VFC 電動ガン MP5の3点バースト機構が破損する問題について【続報】
記事作成日:2014年7月1日
先日、「VFC 電動ガン MP5の3点バースト機構が破損する問題について」という記事を書いたのですが、この3点バースト機構が破損する本当の原因が分かりました。
結論を言うと、「下手に逆転防止ラッチを解除すると折れる」です。
VFC MP5のメカボックスには分解時に後退した状態のピストンが勢い良く動いたり、ピストンスプリングが飛び出さないいようにする為に逆転防止ラッチを解除する為の穴が設けられています。
赤丸の部分ですね。
ここの細い棒を突っ込んで、逆転防止ラッチを押してやるとギアが逆回転してピストンを前進させてくれるのですが、これが問題でした。
逆転防止ラッチを解除する
↓
セクターギアが逆回転する
↓
セクターギアのノッチがカットオフレバー(3点バースト機構)に干渉する
↓
カットオフレバーの突起に本来とは違う方向(逆方向)から力がかかる
↓
カットオフレバーの突起が折れる
という事でした。
通常のメカボックスと違いVer.8のカットフレバーは細い棒がチョコンと付いているだけなので、逆方向から力が掛かるとポッキリ折れてしまうんですね・・・。
どうりで分解する前は普通に動いてるのに、分解したら折れてる事が発覚するわけだ・・・。
分解するまでは折れてないんですから・・・。
ちなみに、これの解決策は2つあると思います。
1.フルオートを使って、ピストンが完全に前進している状態になるように動かしてから分解する
2.カットオフレバーを後退させた状態(カットオフされた状態)で保持しながら、逆転防止ラッチを解除する
まあ、個人的には2が良いと思います。
とりあえず、VFC MP5のメカボックスを分解する時は要注意ですね。
===【追記】=========
純正パーツのまま使う分には問題無いのですが、ギアセットをマルイ89式純正に交換する場合は、ベベルギアのみ普通のタイプ(次世代タイプやハイサイタイプではない物)に変更した方が良いです。
次世代やハイサイ、89式で使われているベベルギアと逆転防止ラッチのサイズ大きく、スパーと干渉するため逆転防止が効かなくなる事があります。