WE KATANA M4A1の分解 メカボックス編
記事作成日:2013年12月14日
タイトルを「ギアボックス」か「メカボックス」にするかちょっと悩んだのですが、メカボックスとしておく事にしました。
という訳で、WE KATANAのメカボックスを分解してみました。
前回はシリンダーを分解しましたが、その続きです。
と、分解を初めて早速トラブル発生。
フレームからメカボックスを取り出すまでの手順はマルイVer2と殆ど同じだったのですが、何と、ミニタミヤコネクタが突っかかって、バッファーチューブを固定するパーツが外れないという状態に・・・。
バッファーチューブを固定する器具に穴が開いており、そこに銅線が通っているのですが、穴が小さく、タミヤコネクタなんて物理的に通らないのです。
多分、組み立てる時、組み上がってからタミヤコネクタを取り付けたんだろうなぁ・・・。
まあ、このタミヤコネクタは元々交換するつもりだったので、ぶった切ってメカボックスを取り出す事にしました。
という訳で、これがKATANA M4のメカボックスになります。
セレクタープレートがかなり特殊な形状になっています。
マルイ互換は無さそう。
セレクタープレートがSAFE位置に動く事によって、プレート後部に連動しているレバーが下に押し下げられて、逆転防止ラッチを解除する仕組みになっています。
写真左側がSEMI位置、右側がSAFE位置です。
反対側にはWEの刻印が。
刻印上にあるレバーは、ダミーボルトをボルトストップ状態にする為の器具です。
メカボックスを開けるとこんな感じ。
ICSの分割メカボと違って開けた瞬間にトリガーが吹っ飛ぶというアクシデントが無かったので良かったです。
最初からガチガチにシム調整がされているんですが、軸受けが銅製らしくガッツリ削れてました。
軸受けは指で押したらあっさり取れました。
圧着すらされてない・・・だと・・・?
↑上部中央の軸受けの下側がガッツリ削れてますが、これはスパーギアの痕跡です。
他にも全体的にシム調整の痕跡がガッツリ残ってます。
尚、軸受けは8mmでした。
これはそのままじゃ厳しいので、余ってたSHSの8mmのボールベアリングを使うことにしました。
試しにメカボックスに入れてみたら、そのままピッタリ収まりました。
ギアはこんな感じ。
ギアはマルイ純正とおなじ18:1でしたが、セクターギアは13枚しか歯がないですし、ベベルギアもすこし特殊な形状(逆転防止ラッチの歯が8枚あって、彫りが深い)なので、ちゃんとした互換があるかどうかは不明。
セクターギアに関してはセクカすれば使えるかなと思います。
カットオフレバーはVer2まんまっぽい感じです。
スイッチはまだ数発しか撃ってないのに、既に先端が若干焦げてるカットオフスイッチ
先ほど紹介した特殊形状なセレクタープレート。
素材はプラスチックっぽい感じの素材です(ABSとかかな?)
という訳で、メカボックスの分解はこんな感じです。
とりあえず、軸受けとスイッチアッセンブリーは交換する事に決定しました。
これからの調整が楽しみだ。
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