
VFC AR15系GBBをHPA化したカスタムガンのレビュー(Wolverine Airsoft INFERNOカスタム/BLINC及びAceTech Bi-Frostのレビュー)
記事作成日:2026年2月5日
VFC/Cybergun Colt M733 V3 GBBRをHPA化したカスタムガンをOverkill@苺屋様からお借りしたのでレビューしていきます。

こちらの製品はガスブローバックライフルであるVFC M733にWolverine Airsoft INFERNOをカスタムして組み上げたユニットである『ATLATL』を組み込み、トリガーボードにはWolverine Airsoft BLINCを組み込んだ製品になります。
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マズルにはWolverine Airsoft BLINCと連携する事が出来る、BLINC付属のトレーサー、AceTech Bi-Frostが付いています。(Bi-FrostはBLINCの付属品)
尚、インナーバレルとHOPパッキンは汎用的な電動ガン互換となっており、好みに応じて色々なHOPパッキンやインナーバレルなどを組み込む事も出来るようになっています。
※チャンバーはMTW用のチャンバーが組み込まれています。


ATLATLについて
ATLATLはOverkill@苺屋様が作成するVFC GBBレシーバー及びMTW用のカスタムユニットで、Wolverine Airsoft INFERNO Gen2をベースに、ハウジング(ABYSSハウジング)やローディングノズル、6mmホース取付基部などがカスタマイズされています。
主に、サンプロジェクト製レギュレーターなどの国内用のガス圧(0.5Mpa)での動作に最適化されています。


ローディングノズルはステンレス製でΦノズルのような形状をしています。

製品の特徴としては、
- INFERNOと比べて低圧での安定駆動が可能
- ガスルートを見直す事により瞬間的な放出量の増加(ガスの消費量が増える訳では無い)
- 広いセッティング幅でショートバレルからロングバレルまで様々なインナーバレル長に対応させる事が出来る
- ノズルの動作の高速化に伴いINFERNOと比較してフルオートの安定性向上かつ発射サイクルを上げやすくなった
- Φノズル形状を採用する事により停弾位置の安定化
といった感じの製品です。
BLINCについて
Wolverine Airsoft BLINCはMTW用のトリガーボードとAceTech製トレーサー『Bi-Frost』がセットになっている製品で、BLINCはスマホアプリと連携する事でFCUの設定をスマホから操作する事が出来ます。
また、AceTech Bi-Frostの連携も行う事が出来るようになっています。


また、技適もしっかり取られているので安心してBluetooth連携を使用する事が出来ます。
アプリ連携はバッテリーを接続した状態でセレクターレバーをSAFEにする事でペアリング作業を行う事が出来ます。

ペアリング操作は画面の説明通りに行えばスムーズに行う事が出来ます。
この操作を行う事で、BLINC及び後述するBi-Frostを接続する事が出来ます。


とりあえず、アプリ連携後に新しいファームウェアがある事が分かったので、ファームウェアアップデートを行いました。
当記事ではアップデート後のファームウェアバージョン、1.006の状態で紹介していきます。


アプリ上では各種設定を行う事が出来ます。
最近の電子トリガーユニットでは標準となりつつあるアプリ連携機能ですが、アプリを使う事で従来のようにビープ音やLEDの点滅などを見ながら設定するよりも圧倒的に簡単に、設定内容を確認しながらの設定が行えるので、かなり便利です。

画面上部ではメニューの操作の他、弾速計測結果の表示、ボルトリリースボタンのON/OFF、バッテリー電圧表示が行えます。
こんな感じで、Bi-Frostによって計測された弾速チェックの結果がリアルタイムでアプリ上に表示されます。
尚、写真はBi-Frostの結果がアプリ画面上に表示され、AC6000 MKⅢ BT上の結果も一緒に写していますが、異なる機器で計測しているので若干の誤差は存在します。
ただ、1m/sを超える程のズレが起きる事は無さそうで、だいたい±1m/s程度に収まっている感じでした。

セレクターレバーが書かれている部分はそれぞれSEMIポジションとAUTOポジションの設定をそれぞれ行う事が出来ます。
ROFでは発射サイクルを設定する事が可能で、毎秒1〜50の間で調節が可能です。(セミオートやバイナリトリガーなど、単発射撃のモードでは無効)
MODEはそのセレクターポジション時にどういうモードで射撃を行うかという設定で、セミオートの他2〜10点バースト、バイナリトリガー、DMRモード(撃った後ディレイが発生するモード)、フルオートなどの設定が行えます。
また、画面下部のDWELLでは電磁弁の開放時間(恐らくマイクロ秒)を設定する事が出来ます。

メニューからはトレーサーの機能を変更する事が出来ます。
このメニューで『Chronograph』をONにすると、トレーサーを弾速計として使う事が出来るようになります。

ちなみに、トレーサーとのペアリングを行っていない状態やトレーサーの電源が入っていない状態だと「No Tracer found」と表示されます。

メニューから選べる『AUTO TUNE』という機能が非常に便利なので、こちらも紹介します。
この機能を使うと、トリガーを引いている間は1秒間隔で射撃が行われ、もっとも安定して高初速を出せる電磁弁の放出時間の設定をやってくれます。
開放時間を見てみると長い時間から少しずつ放出時間を絞っていている事が分かります。
AceTech Bi-Frostについて
BLINCに同梱されているAceTech Bi-Frostに関しては単体販売されている物と差は特に無く、これ単体で使用する事も可能です。(単体で使用する場合はAceTechのアプリを使用する)
日本語に対応した説明書も同梱されているので、困る事は無いと思います。



