
ファスガン専用のVFC UMP 45 GBBを作りました
記事作成日:2026年3月23日
6年前に友人からVFC UMP9とUMP45用マガジン、亜鉛ボルトなどを買い取り、弄った後長らく放置していました。

という訳で、今回はこのVFC UMP9をベースに、ファスガン専用機を作っていきます。
もうBB弾発射させる気も無いので、完全にファスガン専用機として弄っていきます。
ボルトについて
という訳で、まずはVFC純正の亜鉛ボルトを弄ります。
亜鉛ボルトはどうやら45ACPの物しか無いので、必然的にUMP9はUMP45になります。
VFC UMPはリキッドチャージマガジンでもかなり安定性の高い動作をしてくれる製品ですが、ファスガン専用機として使うなら外部ソースにして燃費とか殆ど気にせず運用する事になるので、思い切ってボルトをかなり重くします。

亜鉛ボルトの重量はノズルなどを取り外した状態で334gになります。

この状態でもソコソコずっしりとした重量感があるのですが、UMPの亜鉛ボルトには肉抜き穴のようなL字状の空洞が左右に存在するので、ここに鉛玉を入れてエポキシ接着剤で固めます。
鉛玉は2mmの物を使用、エポキシ接着剤はロックタイト クイックミックスを使用しました。



まず、接着剤を穴に流し込んだ後、鉛玉を入れ、隙間が出来ないように棒状の物で押し込み、その後エポキシ接着剤を流し込み鉛玉を入れるといった感じで、サンドイッチさせるような形で流し込んでいきました。
これで334gのボルトが405gに増えました。(71g重量UP)


続いて、ローディングノズルもちょっと手を加えます。
ファスガン専用機として使うにあたって、ノズル側に流すガスは少なくて良い(ファスガンデバイスが検知出来れば良い)ので、フローティングバルブの後ろ側に接着剤を盛ってノズル側に流れるガスを減らしました。
組み立て後の調整も不要なので、NPAS加工みたいな面倒くさい事はしてません。


また、ボルトに付いているガスカットタイミングの調整バーは、ボルト後退後直ぐにカットされる位置にしています。
一通りのパーツを組み立てたボルトの重量は425gになりました。
かなりずっしりした重量になっていますが、スチールボルトの500gオーバーよりかは軽いですね…。

尚、リコイルスプリングに関しては硬くした物も試しましたが、純正の柔らかい状態の方が勢い良くボルトが後退して、こっちの方がリコイルが強く感じられたので、リコイルスプリングは純正の物を使う事にします。
バレル・チャンバーについて
バレルやチャンバーに関しては、今回ファスガン専用機として運用するにあたって大幅な仕様変更を行いました。
まず、インナーバレルですがこれを排除して細い真鍮パイプ(外径5mm、内径4mm)に変更しました。
ファスガンで使うなら、センサーを検知させる為のガスさえ通れば良いですからね。
また、アウターバレルとのクリアランスを詰める為に、ビニールテープを先端に巻きました。


アウターバレルに関してはファスガンのマズルデバイスを取り付ける為に14mm逆ネジ化する必要があります。
サードパーティ製のアウターバレルの使用も検討したのですが、そんなにお金を掛けたくなかったので、今回は純正アウターバレルの加工を行う事にしました。
しかし、自分が持っているのはUMP9の細身なアウターバレルで、45ACP仕様にするにはバレルが細すぎて違和感…というのと先端に14mmネジを設ける加工が面倒くさかったので、アウターバレル自体を根本からぶった切って、バレルエクステンションを固定する仕様にしました。


UMP9のアウターバレル外径は13mmなので14mmのバレルエクステンションの内径とほぼドンピシャなサイズなんですよね。
バレルの外側のアルマイトをリューターで雑に削って、エポキシ接着剤(セメダイン ハイスーパータフ)を塗り、125mmのバレルエクステンションとくっつけます。
セメダイン ハイスーパータフは非常に高い引張せん断強度を持つ製品になります。


接続部のエポキシ接着剤の白色が目立つので、ここはインディ ブラックパーカーを使って塗装しました。

という訳で、大幅な仕様変更を行ったアウターバレルとチャンバーを組み合わせます。



組み立てして動作させた後にあまりにリコイルが強くてファスガンデバイスを固定する事も加味すると少し不安になったので、念の為M4のイモネジを2箇所に追加しておきました。
イモネジは外すつもりも無いので、エポキシ接着剤で固めています。


アッパーレシーバーに組み込むとこんな感じで、マズルの14mmネジの位置は丁度いい感じの位置になりました。


組み立てとロアレシーバーの仕様について
という訳で、VFC UMPを組み立てていきます。
グリスを塗布しつつ、ボルトとリコイルスプリングを取り付けただけですが…。

尚、ロアレシーバー側は特に弄っていませんが、ハンマースプリングのみ片側だけ引っ掛ける仕様にしています。
VFC UMPのハンマースプリングは硬すぎて、両方引っ掛けておくと作動性が悪くなるだけですからね…。


という訳で、ファスガン専用機となったVFC UMP45の本体はこれで完成です。

マガジンの外部ソース化について
続いて、マガジンの外部ソース化も行っていきます。
いつも通り、マガジンの側面に穴を開けて外部ソース化をしていきます。

ガス容量の大きなマガジンにサンプロジェクト製レギュレーターを繋げて使用する場合、ガスの供給が追いつかなくなる事があり、作動性が悪くなる事があるので、マガジン内部のガス容量を減らす為に切ったスポンジを詰め込みました。
また、BB弾を発射する機能自体を無くしている為、不要になるフォロワーや最終弾検知のレバーなどを一通り外した状態で組み立てます。
フォロワーも外している理由は、常に空打ちで撃てるようにする為です。


マガジンのインナーに空けたネジ穴に、いつも外部ソースマガジン用に使っているPISCO POL6-M5Mを取り付けます。


これでUMPの45口径マガジンが外部ソース化出来ました。


マグネットの設置
ファスガンのマニュアルリロード用磁石をどうするのかちょっと悩んだのですが、マガジン上部の窪みを少し削り、そこにネオジウム磁石を貼り付ける事にしてみました。
少し削ってあげないとネオジウム磁石が飛び出してしまう状態だったので、削りました。


ネオジウム磁石はマガジンの外側にテープなどで貼り付ける方法の他に、マガジン内部に仕込む方法があるのですが、本製品はマガジンアウターがかなり肉厚なので内部に仕込んだ場合内部磁気センサーが正常に動作するか分からなかったので、このような方法にしてみました。
尚、固定はエポキシ接着剤を使用、接着後塗装もしておきました。
どうせ使ってればマグウェルと擦れてそのうち剥がれちゃうでしょうけど…。


動作について
という訳で、VFC UMP9をベースに、UMP 45のファスガン専用機化カスタムを行いました。

動作はこんな感じで、5気圧(厳密には4.5気圧)動作であっても、400gオーバーのボルトが勢い良く動くので凄い激しいリコイル生まれます。
VFC UMPのブローバックエンジンはかなり優秀なので、外部ソースの安定さとも相まって、作動性はかなり高いです。
両手で保持した時の様子と、サイトピクチャーはこんな感じ。
揺れの強さがよく分かると思います。
という訳で、こちらのUMPは今度の廃病院ファスガンか廃校ファスガンの方で使ってみようと思います。
