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B&T Air/ARCHWICK APC9 PRO AEGを、とりあえず有り物のパーツで弄っていきます

記事作成日:2025年10月2日

開封レビュー分解レビューを行ったB&T Air/ARCHWICK APC9 PRO AEG JP Ver.ですが、とりあえず有り物のパーツで弄っていきます。

分解レビュー時にも触れますが、純正状態で割と品質の高いパーツが使われており、これと言って絶対に交換しないといけないような部品は無いので、使い回せる物は基本的に使い回す形で弄っていきます。

最終的にはちょっとパーツ足して最終的な調整を行う予定なので、当記事はその前段階の調整記事になります。

ピストン・シリンダー周りの調整

まず、ピストンに関しては基本的には純正パーツを流用しつつ、ワッシャーでAOE調整を行うだけに留めました。

見た感じパーツ自体に大きな問題は無いですし、ラックギアも予めバウンド対策が施されている物なので特に調整はしなくても良いかなと。
組み込んだワッシャーは厚さ1mmを2枚、ピストン重量は純正状態から3gプラスされて37gになりました。

純正シリンダーのシリンダー容量はバレル長に対して過多すぎるので、シリンダーは加速量の多い物に変更しました。
真鍮製の加速シリンダーです。

これでピストン重量を活かしたエアーの圧縮が出来るでしょう。

また、シリンダーのサイズに合わせてOリングは適切なサイズを選択。
まだG.A.W.製のFRUS-Oリングの在庫があるので、この中から選びました。

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安かった時代にまとめ買いしておいたOリングですが、かなり減ってきましたしサイズの偏ってきたのでそろそろ別のOリングを用意しないと…。

尚、AOEはこんな感じになりました。
もっとドンピシャなAOEは出せますし、ラックギアがガッツリカットされてるのでもっとしっかりスペーサーを入れても良さそうな状態ですが、まあこんなもんでも良いでしょう。

ノズルとタペットプレートについて

ノズルとタペットプレートに関しても純正パーツをそのまま使用します。
箱出し状態で特に吸気や給弾周りの問題は無さそうだったのと、セクターギアのセクターチップを外すのが難しかった(かなりしっかり圧入されていて中々抜けなかった)ので、この辺りのセッティングは変えない事にしました。

尚、念の為セクターギアが回った際のタペットプレートとピストンの動きは確認しておきました。
自分は普段セクターチップを使わない上に、カットされたタペットプレートと組み合わせた事なんて無いので、どういう挙動になるのかを確認しておきたかったです。

まず、タペットプレートが後退し始めるタイミングでは、まだピストンとセクターギアの間は広く、ピストン後退までの時間はそれなりにありそうな状態です。
セクターチップのお陰でかなり早めにノズルの後退が始まる感じですね。
タペットプレートが8〜9割程後退したタイピングでセクターギアとラックギアがぶつかります。

タペットプレートが下がりきったタイミングではピストンの後退はまだ3割程度、タペットプレートが前進するタイミングでもまだピストンの後退は7割程度です。
このタペットプレート解放タイミングなら相当ギアが速く回っても余裕がありますね。

ラックギアの最後の歯にセクターギアが当たったタイミングではセクターチップは真反対の位置に来ます。
その後、プリコッキング設定をギリギリで行えた場合、この状態でセクターギアは停止する事になるので、しっかりノズルが前進しきった状態でギアを停止させる事が出来ます。

ギアについて

ギアも純正の物をそのまま使います。
箱出し状態でカスタムギアのような品質の物が組み込まれている上に、ギア比も18:1と使い勝手の良いギア比ですし、今回は極端はローサイクルやハイサイクル設定にするつもりも無いので、純正のままで問題無いと判断しました。
尚、シムはいつも使っているYOKOMOのシムセット(0.13mm/0.25mm/0.50mm)を使用。

シム調整はいつも通りざっくり調整です。

トリガー周りの調整

トリガーに関してはトリガーの初期位置とマイクロスイッチが押されるタイミングをプラ板を使って調整しました。

尚、トリガーの初期位置に関してはセーフティカバーの都合上あんまり動かす事が出来なかったです。
というか、押す側にプラ板を貼ったなら、初期位置のプラ板は貼る必要ほとんど無かったかもです。(結局0.1mm位しか動かせなかった)

電子トリガーも純正のまま。
また、トリガーにガタツキがありちょっと気になったので、シムを入れてガタ取りをしました。
これもギアの調整で使用したYOKOMOのシムセットを使用しています。

メカボックスを組み上げていきます

という訳で、ギアやピストンなどにグリスを塗布して組み上げていきます。
グリスは全てG.A.W. Gグリースを使用しています。

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ピストンスプリングは当初東京マルイ純正と同等か、ほんの僅かに硬い程度のスプリングが丁度良いかなと思い、それに相当する硬さのスプリングを入れようと思っていたのですが、丁度良い硬さの物が手元の在庫が無くて仕方なく柔らかいスプリングであるG.A.W. Anti Shrink Spring 90%を入れました。
東京マルイ スタンダード電動ガン M4用と比較して90%の硬さの等ピッチピストンスプリングです。

そう言えば最近スプリングの補充もしてないですし、使い勝手の良い硬さのスプリングはどんどん無くなっていくので、ピストンヘッドのOリングと同様にこれもそろそろ補充しないと…。

