感じ。
こちらはマガジン温度27度程度の状態での動作ですが、セミオート・フルオート共に快調に動きます。

先日ファスガンに行ってきた時に使ったので、その時の動作も乗せておきます。(ゼロインターゲットに向けて撃っています)
使用ガスはCO2(38gテトラボンベ)でサンプロジェクト製レギュレーターを使って0.5mpaで動作させています。

チャージングハンドルの操作や動作中にチャージングハンドルがガシャガシャ動く感じとかが伝わると思います。
こういう可動部が分かりやすい物は動画映えしますし、動かしていてかなり面白い銃です。

テイクダウンして軽く中身を見ていきます

テイクダウンしてハンマー周りやボルト周りなどを軽く見ていきます。

まずはロアレシーバーに付いているハンマー周りはこんな感じ。
トリガーボックスは赤いアルマイトが施されているアルミ製で、MWSのZシステムをコピーしたような仕様になっていますが、ディスコネクターとフルオートシアーがかなり特殊な形になっており、一部パーツはMWSとの互換性は無さそうに思えます。

トリガーボックスの前側まで伸びる特徴的なディスコネクター
基本的な形状はMWSの物っぽい

ボルトはこんな感じで、テイクダウンした状態でボルトを引き、コッキングハンドルを外せば抜けます。

ボルト本体はこんな感じで小さなボルトと2本のリコイルスプリングという構成で、ダンパーは無し。
かなり特徴的な構造をしており、パット見MWSと互換性がありそうな部分はせいぜいローディングノズル位かな?といった所(実際に互換があるかどうかは分解レビュー時にちゃんと調べます)

ボルト上部
ボルト底部

構造的にはMWSのそれとよく似ており、ローディングノズル用のダンパーであるボルトキャリアキーも特殊な形にはなっていますが搭載されています。
MWSコピー系ではボルトキャリアキーが破損することがよくあるので、本製品は大丈夫かな…と少々不安です(試射で100発程度、先日行ってきたファスガンで5気圧動作の外部ソース運用で2000発以上撃ってますが、今のところは大丈夫そうですが…)

HOP調節ダイヤルはこの通り、MWS純正と非常によく似ています。(互換もありそう?)
樹脂製のダイヤルが付いており、操作感などは東京マルイ MWSよりもちょっとクリック感が弱いかな?といった感じ。


という訳で、Salvo Precision BRN-180S GEN2 GBBR JP Ver.のレビュー記事は以上になります。
後日、分解レビュー記事を書いたり、調整出来る箇所があれば調整したりとかもやっていく予定です。

Salvo Precision BRN-180S GEN2 GBBR ガスブローバックライフル (Deluxe Edition/JP Ver./RealMarking)【同梱不可】をミリタリーショップ H.T.G.で購入するhttps://www.hercules-gear.jp/shopdetail/000000035276/