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NTSのグリスセットを暫く使ってみて分かった事色々

記事作成日:2014年7月21日

今年の4月に購入して、それ以降、私の弄った銃の多くに使われているNTS製の電動ガン用グリスですが、色々と特徴が分かってきたので、まとめます。
尚、比較対象は東京マルイの純正グリス(シリコングリスと高粘度特殊グリス)になります。
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まず、シリンダーグリス。
私はピストンヘッドのOリングと、シリンダーヘッド、ノズルにこのグリスを塗っています。
マルイで言うとシリコングリスに当たる物ですが、それと比較するとかなり粘土が高いです。
正直、これを単品で使うとピストンヘッドの初速がかなり落ちて、ピストン内圧があまり上がりません(加速シリンダーだと特に)。

ただ、この高い粘度のお陰でグリスが吹き飛ぶ事が少ないので、私はModifyの1000capシリコンオイルと混ぜて使っています。
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割合的には下記の通り

ピストンヘッド・・・NTSグリスが6割、Modifyシリコンオイルが4割。
シリンダーヘッド・・・NTSグリス10割(可動部分じゃないので・・・)
ノズル・・・NTSグリス8割、Modifyシリコンオイル2割

混合させる場合は基本的に最初にNTSグリスをまんべんなく塗った後にシリコンオイルをその上から垂らしていきます。
後は可動部分を手動で動かしていって馴染ませていきます。

ちなみに、ピストンを後退させる為に掘られているメカボックスの溝(この説明で分かるかな・・・)にはModifyの1000cpsシリコンオイルのみ塗っています。
また、ピストンスプリングガイドにもModifyの1000cpsシリコンオイルを塗っています。

とりあえず、こんな所でピストン周りの動きはいい感じになります。

続いて、ギアグリス。
こちらはマルイで言うと高粘度特殊グリスに当たるものですが、こちらもNTSの方がかなり粘度が高いです。
高いと行っても、よく中華ガンに使われてる緑グリスや黄色グリス(グログリス、エイリアングリス等など)よりかは健全な粘度で、私はNTSのギアグリス単品で使っています。
ただ、このギアグリス、塗った直後は良いんですが、暫く使うと物凄いグロテスクな色に変色します。
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↑黄ばんだNTSギアグリスが付着しているメカボックス

元の色・・・緑がかった黒
変色後・・・黄土色

参考として、NTSのギアグリスの用器も含めて写しています。
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また、この銃は数百発の射撃済みなのですが、それでもスパーギアの表面にグリスが付着し続けている事から粘土の高さがわかると思います。
マルイの高粘度特殊グリスなら、ギアの回転でまんべんなくグリスが吹き飛んでる状態だと思います。

変色した後の見た目は悪いですが、個人的には程よい粘度だと思っています。

という訳で、NTSグリスのレビューはこんな感じです。
まだまだ沢山残ってるので、暫くはずっとNTSグリスを使い続けるつもりです。

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