それにしても、こういう時にQDスプリングガイドじゃないメカボックスは面倒ですね…。

スプリングガイドに関しては、純正の耳なしタイプのスプリングガイドを使用する理由が見当たらなかったので、普通のVer2用スプリングガイドに変更しました。
また、今回はピストンにもスプリングガイドにもスラストベアリングが付いていないので、滑りが良くなるようにスペーサーを2枚入れました。
スペーサー同士にも薄くグリスを塗布し、スプリング圧縮時に滑るようにしました。

これも次の調整時にスラストベアリング付きのスプリングガイドに交換しようかなぁ…と思っています。

これで暫定的ではあるもののメカボックスのセットアップは完了です。
そのうちスプリングは当初の想定通りの硬さの物を組み込もうと思うのですが、直近でBB弾を撃って遊ぶ機会が無さそうなので、暫くはこれでも良いかなと思っています。

一旦メカボックスを閉じて、グリップとモーターだけを取り付けた状態で動作テストを行いました。

今回、スプリングを柔らかくしているので11.1V LiPoではなく7.4V LiPoを使用しています。
純正状態と比べると多少ギアノイズはマシになっていますが、まだちょっと調整の余地がありそうな気がしています。

当たりの良いピニオンギアに交換する事でより良くなるとは思いますが、モーターも交換しようと思っているので、その時にやろうと思います。

バレル周りの調整

続いて、バレル周りを弄っていきます。

純正のHOPパッキンをそのまま使っても良かったのですが、今回はだいぶ昔に購入して余らせてたMaple Leaf MR.HOPの60度を使用しました。
シリコン製のHOPパッキンで、Rホップのような面押しの凸形状が特徴の製品で、過去にも何度か使った事のあるHOPパッキンです。

Maple Leaf MR.HOP シリコン ホップアップパッキン 60° for AEGAmazonで購入する

インナーバレルはそのまま純正の物を使用します。
純正バレルのHOP窓は元々広めなので、MR.HOPを無加工で使う事が出来ました。

HOPアームやHOPテンショナーは純正のままにしました。
MR.HOPとΩHOPテンショナーの組み合わせはあんまりやらないので、今回試してみます。

ノンHOP状態では全く突起が出ない状態、HOPを強くするとかなり大きくHOPが飛び出す仕様になっています。
これなら軽量な弾から重い弾まで幅広く使えそうです。(軽量とは言ってもHOP形状の仕様上0.20gとかはちょっと難しいかもですが)

また、一応HOPパッキンの口があまりに大きく給弾ルート側に飛び出していないかどうかの確認も行いました。
若干飛び出していはいますがコンマ数ミリ出ている程度で収まっているので、これなら巻き込みも起きにくいでしょう。

最後に、バレル先端にはガタ取り用のポリイミドテープを巻きました。
ポリイミドテープを1周巻いてちょうどよいサイズになったので、アウターバレルとインナーバレルの寸法差はほんの僅かな物でした。

14mm逆ネジ化対応

この銃は追々ファスガンでも使用しようと思っているので、マズルを14mmネジにしたかったので、『DOUBLE BELL ハンドガンシリーズ対応 12mm逆ネジ→14mm逆ネジ変換 サイレンサーアダプター』を買ってきました。
こちらは12mm逆ネジのオスと14mm逆ネジのオスが付いているアダプターです。

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取り付けるとこんな感じ。
ファスガンで遊ぶ時は14mm逆ネジ仕様で、BB弾使う時は3ラグハイダーを使うという使い分けが出来ます。

最終的な動作チェック

ロアレシーバーにメカボックス、バレル周りを組み立てて再度動作チェックをします。
この状態であればチャンバーも固定されている状態になっているので初速チェックも行えるようになります。

尚、7.4Vでもプリコッキング設定を使う事でレスポンスはかなり上がります。
プリコック設定状態のピストンの動きはこんな感じ。

アクティブブレーキが付いておらず、少し柔らかいスプリングが入っている事もあり停止位置は若干の前後がありますが、まあ許容範囲内かなと思います。

マガジンのダミーカートの色を変えました

試しに、マッキーのゴールドでダミーカートを塗ってみました。
これだけでも真っ黄色のダミーカートよりかは幾分マシになりますね。

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ダミーカートの色を塗ったマガジンと、純正マガジンを比べるとこんな感じ。
もっと真鍮らしい濃い金色にすれば、よりダミーカートらしくなるかも知れないです。

左が塗装済み、右が純正状態

アッパーレシーバーやストックの組み立てと初速・サイクルのテスト

という訳で、アッパーレシーバーやストックなどを組み立てました。

尚、マズルの14mm逆ネジ部はこんな感じ。

初速は東京マルイ 0.20g弾を使用して73m/s後半〜74m/s前半程度とかなりおとなしめ。
発射サイクルは7.4Vで14.3発と結構ゆっくりめでした。

尚、7.4Vを使っていても純正モーターがかなり発熱する事が分かったので、モーターは変えようかなと思っています。

せっかくなのでブラシレスモーターでも組み込んで見ようかなと思います。
バッテリーは引き続き7.4Vを使うつもりではいますが、回転数の遅いブラシレスモーターを使って11.1V動作も有りかなとも思っています。