トレーサー本体尾はこんな感じで、ギザギザした装飾が付いている小型なサプレッサーサイズのトレーサーです。

基部は14mm逆ネジに対応し、マズル側にはLEDやリフレクターなどのマズルフラッシュやBB弾を光らせる為の装置が付いています。


基部側を外すとUSB-Cの充電ポートや設定・電源ボタンが確認出来ます。


Wolverine Airsoft製の電磁弁ユニットが搭載されている為、レシーバー側はWolverine Airsoft MTWと良く似た形になっています。
これらのデバイスとスマートフォンとでアプリ連携を行う事が出来ます。(こちらはAceTechのアプリを使用)

トレーサーの設定画面ではそれぞれトレーサー機能の設定、マズルフラッシュの設定と弾速計を使う事が出来ます。

トレーサー設定では、ノーマルとスナイーパーモードの切り替えが出来ます。
ノーマルでは常にBB弾を光らせる事が出来ますが、スナイパーモードでは指定した弾数に1発だけ光らせるとか、そういう事が出来ます。

マズルフラッシュの設定の設定はこんな感じで、光らせ方と色を選ぶ事が出来ます。
めちゃくちゃ設定豊富で、プロファイルに保存する事も出来ます。

ちなみに、こんな感じで凄い明るさでビカビカ光ります。
好みの明るさや色等に調整して、好みの光らせ方をするのが良いでしょう。
弾速計モードはこんな感じで、AceTeach製の弾速計測(AC6000 BTなど)と同じような感じで弾速の履歴を確認したり保存したりする事が出来ます。

ATLATLが組み込まれたVFC M733の仕様について
最後に、ATLATLが組み込まれたVFC M733の仕様を紹介します。
まず、ボルトやハンマー、バルブノッカーなどのパーツは全て取り外されています。
アッパーレシーバーには電磁弁とガスタンク、ローディングノズルが一体型になった電磁弁ユニットが組み込まれており、ロアレシーバーにはトリガー・セレクター基板が組み込まれています。

Wolverine Airsoft MTWを見たことがある人なら分かると思いますが、MTWそっくりな仕様になっています。
お借りした製品はグリップ底部からホース(6mmホース)を出し、ストックチューブ内部にバッテリーを収納するオーソドックスな仕様になっています。
尚、当記事ではグリップから飛び出しているホースにサンプロジェクト製レギュレーターを取り付けて動作チェックを行っています。(ガスタンクは38g テトラボンベ)



尚、マガジンはMTW用マガジン及びスタンダード電動ガン用マガジンが使えます。
MTW用マガジンを使用する場合、最終弾検知(ボルトストップ機能)を使う事が出来ます。


マグウェルにそれぞれのマガジンを挿すとこんな感じ。
スタンダード電動ガンのマガジンには多少の寸法差があるので全てのマガジンが使えると断言する事は出来ませんが、よほど太いマガジンじゃない限りはだいたい使えると思います。


ちなみに、本製品の給弾ルートにはBB弾の弾ポロ防止機能が付いておりマガジンを抜いても給弾ルート内に弾が数発残ります。
残った弾を抜くには写真赤矢印部のレバーを押す必要があります。

初速は冒頭で紹介した「AUTO TUNE」で設定した値でだいたい85m/s前後。※東京マルイ 0.20g樹脂弾を使用
ATLATL自体が外部ソースレギュレーターの個体差を考慮し、かなり安全マージンを大きめに取ったセッティングになっている事から初速はかなりマイルドな感じになっています。
初速に関しては銃のバランスと好みのセッティングに合わせて調整する事が可能です。

WRAITH Xについて
尚、オプションとしてWolverine Airsoft WRAITH Xを取り付ける事が出来ます。
このストックチューブを取り付ける事で、ストックチューブ内に12g若しくは33g CO2ボンベを入れる事が出来るようになります。


このストックを使用する事でホースを伸ばす必要が無くなり、スマートになります。
尚、WRAITH Xの後部には大型のキャップが付いているのでストックを限界まで縮めるとキャップ部分が飛び出します。
その為、ストックは1段階下げた状態からでしか使う事が出来なくなるので注意が必要です。

リアル仕様ボルトリリースボタンとトリガーについて
標準モデルだとボルトリリースボタンとトリガーはWolverine Airsoft MTW準拠の物が付いていますが、よりリアルな形状にするボルトリリースボタンとトリガーも用意されています。
ボルトリリースボタンはこんな感じで、純正状態だとオリジナルデザインの形状ですが、オプションでColt純正準拠の形状にする事が出来ます。


トリガーはこんな感じで、肉抜き付きのストレートトリガーが純正ですが、三日月状のトリガーもオプションで用意されています。


という訳で、VFC AR15系GBBをHPA化したカスタムガンのレビューは以上になります。
今回レビューしたような、カスタムコンプリート品だけではなくMTW用のカスタムパーツ、INFERNOのカスタムなどで使えるパーツ単体(ABYSSなど)も行っているとの事で、詳しくはOverkill@苺屋様にお問い合わせ下さい。
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