Windows 8.1を仕事で1週間程使ってみての感想
記事作成日:2014年10月7日
先月末、会社のPCをDELLのWindows 7からLenovoのWindows 8.1に変更しました。
購入したマシンはLenovo ThinkCentre M73をカスタマイズした物です。
主な変更点は
CPU・・・Core i7-4770 3.40GHz
RAM・・・8GBx2
ビデオカード・・・NVIDIA GeForce GT620 1GB
1st HDD・・・128GB SSD
2nd HDD・・・250GB HDD 7200rpm
といった所。
予算が15万円までと決まっていたので、予算内に収まるギリギリまでカスタマイズしていきました。
私はWindows 8.1のマシンをちゃんと使うのはこれが初めてで、今まで仕事ではWindows 7のマシンをメインで使ってきました。
Macの操作に慣れている私にとって、Windowsを使うというのは中々面倒なんですがね・・・。
まず、OSのセットアップ完了後真っ先に入れたソフトが下記3つ。
1.AppleK Pro for 8/7 64bit
WindowsでMacのキーボードを使う為のソフトウェアです。
キーボードのドライバでもあります。
私は普段からMacのUSキーボードを使用しており、右commandキーを「かな」、左commandキーを「英数」に割り振っています。
このドライバを使えば、Windowsでも再現する事が可能になります。
また、ファンクションキーへの割り振り等も行えます。
2.MysticThumbs
MacはデフォルトでPSD(フォトショップのデータ)やAI(イラストレーターのデータ)等、Adobe製品のファイルをプレビューする事が出来るのですが、Windowsはそれが出来ません。
このソフトを使えば普通のエクスプローラー上でもPSDやAIデータのプレビュー(サムネイル表示)が行えるようになります。
3.QTTabBar
Windowsのエクスプローラーを拡張するソフトで、名前の通りタブを追加する事が出来ます。
Windows7の時はCloverというソフトを使っていたのですが、どうもWindows 8.1で不安定だったのでQTTabBarを使う事に。
MacではMavericksの時にFinderにタブ機能が付きましたが、Windowsは未だに付かないんですよね・・・。
ちなみに、私はMavericks以前はTotalFinderというアプリをインストールして、タブを使っていました。
やっぱりタブがあると便利です。
というわけで、これら3本は仕事をする上では個人的に必須かなと思ってるソフトです。
特にMysticThumbsは重宝します。
とりあえず、この3本のソフトをインストールした後、もろもろ環境を構築していきました。
そして、環境を構築していく上で非常に面倒くさいなと思ったのがこれ。
Windows 8のスタート画面。
正直、このスタート画面がものすごく使い勝手が悪い。
タッチパネルならそこまで違和感無いのかもしれませんが、マウス操作オンリーだと非常に違和感。
マウスホイールでスクロールすると横に移動するし、プログラム一覧もごちゃごちゃしてて探しづらい。
右上にキーワード検索があるものの、どうやらインストールしたソフトすべてが引掛かかる訳ではない・・・
というより、インストールしたアプリの名前がちゃんと分かってないと使い物にならない。
いちいちアイコンがデカイので、マウスだとよく誤爆しますし・・・。(今はもう慣れたが)
右が従来の設定画面。所謂コントロールパネル。
左がWindows 8の「PC設定」という名前の設定画面。
それぞれ設定可能な項目に違いがあるのが非常に面倒。
基本的にWindows 8から追加になった機能は「PC設定」から設定変更するような感じなのですが、慣れるまでは「この設定はどっからやるんだ?」と探す事が何度もありました。
特に最初WindowsUpdateを手動でかけたいのにどうやってやるのかが分からず・・・。(今まではコントロールパネルから行えたが、どうやらWindows 8からは「PC設定」からじゃないと手動で更新する事が出来ない模様)
それ以外にも色々ありました・・・。
最後に、これは調べたら直ぐに分かった事なのですが、IE11でActiveXプラグインがデフォルトだと使えないという問題。
仕事上、結構ActiveXプラグインって使うんですよね・・・。
IE11でActiveXを使えるようにするには、設定から「ActiveX フィルター」にチェックを入れれば良いようです。
とまあ、色々不満がありましたが、とりあえず慣れたら別に問題なかったです。
問題なかったというより諦めた感じが強いですが・・・。
後、最初は128GBのSSDをCドライブにするのは容量不足かな?と思っていたのですが、意外と問題なかったです。
データ類は全て外部のドライブに移動させたので、CドライブはOSと各種ソフトウェア、フォント位しか入ってない状態になってますが、逆に壊れた時のダメージがこっちのほうが少ないですし、バックアップする際も便利です。
最後に、Windows 8.1の唯一いいなと思ったのが、マルチディスプレイの場合、タスクバーを全てのディスプレイに表示させる事が出来るという所。
これは今まで出来なかった事ですし、割りと便利だと思ってます。
Macはステータスバーは全てのディスプレイに表示可能ですが、Dockは無理ですからね・・・。
総合的にはそこそこ満足です。
今まで使ってたPCより圧倒的にスペック高いですし・・・。
個人的には次のWindows(Windows 10)に期待です。
プレビュー版を触った感じだとWindows 7とWindows 8のハイブリット的な感じ(いいとこ取りでは無いと思う)なので、操作性は大分マシになるかと・・・。