iPhone 6 Plus対応アプリと非対応アプリの画面表示の違いについて
記事作成日:2014年9月30日
iPhone 6 Plusは、Retina HDという今までより更に高い解像度(1080×1920px)のディスプレイを搭載しており、内部的には1242×2208pxをダウンスケーリングして表示しています。
そういった特殊な処理を行う事もあって、iPhone 6 Plusに対応していないアプリは、iPhone 5
サイズの画面を引き延ばしたような表示になり、せっかくの高解像度画面が台無しな感じになってしまいます。
つまり、iPhone 3GSからiPhone4になり、解像度4倍のRetinaディスプレイが登場して間もない頃のサードパーティアプリと同じような状態です。
例えば、Twitter公式クライアントはiPhone 6 Plusの解像度に対応しているので、このような表示になります。
しかし、同じくTwitterクライアントソフトのTweetbotはiPhone 6 Plusに対応していない為、iPhone 5の画面を引き延ばした感じ(アップスケーリング)の表示にになります。
故に文字や画像がボヤけてしまいます。
この表示の違いはソフトウェアキーボードにも現れます。
iPhone 6 Plusに対応したアプリのソフトウェアキーボード(日本語QWERTY配列)はこのような表示ですが・・・
非対応アプリではキーボードも引き伸ばされて表示され、1つ1つのボタンが大きくなっています。
また、キートップの文字もボヤけている事から、ソフトウェアキーボードもアップスケーリングされている事が分かります。
もちろん、入力した文字もiPhone 6 Plus対応アプリは綺麗ですが・・・
Twitter公式クライアントとTweetbotを比較しましたが、他にもiPhone 6 Plus非対応なアプリは多数あります。
というか、現状AppStoreにあるアプリの殆どがiPhone 6 Plus非対応なアプリでは無いでしょうか。
下記iPhone 6 Plus対応アプリと非対応アプリの比較
今後、iPhone 6 Plus対応アプリが増えていくと思いますが、現状ではiPhone 6 Plusの大きな画面は完全には活かしきれていないような状態だと思われます。